Simple Happy Life

毎日毎日。ごはん作って。ごはん食べて。笑って、怒って、泣いて。そしてまた笑って。そんなフツーの日々の記録です。

重圧。それともプレッシャー

2010年02月14日 | ちょっとしたこと
pressureをリーダースで引いたら「心を圧迫すること、困難」と出てきました。
プレッシャーを広辞苑で引いたら「威圧感、重圧感」とありました。

ということで。相変わらずオリンピックモードですw
全く わかりやすくてごめんなさいsimple mind

スキー フリースタイル モーグルの上村愛子選手。メダル届かず。残念;
彼女は、今回のオリンピックで一番メダルを取って欲しい選手だったの。
よーするにファンなのだダンナさんの賢太郎さんともども。

女優の深津絵里さん似の美人というのもあるけれど(美人好き)
それよりも彼女は顔の相がとても美しいと思うのよ。
骨太な芯をやわらかい笑顔でつつんでる。美相だなぁと

自分のサイコーの滑りで勝ちたかった。でも他の人が上をいっちゃった。
「ちょっと悔しい」
涙を流しながらのインタビューは正直な気持ちがあふれてました。

4年間のすべてがこの一瞬で決まっちゃうんだもん。
自分を支えてくれるたくさんの人たちの想いが自分をとおして顕れるんだもん。
そんな中で、自分の最高のパフォーマンスを。というのはどれほどのものなのか。
わたしのようなヘナチョコ~には考えも及びません

オリンピックのプレッシャーを考えるとき、いつも円谷さんの遺書が浮かんできます。
自ら命を絶ったマラソンランナーの円谷幸吉さん。東京オリンピックの銅メダリスト。
円谷さんはわたしが生まれるより前に亡くなってますが。
あの遺書を初めて読んだとき、わたし大泣きしました。文字通りの号泣です。

家族の一人ひとりに宛てた具体的な感謝の言葉。
「おいしゅうございました」と繰り返されるたびに
「ごめんなさい。ごめんなさい」と繰り返しているようで。
その響きが韻を踏むように美しいからなおさら哀しくて。

あの文章は朗読できないな。きっと泣いてしまうから。

プレッシャーなんて言葉じゃ表せない。人を殺しかねないほどの重圧。
出場する選手の数だけ。彼らを支える人の数だけ。
彼らに破れていった選手の数だけ。彼らを支えた人の数だけ。
それこそ無数の想いがあって。その頂点にオリンピックがあって、金メダルがあるから。

だからそうした想いを背負って戦う選手たちの姿。
自分の持てるものすべてを出し切ろうとする姿に純粋に感動してしまうのだろうなぁ。
上村選手の透明な涙を見ながらそんなコトを考えてました。まるで淡雪みたい。

わたしもひとつひとつ。やっていこう。


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