夕方連絡があった。
私は隣で電話を聞いていた。
娘が朝、亡くなっていた。
なので、お休みを頂きます。
年を聞いたら、30くらい?だそうだ・・。
私は知らなかったのだが、長年入退院を繰り返して
いたらしい。
いつもニコニコしていて、そんな話を聞いたことが
なかったので、驚いた。
そういう話は、ごく親しい一部の人にしか言わないですよね。
最後の時を自宅で過ごしていたのか、
それとも急に悪化したのかわからない。
だが、長い時間の中に、覚悟のようなものはできていたの
ではないかと思った。
悲しいには違いないが・・・・。
覚悟という言葉から、あの方をまた思い出した。
19の時に
「私はもう末期だそうだから、お世話になりました。
ありがとうございました。」と言われた。
息子さんが亡くなって、寂しかったのか
よく呼ばれて色々とご馳走になったり料理を教えてくれた方だ。
その時、私は他の人から聞いて知っていたのだが、
「いえいえ、そんなこと言わないで頑張ってください・・。」
としか言えなかった。
今ならば、
「もっと生きていてほしいですが、もしお別れになるのなら、
こちらこそお世話になりました。本当によくしてくださって
ありがとうございました。けして忘れません。」と言う。
あの時、あの方は覚悟し、受け入れていたのだ。
迷いながら受け入れていくと緩和医師の本に書いてあるようだが、
あの方は受け入れた。
本当にお別れの言葉だった。
最後まで受け入れられない人もいるだろう。
ブログや話を聞く限り、年齢には関係ないようだ。
いずれにしても、辛いことを受け入れるのは非常に難しい。
最後に色々と後悔する人が多いそう・・
私なんて、最後じゃないけど後悔ばかりのような・・・。(´- `;)学び、進め