突然ですが、ジャンクマンって知ってますか?
昔やってた、キン肉マンって漫画のキャラなんですが、
何でもかんでも、「ジャンククラッシュ!」って必殺技で壊すという、
強烈なキャラクターで僕は大好きでした。(あと便器マンも)
最近の僕は、ジャンククラッシュを食らっているロビンマスクのような感じで、
まさに↑のような状態。
今年も気が付けば、もう12月半ば(白目)
ちょっと前まで「嗚呼、夏が終わっていく。。。」なんて思ってたのに
秋はあっという間にワープして、気が付けば年末の挨拶周りと忘年会ばかり。
クリスマスが終われば、今度は年に1度しか稼動しないプリンターで、
ガキの使いのケツ叩きを見ながら、年賀状をガシャンガシャンと印刷してるのだろう。
最近は1日があっという間に終わり、帰宅して飯食って、
ワールドビジネスサテライトを見てるとソファーで寝落ちして、
嫁に叩き起こされて、風呂に入って就寝。気が付けば翌朝になっている。
ホントこの繰り返し。
40代になってから、本当に1日が経つのが早いなと実感しています。
これって、どんなホラー映画より超ホラーですよね。
そんな、ホラー映画の主人公のような僕ですが、最近思うのが「残業」と「収入」である。
癌になる前までは、管理職課長のポストにいた僕は、管理職手当と責職手当なるものが、
基本給と営業手当以外についていたので、いくら残業しようが、土日出勤しようが、
ある意味、月の給料はほぼ「固定給」であった。
しかし、復帰した私のポストには、元部下であったNさんが管理職をしていて、
私は元々管理をしていた課の1課員となったワケである。
(=いわゆる繰り下げ降格という事である)
管理職でないのだから、当然の如く管理職手当と責職手当は貰えなくなった。
そのかわりに、残業はこなした時間だけ、時給換算の残業手当として貰えるように
なったワケである。
当然のことながら、残業をしないと給料は大幅ダウンである。
しかし、やみくもに残業をしてしまえば、身体はどんどん疲弊をして、
帰宅時間はどんどん遅くなり、帰宅後のプライベートは圧縮されるばかり。
しかし残業をしないと、手取りは10万近く下がってしまっている為、
生活が苦しくなってきてしまう。
まさに「収入」と「生活」にジャンククラッシュをされているロビンマスク状態
なのである。
「収入」を優先して、バカバカ牛馬のように残業をすれば、多少は収入は増えるが、
当然のことながら、身体へのダメージは大きい。
「生活」を優先すれば、極力会社では存在感を殺して仕事を自ら抑えてしまえば、
残業は減るが、会社からの僕の評価はどんどん失墜していき、年収は確実に落ちていくだろう。
収入を優先して身体にダメージを与え、また癌が再発したら、生きている意味が無い。
しかし、収入が無ければ、生活もしていけないし、医療費も賄うことが出来なくなってくる。
このバランスを取る事が非常に難しい。まるで会社という大波でサーフィンしてるようだ。
日々増えていく残業時間を見ながら、これからのライフプランを再構築をしなければならない。
幸いにも、10月に再婚をすることが出来た。
近い将来、子供も1人は作りたいとも思っている。
それは即ち、数年後には嫁と子供を自分で養っていかねばならない事なのだ。
僕らが60歳になる頃には、年金制度なんか崩壊していて、
定年なんていう言葉も崩壊しているのかもしれない。
もし80歳まで働くことになれば、僕のサラリーマン人生は、
あと、38年間残っている。
38年もあれば、もう一度課長くらいまでには戻れるかもしれないな。
この考えだけが、今の僕の心の支えとなっている。
自分の身体と精神とうまく相談をしながら、ジワジワと復帰の道筋を模索していく。
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ」byアントニオ猪木
焦らず行こう。
人生は生きてる限り続いていくのだから。