皆さん、こんにちわ。
二日酔いのダメ男です。
「そうだ、京都へ行こう」byJR西日本
というワケで、22日の夜~23日で1泊2日の京都弾丸ツアーに行ってきました。
なんで行ってきたかというのは、後日に執筆予定の「伝説の最期篇」で明らかになるので、
とりあえず、今回は22日の夜の話をします。
22日は定時に仕事を済ませ、ウルトラダッシュで帰宅をして、着替え&荷積みをして
いざ東京駅へ。
21:00発の、のぞみ263号に何とか飛び乗り、いざ京都へ。
23:19着で、無事に京都へ到着。
■京都大迷走篇の始まり
京都駅前のホテルに23:30にチェックイン。
このまま風呂入って寝たら「拙者の逆刃刀が廃るでこざるよ!薫どの!」、
「夜の京都の街へ繰り出すでござるよ!薫どの!」と、ワタシの中の抜刀斎が叫ぶので、
ホテル滞在時間5分で外出。地下鉄の最終電車に乗ってみることにした。
【迷走その1】~烏山御池~
京都には仕事では10回以上来た事があるのに、観光では一度も来た事がないワタシは
京都へ向かう新幹線の中で、スマホで観光名所などをリサーチしようかと思ったが、
駅弁&発泡酒を食べた後、ファームヒーローをやっていたら、寝落ちをしていまい、
結局リサーチをすることが出来なかったのである。
とりあえず、観光名所といったらまず、「城」だろ。
ということで、行ったことが無いけど耳に覚えがある二条城に行ってみようと何故か思う。
結局、烏山御池駅でぶらり途中下車をして、地上に出てみると、、、、、。
「え。」
そこは真っ暗なオフィス街のような佇まいであった(白目)
「ここから、お城のほうに行けばきっと、ディズニーランドのシンデレラ城みたいに
お城がライトアップされているに違いない!」
という、前向きな思考がまだこの時点ではあった。(今思えば酷い妄想であった)
しかし、城に向かって歩けど歩けど、僕のシンデレラ城は見えて来ないのである。
おかま競歩のような速さで、歩く事約15分。。。拙者の目の前に現れたのは。。。。
↓
「え?」
真っ暗に閉ざされた、屈強そうな城壁だったのである。
もちろん、シンデレラ城のようにライトアップも、花火もあがっていないのであった。
そして、茫然と立ち尽くす、抜刀斎(私)の後ろを駆け抜ける、オシャレな服を着たジョガーたち。
周囲を見渡しても、光っている場所は、「サークルK」と「牛丼のなか卯」のみ。
完全なる、選択ミスをしてしまったのである(白目)
「このまま、拙者の夜は終わってしまうのか?」
「いいや、このままじゃ終れない。終れないんだっ!」
という事で、とにかく城の周辺をウロウロと徘徊してみた。
いま警官に出くわしたら、完全に職質モノである。
早く隠れ家を見つけねば、というワケで5分ほど歩いたところに、
「es]という一軒のBarを見つけた。
肩から湯気のような汗が出ている拙者を見て、店員さんが「いらっしゃいませ!?」と
驚きの顔を一瞬見せたのを、拙者は忘れることは無いだろう。
とりあえず、席に座り「マスター!ギネスを1つ」と言ったら、「僕マスターじゃないです!」
と切り返されてしまった。(そんなことはどうでも良いだろうがぁっ!)
ガソリン登場でござる。
とりあえず、汗だくだったので、ゴクゴク飲んでいたら、店員(田中君)が、
拙者に話しかけてきた。
田中「今日は、お仕事帰りですか?汗凄いですけど?」
拙者「拙者は東京から、二条城を目指して来たでござるよ。」
田中「え?この時間に二条城来たって、さすがに入れませんよ~」
拙者「いや、シンデレラ城みたいにライトアップされてるのかなと思って」
田中「そんなワケないじゃないですか~!冗談は辞めてくださいよ~!(ニヤニヤ)」
拙者「・・・・クワッ!・・・・・」
田中「うっ!この殺気、この人はマジだったんだ!こっ殺される!!」
拙者は気迫だけで、田中に勝利した。圧勝である。
しばし、店内に緊張が走る。
「京都の夜の繁華街って何処でござるか?」
この問いに、田中はこう答えた。
「やっぱ鴨川近辺っしょ!」
俺は、追加で頼んだジントニックを一気に飲み干しbarを出た。
そして、タクシーを捕まえ、鴨川近辺へ向かうことにした。
タクシーの運転手さんに「鴨川近辺で遊ぶならどこ行けばいいですか?」と尋ねると、
「やっぱ祇園っしょ!」と即答で返ってきた。
「では、祇園で一番アゲアゲな場所で下してくだされ」
走る事約15分。ついに祇園へ到着でござる。
【迷走その2】~祇 園~
まがまがしく光るネオン街がそこには広がっていた。
黒服のニーちゃんとキャバ嬢が道端に沢山立っていて、キャバクラ、スナック、ガールズバーが
大量に店を構えていた。とりあえず、入る店を物色すべく路地を徘徊してみると、、、
拙者はこんな看板を見つけてしまう。。。
「ニューハーフ フェニックス 動物園」
なんだか凄まじいオーラ出まくりの店名である。
拙者の逆刃刀を振るべき場所はここだな。と確信。
とりあえず、行ってみることにした。
<結論>
そこは、凄い世界であった。まさに文明開化でござった。
3人のニューハーフのおっさん達に、酒を飲まされながら、
説教をされ⇒ちょっと褒められて⇒また罵倒される。
この無限ループである。
あまりにも色んな事を言われたので、よく覚えていないが、
記憶に残っているエピソードと言えば、、、、
「足がなんか臭そう」
「SEXがしつこそう」
「精子が苦そう」
「DJ下手そう」
「爪が男のくせにキレイでムカつく」
「眉毛が太すぎてキモイ」
くらいである(白目)
この抜刀斎が、フルボッコで惨敗ござった。
「やはり逆刃刀では限界があったようでござるよ。薫どの」
ただ、一人のオネエ(おっさん)に、
「癌から生き延びて、こんな時間にオカマバーにくるなんて、あんたライブ感があるわね」
と言われて、ちょっと嬉しかった。(ただの女装のおっさんに言われただけなんだけどね。)
※ちなみに、この店はホントに色んな意味で動物園だったので、撮った写真はUPしません!
なんだかんだで夜中の3時過ぎに店を出て、ホテルへ帰宅。
迷走の夜が幕を閉じるのであった。
⇒次回「伝説の最期篇」を待て!