上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

癌という最大の強敵と出会ったらやるべき事の話

2015年09月29日 | 上咽頭癌


「福山は なんだかんだで 巨乳好き」
でおなじみボクです。


ついに福山雅治もついに結婚してしまいましたね。
世の中の独女たちは、また明日会社を休むんでしょうか?
これでイケメンの独身の最期の砦は「加瀬亮」くらいなんでしょうかね。

ちなみに、福山の結婚の陰で、千原ジュニアも結婚して、
真木よう子は離婚したようですね。
大安だからといって良い事ばかりでは無いってことでしょうか。

まぁ、そんな事は置いておいて。今日も癌の話をしますよ。
皆さんは「進撃の巨人」って漫画知ってますか?知ってますよね?
最近、癌って「進撃の巨人」に似てるなと思ったので今回はその事を書こうかと思います。
(※この日記は酔払いながら書いている為、駄文になる確率高め、麺固め、油多めなのでご注意を!)

最近、立て続けに色んな有名人が癌になったり癌で亡くなったりしてるワケですが、
病気っていうのは、人間が住んでいる壁の外側からやってくる巨人だと思うんですよね。
で、普通の巨人だと、壁を壊せずに壁の上から人間に攻撃されてヤラれちゃうんですが、
壁の高さを超える「超大型巨人」が現れると、一蹴りで壁がぶっ壊されてしまい、他の巨人も、
人間界に入ってきて、結局人間は殺されちゃうんですよ。

これって、こう考えられませんかね?
・人類を守る壁= 自分の肉体(体力&免疫力)
・普通の巨人 = 風邪とか命に関わらないレベル病気
・超大型巨人 = 癌とか命に関わる病気

で、ここ数年で、日本人の2人に1人はなんらかの癌になる時代です。
という事は、これを読んでいる貴方は巨人に襲われたかorこれから襲われるかもしれないよと。

で、いずれにせよ超大型巨人が着てしまったら壁は決壊しちゃうわけですが、
じゃあ、超大型巨人が来ないようにするにはどうしたらいいのか?来たらどうやって戦えば良いのか?
当然、そう考えますよね。


巨人にすでに一度壁を壊された私が選択したのは、戦うという「選択」でした。
何が何でも「生きる」という無我夢中の意思で、
病院(戦場)を選び、最新鋭の放射線機器(最大威力の武器)を選び、
抗がん剤も、後遺症は残る事を理解した上で、入院中と退院してからも使用しました。

私が思うに、癌と戦うには、まず治療をしてくれる病院の事を十分に理解して最大の援護射撃を
してもらう必要があります。なんせ癌は最初の一撃が一番肝心だと私は思うので。
中途半端な治療は一番ダメなんです。「会心の一撃」を食らわせてやらないとダメなんですよ。
なんせ未だに人類史上、最大最凶の強敵なんですから。

これから治療する人も、まだ癌になった事が無い人も、もし癌になってしまったら、
治療する場所と治療方法だけは自分でちゃんと決める事をお勧めします。

そうしないと「もし~で治療していたら」とか「もし~をもっとやっていれば」みたいな、
タラレバ的な「後悔」が、一生付きまとって貴方を別な意味で苦しめるでしょう。
それも一つの後遺症として貴方の心に残ってしまうから、治療方針だけは慎重に決める事を
改めてお勧めします。


あと世間では、川島なお美さんと北斗晶さんの事が話題になってますね。

・川島なお美さんは、治療よりも仕事を優先し手術も遅らせて、
 抗がん剤をせず民間療法をやったとか。

・北斗晶さんは、毎年乳がん検査を受けていたけど、見つけにくい癌が見つかって、
 リンパ転移もしてて急遽手術になったとか。


かたや、芸能活動を最優先して治療が遅れて死んでしまった人。
かたや、毎年ちゃんと検診をしていた元女子プロレスラーが、気が付けば乳癌+リンパ節転移した人。

二人の治療が果たして適切だったのか? というか報道の通りだったのか?
まぁ、真相は僕ら一般人には分かりませんが、一言だけ言えることは。。。。


「死んだら終わり」って事です。


どんなに凄い人生を送って来ていようと、死んだら人生は終わりです。
逆を言えば生きているうちは意味があるんだと僕は思います。
だから、仮に間違った選択をしてしまったら、全てはその人の責任なワケです。
なので、くれぐれも選択だけは慎重にしたいものです(私も含む)

・太く濃く短い人生で満足なら、癌になっても治療しなくてもいい。
・どんなシンドイ治療を受けても、色んな後遺症が残っても、周りの人達の為にも生きる。


↑のどっちも本人が納得すればそれは正しい選択なのであって、他人がどうこう言うことじゃない。
最終的に決めるのは自分です。

一番クソなのは、他人が決めた事に勝手に土足で入り込んでギャアギャア言う人だと私は思います。

それでは皆さんも、くれぐれも超大型巨人にはご注意を。。。。
以上、駄文でした。最後までお付き合いありがとうございました。


                                                                                                           生きてる限り戦いは続くんだ。

全国から咽頭癌サバイバーが集った話

2015年09月23日 | その他・色々


「あのボトル まだあるはずの 店がない」でお馴染みボクです。


さて、以前に告知をしました【咽頭がんサバイバーのオフ会 in the 横浜】
昨日参加してきましたよ。

30名以上のメンバーが全国から集まって、中華街で大宴会となりました。
今回で全国規模でのオフ会は3回目でしたが、前回より遥かに多い人数の方が参加をされました。


そして、美味しい中華料理に舌鼓を打ちながら、
私は、瓶ビールと麦焼酎の水割りを片手に色んな方々と、、、

・お互いの闘病経験談
・いまどういう治療をしているか?
・食事はどうしているか?
・胃ろうの傷跡の見せ合いっこ
・ライトな下ネタ
・ミドルな下ネタ
・ヘビーな下ネタ

・あと、田中ちゃんとハグ

等々を話してきました。
とっても楽しかったです。(←小学生が読書感想文を音読するようなテイストで




そして二次会のカラオケでは、荒井由実の「優しさに包まれたなら」をロック調に
歌ってフロアのクールダウンさせて白目になりましたが、私は元気です(byキキ)


とまぁ、相変わらずの【場違い感】丸出しな私でしたが、
色んな人達と話して感じた事も多々ありました。

特に「人間の脳は本当に辛い事は上手く忘れられるように出来ている」んだなぁと。

それはどういう事かというと、あんだけ皆辛い治療を受けた後に、更に社会的にも
長期間休職したり、後遺症のせいで病気になる前よりも社会的地位が落ちてしまう人が
多いのですが、人間の脳をいうのは時間の経過と共に辛かった思い出をうまく消化して、
脳の記憶のずーーっと奥のほうへ追いやってくれるんだなぁ・・・と。

そうして、前向きになれる事や自分の好きな経験や夢のほうを脳の最前線に出してくれるから、
こうやって皆は前向きな気持ちで中華街に集まったんだろうなと思いました。
人生で一度躓いた位の事では、前進することを辞めないんだなぁ~と。
皆さんを見ていて「自分の身体をもっと信じてあげよう」と思いました。



あと、まだ前向きになれない人がいるのであれば、私なりのアドバイスをしたいなと
思ったので、忘れないうちにココに書き記しときます。

それは一言で言うとですね。
「人間の身体って精神的に解決出来ないな危機が来ると、病気の中に退避するんだよ」ってこと。

ええと、どういう事かと言うとですね。。。


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要は「寝ろ!」って事です。

<私の考える病気になるプロセス2015>
(step1)色んな外的要因からストレスの原因が襲来
(step2)まずは精神面で分析・分解をして解決を試みる
(step3)精神面で解決が出来ないと、肉体面で何とか解決しようとする。
(step4)肉体面でも問題解決が出来ないと、身体の最終防壁が決壊する。
(step5)身体が不調を訴え、それを更に放置すると泡吹いて倒れる。


仕事やプライベートで悩みすぎて身体に疲れを溜めていくと、やがて眠れなくなってきて、
解決できないほど積み上がると、精神では解決出来ないから肉体にダメージを与えて
病気になる事で赤信号を出すんじゃないのかなと思うんですよね。
コレこそが一番ダメな事なので、悩みや悲しみというのは根本的にゼロにする事は出来なくても、
最終防壁である肉体のほうを、少しでもメンテナンスして強度を保っておかないと、
やがて決壊をして病気に発展してしまうから、身体を休ませるというのは本当に大切なんだなと、
今になって本当に思うワケです。

で、結論として僕は癌になってからは、あらゆる手段を使って必ず寝てしまうようにしてます。
寝てみるんじゃなくて、何が何でも寝てしまう(←ココ大事です)日中なら仕事するとか散歩するとかして肉体を疲労させて、とにかく夜は寝る。
無理なら薬でも、医者でもカウンセリングでも、何でも使って「寝る」という感じです。


あと、寝ちゃうと翌日がやってくるし、寝ている時間が十分に確保されていれば、
脳も色んな事を整理整頓が出来るんだと思うんですよね。
日数が経てば、脳がどんどん前向きな記憶を前のほうへ持ってきてくれるので、
一石二鳥なんじゃないかなと。


なので、皆とりあえず、昼間頑張ったら夜はアホみたいに寝ちゃいましょう。



                            では、今日はこの辺でお休みなさい。    

また生き続ける為の目的が増えた話

2015年09月11日 | 上咽頭癌


【ご報告】

9/11(金) 午前0時51分

私の娘がこの世界に誕生してくれました。


2年前に上咽頭癌になって余命宣告を受けてから、
ボクの彼女は毎日のように治療中の私の身の回りの世話をしてくれて、
死神に拉致されそうだった私を、この世界に引き戻してくれました。

そして、退院後1年後に私たちは結婚をし、
その1年後に、今度は娘を誕生させてくれました。

しかも、陣痛が始まってから夜中に病院に着いてから
1時間弱という電光石火のようなスピードでの超ウルトラ安産。
(私のラマーズ式呼吸法の威力を発揮する機会は微塵も出番なし。。。)

母子共に、超健康。超元気。

不健康なのは私だけ。。。(白目)



本当に彼女は凄い。
この世の中でもっともクリエイティブな事をあっけらかんとメイクミラクルしてくれた。


というワケで、、、

私のパーティには、また一人仲間が増えました。
なので、私はまだ死ねないのだ。




                                 戦いはつづくよ!