
「できるだろ だったら代わりに やってくれ」でおなじみボクです。
久々のブログ更新です。
最近なんだか仕事も忙しくなってきたし、帰宅して飯食ってソファーで
溜まったHDDの録画番組を観てると、嫁さんと二人して寝落ちをしているという
そんな毎日でして、ブログを更新する元気も時間もありませんでした。
なんか体力落ちたな。。。と感じる日々です。
これはただの加齢のせいなのか? はたまた抗がん剤の後遺症なのか?
13kg痩せてまだ8kgしか戻ってないからなのか?
とにかく、やたらと疲れてしまいます。
やっぱ身体鍛えたり、ジョギングとかワンダーコアとかやんないとダメですかね?
とまぁ、近況はそんな感じなんですが、
前回の日記で、けっこうな反響とコメントをいただきまして、
正直ビックリしております。皆様ありがとうございます。
で、今回は久々に↑の事を書きたいと思います。
そう「お米」のお話。
咽頭癌の後遺症で最大の問題は大半の人が「唾液障害」と「嚥下障害」かなと
思います。
私も、退院後約2年になりますが、唾液は3~4割くらい戻ったかなと
言う感じです。
それでも、それでも、それでもぉーーー!!
やっぱり、お米が食べれないんですよね。
唾液って本当に偉大でありまして、咀嚼した食べ物を食道へするりと
送り込む機能があるんですね。
なので、唾液が出なくなると、お米や、芋類、鳥のむね肉など、、、、
食べれないものが沢山出てくるワケですよ。
そんな中でもやはり、お米が食べれないってのは日本人としては、
なかなかの地獄なワケですよ。
だって、あのホカホカのコシリカリのごはんに、のりたまとかかけて、
食べたり出来ないんですからっ!!
因みに、パンも食べづらいですよ。特にフランスパンとか固めのバケットみたいなの。
あーいうのも、ホントしんどいんだよ!窒息しそうになるんだよ。
というワケで、私がこの2年でどのようにしてお米を攻略してきたかを、
紹介しようかと思います。

(1)山かけ(とろろ)
まずはコレです。この野菜のおかげで私は今もごはんを食べる事が出来ています。
まさに神のような野菜。日本人で良かった。
私は月に1回ペースで、デカい山芋を2本買ってきて、ミキサーでとろろにして、
ダイソーで買ってきた、ジップロックもどきに小分けして冷凍保存しています。
家でお米を食べる時は、ほぼコレを解凍してかけて食べています。

(2)生卵
とろろの次にお世話になっているのがコレ。玉子です。
カレーや、麺類、もちろん白米にもかけて食べます。
無敵のオールランウンダーですね。外食する時も、玉子をトッピングとして
置いているお店は多いので、ランチの時にもお世話になっています。

(3)納豆
これも、毎晩食べている一品ですね。
元々昔から毎晩、納豆を食べる習慣はあったのですが、今となっては
更にお世話になっております。個人的にはこの「おかめ納豆の極小粒」が私は
好きですね。知ってますか?納豆って同じようで、豆も違うし、味も違う。
あと、1パックに入ってるg数も結構違うんですよ。おかめ納豆は50g入ってるので
満足感が違います。

(4)トロミアップパーフェクト
これは、水に混ぜたり、スープに混ぜたりして、たまに使っています。
昔は外食時に味噌汁にコレを混ぜて⇒ご飯にかけて食べるという荒技用にも使ってました。
薬が飲みづらい時に、水にこれを入れて、少しとろみのある水を作って飲むと
薬が喉に詰まりにくいので、結構重宝しておりました。
未だに、朝・晩に大量の薬を飲むので、とろみ水を作って飲んでいます。
値段も安いし、味も無味なので非常に助かっています。
以上が、私がお米を食べる為に行っている事です。
何かをかければ、ご飯を食べれるという知恵は編み出したんだけど、
やっぱりいつかは、プレーンな白米を食べれるようになりたいものです。
「後遺症は診察室で起きてるんじゃない。自宅で起きてんだ!」
と、私は青島刑事ばりに、マイクで大声で叫びたいのです。
だって、この癌は治療も大変なんだけど、後遺症はもっと大変なんだもの。
だって、治療の苦痛は一時的なものだけど、後遺症ってほぼ一生だかんね。
ホント、咽頭癌については、後遺症のケアも病院側で考えて欲しいものである。
現場からは以上です。