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「あのボトル まだあるはずの 店がない」でお馴染みボクです。
さて、以前に告知をしました【咽頭がんサバイバーのオフ会 in the 横浜】に
昨日参加してきましたよ。
30名以上のメンバーが全国から集まって、中華街で大宴会となりました。
今回で全国規模でのオフ会は3回目でしたが、前回より遥かに多い人数の方が参加をされました。
そして、美味しい中華料理に舌鼓を打ちながら、
私は、瓶ビールと麦焼酎の水割りを片手に色んな方々と、、、
・お互いの闘病経験談
・いまどういう治療をしているか?
・食事はどうしているか?
・胃ろうの傷跡の見せ合いっこ
・ライトな下ネタ
・ミドルな下ネタ
・ヘビーな下ネタ
・あと、田中ちゃんとハグ
等々を話してきました。
とっても楽しかったです。(←小学生が読書感想文を音読するようなテイストで)
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そして二次会のカラオケでは、荒井由実の「優しさに包まれたなら」をロック調に
歌ってフロアのクールダウンさせて白目になりましたが、私は元気です(byキキ)
とまぁ、相変わらずの【場違い感】丸出しな私でしたが、
色んな人達と話して感じた事も多々ありました。
特に「人間の脳は本当に辛い事は上手く忘れられるように出来ている」んだなぁと。
それはどういう事かというと、あんだけ皆辛い治療を受けた後に、更に社会的にも
長期間休職したり、後遺症のせいで病気になる前よりも社会的地位が落ちてしまう人が
多いのですが、人間の脳をいうのは時間の経過と共に辛かった思い出をうまく消化して、
脳の記憶のずーーっと奥のほうへ追いやってくれるんだなぁ・・・と。
そうして、前向きになれる事や自分の好きな経験や夢のほうを脳の最前線に出してくれるから、
こうやって皆は前向きな気持ちで中華街に集まったんだろうなと思いました。
人生で一度躓いた位の事では、前進することを辞めないんだなぁ~と。
皆さんを見ていて「自分の身体をもっと信じてあげよう」と思いました。
あと、まだ前向きになれない人がいるのであれば、私なりのアドバイスをしたいなと
思ったので、忘れないうちにココに書き記しときます。
それは一言で言うとですね。
「人間の身体って精神的に解決出来ないな危機が来ると、病気の中に退避するんだよ」ってこと。
ええと、どういう事かと言うとですね。。。
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要は「寝ろ!」って事です。
<私の考える病気になるプロセス2015>
(step1)色んな外的要因からストレスの原因が襲来
(step2)まずは精神面で分析・分解をして解決を試みる
(step3)精神面で解決が出来ないと、肉体面で何とか解決しようとする。
(step4)肉体面でも問題解決が出来ないと、身体の最終防壁が決壊する。
(step5)身体が不調を訴え、それを更に放置すると泡吹いて倒れる。
仕事やプライベートで悩みすぎて身体に疲れを溜めていくと、やがて眠れなくなってきて、
解決できないほど積み上がると、精神では解決出来ないから肉体にダメージを与えて
病気になる事で赤信号を出すんじゃないのかなと思うんですよね。
コレこそが一番ダメな事なので、悩みや悲しみというのは根本的にゼロにする事は出来なくても、
最終防壁である肉体のほうを、少しでもメンテナンスして強度を保っておかないと、
やがて決壊をして病気に発展してしまうから、身体を休ませるというのは本当に大切なんだなと、
今になって本当に思うワケです。
で、結論として僕は癌になってからは、あらゆる手段を使って必ず寝てしまうようにしてます。
寝てみるんじゃなくて、何が何でも寝てしまう(←ココ大事です)日中なら仕事するとか散歩するとかして肉体を疲労させて、とにかく夜は寝る。
無理なら薬でも、医者でもカウンセリングでも、何でも使って「寝る」という感じです。
あと、寝ちゃうと翌日がやってくるし、寝ている時間が十分に確保されていれば、
脳も色んな事を整理整頓が出来るんだと思うんですよね。
日数が経てば、脳がどんどん前向きな記憶を前のほうへ持ってきてくれるので、
一石二鳥なんじゃないかなと。
なので、皆とりあえず、昼間頑張ったら夜はアホみたいに寝ちゃいましょう。
では、今日はこの辺でお休みなさい。