次回はまだ構想中

ここ数年、二科の搬入で作品が家から出て行ったと同時に次の作品を描き始めるというルーティーンだった。
でも、今年はまだ構想中。
何を描くかは決まっているのだが、どういう風に構成するかが決まらない。

秋には個展もあるので、その準備もあるし、どうしよう。
今年の作品は、少々迷走しちゃったしな。
もう少し作戦を練り直すことにする。

そして、アトリエの改装も進行中。

今年の二科の作品（2023）

今年の作品のコンセプトはタイトルのまんまです。
80年代に小中学生であった我々世代の親の多くは、漫画も読まなければアニメも見ない大人たちでした。
そんな大人たちをみて、自分たちも大人になったら漫画なんか読まなくなるのだろうかと思っていた人も多いのではないでしょうか。
またそれと同時に、私たちは、どことなく我々の親世代とは違った大人になっていくのでは、という予感もあったものです。
そして、その予感通りになりました。

私たちの心には「あの技」が住み続けているのです。

ベースとなるコンセプトは去年と同じです。
興味があれば去年の作品の解説「今年の二科の作品（2022）」もご覧ください。

それと、11月末に個展をやります！
詳しくは後ほど。

年いちルーティーン

8月末は、アトリエ部屋の掃除や改装。
これが毎年のルーティーン。

二科の作品が家から捌けるので、少々広くなる。
掃除だけの年もあるし、改装する年もある。
今年はその中間。

大掃除になったのはキャビネット。
ボチボチ良いものなのだが、引き出しが奥まで入らなくなって10数年たつ。
買ったばかりの頃は、一つの引き出しを入れると、別の引き出しが風圧で出てくるという職人技のひかるキャビネットだった。
数年後、一部の引き出しが奥まで入らなくなってしまったのだが、湿気のせいかと思っていた。
しかし、季節関係なく年中奥まで入らない。
カンナで削ってみようとチャレンジしたが、素人には難しかった。
なんという木材かわからないが、素材がとても硬いのである。

そのまま気にしないことにして、数年。
奥まで閉まらないキャビネットを使い続けてきたが、今年は新たなアイテムを借りてきた。
「電動カンナ！」
削りすぎも怖いので恐る恐る削ってみた。
そして見事、買った当時の姿を取り戻した！

今は画材入れとして使わなくなってしまったキャビネットであるが、ちゃんと引き出しが閉まるようになったので整理した。
今日は下半分（大きめの引き出し3段）
明日は上半分を整理しよう。

最近私は、画材としてペンキも使うようになってきた。
主に、下書きや下塗りではあるが、意外と使い勝手が良い。
外構用のものは耐久性もあるし、なかなか悪くない。
そんなわけで、画材入れは、チューブの絵具のみではなくなり、円柱形のカンも増えてきた。
これがかさばるのだ。

もう少し掃除をしながら絵を描く環境を整えていこうと思う。

覚悟を決めた

夏休みは、画家さんとしてもぼちぼち忙しい。

そして、今年の二科の作品であるが、もういじらないことに決めた。
ちょっと前にほんのちょっと手直しをしたが、これで勝負することに決めた。

今年は、ある漫画のオマージュ作品です！

もう手をつけない（たぶん）

16日（日）に研究会が終了。
ダメ出しを食らったところと、それ以外に気になるところを修正。
いつもは最低でも7月いっぱいくらいは手直しをするが、今回は手直しも終了！
研究会が終わって、家に戻って、そのまますぐに手直しをして、その日のうちに終了。
めったにないことだ。

しばらくして見直すと、気になるところが出てきたりもすので、8月初めくらいにもう一度見直す。
気になるところがないか確かめて、本当の完成。

そしてここで一つお知らせ。
今年は秋に久々の個展を開く予定。
個展の準備もしなくちゃね。