篠崎博見ミュージアム

篠崎博見作品ギャラリー、受賞歴、活動歴は「カテゴリー」から!

とりあえずラストスパート中

2023-07-06 08:39:11 | アート・文化
研究会まであと10日。
いつもなら4作品あってもだいたい描きおわている頃だ。
しかし、今年は3作品にもかかわらずまだ終わらない。

今年は、1作品の中に10数名の人物が登場するので大変。
今までは、主に1作品に1人。
多くても5人くらい。
それ以外にも、今までと違った描き方をしているところもあるのでもう大変!
モブキャラ(日本語の意味でのモブ)を描くのが特に大変。

さて、それと同時に来年の作品の構想も練っているのだが、今のところ、来年も今年のコンセプトを継承する予定。
そして再来年からはちょっとテーマを変えます。
本当は来年からテーマを変えるつもりでいたけど、今描いている絵が大変だけど面白いのでもうひと捻りしてみよう。
そして何より、支部展で一つの結果が出たのでもう少し突き詰める気になったのだ。

今年の作品は、みる人が見ればちょっと面白いと思うのでいろいろ楽しんでほしい。
何をリスペクトしているかは多くの人がわかってくれると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お絵かきが進まん

2023-06-21 16:12:13 | アート・文化
7月の研究会まで1ヶ月を切っているが、いつもより進みが遅い。
理由はわかっていて、今までに描かなかったものをたくさん描いているので不慣れだから。
でも、今年は3作品と割り切っているので間に合うだろうけど・・・。

さて、先週末は娘の高校の文化祭に行ってきた。
久々の一般公開。
娘の在学中に高校の文化祭に行けてよかった。

実に活気があって、青春!という感じだったな。
会場の9:00ちょっと前に到着したのだが、すでに一般客の大行列だった。
校舎内もごった返していて、みたいところを全て見ることはできなかったが、それでもこうあるべきだよね。

そして今年は、文化祭の時に限定販売する饅頭も復活。
クッキーもあった。
去年の卒業生は、3年間丸々自粛中で経験できなかったのがかわいそうでならない。

それよりもびっくりしたのが、パンフレットが立派なこと。
そりゃまぁ、時代を考えれば当たり前なんだろうけど、私が大学生の頃(25年くらい前)でも学園祭のパンフレットは黒一色の手作り印刷物だったものな。
他にも娘の高校では、毎年テャリティの限定クリアファイルも売られてる。
自分が学生の頃にも、こういった記念になる商品があったらさらに楽しかったなと思うわけである。

しかし、10代のあの熱量は素晴らしいな。
40代後半だが負けてられない。
お絵かきを頑張ることにしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切ってやったぜ

2023-06-13 16:45:06 | アート・文化
今年はF100を2枚とF80を1枚の合計3枚のつもりでいた。
しかし、どうしてもしっくりこないF100が1枚。

そのF100からF80サイズに切り取ると落ち着きそうな構図を見つけたので、F100を剥がして、F80に切り取って、張り直してやった!
50%くらいできた作品を切って貼り直すなんてやったことがないから、かなり勇気がいる作業だった。
ぼちぼち描き込んだ作品を切って貼り直したら、画面が波打たないかという不安もあった。
結果は、ちょっとシワが出てしまったが、あまり気にならないくらいなのでよしとしよう。

デジタル作品ならこんな作業はなんてことないのだろう。
切り取るのもリサイズするのもすぐできるし、ダメなら元に戻すこともできる。
しかし、絵筆をとって描くというのは、物理的に目の前に存在するマテリアルをいじっているわけだから、いろいろなことが不便なのである。
それでも、これが楽しいのだ。

便利なことは悪いことではない。
そして、テクノロジーの発達も結構。
物故作家が生きていたらと、AIを使って新作を作るなんていう「夢のようなこと」をやっている人もいる。
しかし、良かれと思ってやっていることの中には、実は不毛なこともあるんじゃないかなと思う今日この頃。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いのくまさん」を観に行った

2023-05-22 07:57:13 | アート・文化
二科茨城支部展最終日、午後から研究会と搬出があるのだが、ちょっと早く行って隣の近代美術館へ。
企画展「いのくまさん」を観に行った。
数年ぶりに年間パスポートを買って、美術鑑賞。
近代美術館に行くと、駐車場代が返ってくるので一石二鳥なのである。

そして何よりも、マスクをしなくて良いので実に快適なのである。
もともとマスクをすると、結構な頻度で頭痛をおこしてしまう体質なので、マスクが不快でならなかった。
出かけた先で、頭痛に耐えかねて薬局によって頭痛薬を買うという、今までにない経験も、このコロナ禍で初めてした。

さて、堂々とマスクをせずに美術館に入館。
マスクが必要なころでも、数回は美術館を訪れてはいたが、数年ぶりのマスクなし絵画鑑賞がこんなに快適だとは思わなかった。
展示室の香りを嗅ぎながら鑑賞するということの尊さを再認識した。
些細なことだが、マスクをしないだけで絵画鑑賞という行為がこんなにも違って感じられるとは。
気づかぬうちに豊かさを失っていたというのは、案外あることなのかもしれない。

さてその後、支部展の研究会と搬出作業。
無事に終了して、さらに夜にはもう一仕事。
疲れた・・・。

そして現在、研究会で指摘されたことを参考に、出品作品の手直しと、残りの2作品の制作に邁進中。
7月に文化センター別館で、本展に向けた研究会がある。
その頃には、近代美術館で次の企画展が始っているのだが「年パス」があるので、美術鑑賞兼研究会&駐車場代キャッシュバック!というグランドスラムができるのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常陸風土記の丘、単焦点レンズの旅

2023-05-08 12:47:48 | アート・文化
5月5日、GW真っ只中。
常陸風土記の丘へひとり旅。
茨城に移り住んで30年弱だが、茨城県内で、行こうと思いながら行ったことのないところが数カ所。
そのひとつが今回の風土記の丘であった。

日本一の獅子頭をチラッと見学して、目的の古代家屋の復元エリアへ行った。
入園料310円を払って入ると、まずあるのが土器などの展示施設。
そこですごく気になったのが、正しい名称は忘れたが、てごね土器だか、手捻り土器だかいう名前の土器。
どう見ても素人が作った出来の悪いぐいのみ。
私も初めての陶芸で、似たようなぐい飲みを作ったことがある。
歪んでいて、飲み口も分厚く非常に使いづらいぐいのみだった。
いつの時代の土器も、みな職人技のひかる逸品ばかりだが、これは全く違っていて、不器用な人が作ったとしか思えない。
それと、猿の顔を模した埴輪もあったのだが、これも素人っぽい造形。
いったい何者の作品なのだろう。

歴史館や博物館でいろいろな土器を見てきたが、こんなに素人っぽい土器を見たのは初めてだ。
不器用だけどチャレンジしてみた人がいたのかもしれない。
そう思うとなんだか愛おしくなくなってくる。

さて、それとは別に、単焦点レンズの練習もしたいと思い、カメラも持ち込んでいた。
相棒は55mmと24mmの単焦点ニッコールレンズ。
ボディは富士フィルムのX-T30
フジのカメラはフィルムシミュレーションという機能が面白い。
高価なポジフィルムまで再現できるのだ。

公園内に木道が整備されているところがあって、そこにハルジオンが咲いていた。
たぶんヒメジョオンではないと思うが自信はない。
そこで色々と試し撮り。







55mmのレンズで上の2枚は絞りを開放気味に。
下の一枚は絞って全体にピントを合わせてみた。
それよりも、問題は色彩。
細かい話はさておき、それぞれ違ったフィルムを再現しているのだが、やはり1枚目はビビッドすぎ。
緑が毒々しくてあまり好きになれない。
旅行会社のパンフレットや、テレビ番組で紹介される景勝地の新緑や紅葉の色の出し方と一緒。
わかりやすくて目を引くが、やりすぎでセンスがない。
それよりも、下の2枚の方が落ち着いていて美しいと私は思うのである。



獅子頭の背中(もしくは後頭部)
バブルの熱狂と哀愁を物語る大きな背中なのである。



そして、お食事処の曲がりやで注文したもりそば。
食べ物の写真はあまり撮らないのだが、これも練習の一つとして撮ってみた。
つゆは濃い目だったが、甘すぎない好きな味だった。
フィルムシミュレーションはPROVIAというスタンダードなタイプ。
ハルジオンの写真だと3枚目と同じ。

今のところ、PROVIAとニッコールレンズの組み合わせがいちばん良さそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする