カフェオレカップは赤で

時々コーヒー豆を買いに行くお店は、焼き物も扱っていて、サービスで淹れてくれるコーヒーを飲みながら眺める楽しみ。前にここで買ったダンナと色違いのカップは備前焼でお気に入り。ただし、フリーカップといううたい文句で、コーヒーカップなんだか、日本茶用なんだか…あ、ビールにも良さそう。
さて、お小遣いにゆとりがあったら欲しいなぁ～と思ったのが、ちょっところりんとしたカップ。私にはいかにもカフェオレ用と見たが、ダンナは「抹茶碗？」と言う。う～ん、そう見えるかぁ茶筅使うには無理があるが……
じゃあ、あれは？と、もう一つ気になっていたカップを指すと、「ご飯茶碗」と答えが返って来た。だんだん夜のお楽しみ、ソイラテが美味しくなくなるような気がして、購入を断念。
こんな奴連れてくるんじゃなかったと後悔しきり。
なので、陶器のお店を見に行く。こちらは釉薬に若干ムラがあるけれど、辰砂のお茶碗があった。でも、形がイメージに合わないのと、色が薄くなっている位置がう～ん……絵付けした物より釉薬の物は焼く温度が高いし、辰砂なんかは温度のあたり具合でも発色が変わるから難しいのでしょうね。私の好きな赤にはいつ出会えるのかなぁ。

ヘンナ染

最近忙し過ぎて、おまけに、もふもふの甘えん坊がへばりついてくるので、ご無沙汰だった色の話を……
ウチは若白髪の家系でして、染めないと、即ばーさん。でも、デリケートなもんで、市販の白髪染どころか、美容院のカラーも痒くてぽこぽこになってしまうので、同じ体質の姉がオススメのヘナを使っている。オレンジ系とブルー系の粉を混ぜて練った泥みたいなのを髪に塗りたくってラッピングして90分、よ～く洗い流すのだけれど、これがまたなかなかしつこく落ちない。おまけに配合同じにしたはずなのになんか少し色が違うなんて事も。でもかぶれないし、後で髪ツルツル。
さて、ヘナはヘンナです。中近東地域辺りに生える草らしい、植物の色素ですが、髪を、染める時は茶色のイメージ。でも、ヘンナ色は黄赤色。エジプトやアラブの女性は爪を染めたり、インドの婚礼なんかで腕に模様を描いたりしたみたいですねー。シアン17、マジェンタ94、イエロー100、ブラック28。
思いの外ブラックが多いのにびっくりしたりして。濃いけど割と明るい黄赤色なのにね～。
ちらほら分け目に白髪目立つようになってきたから週末はヘンナ染かな。

ジャパニーズ ホワイト ラディッシュ

さて、久しぶりに色のお話しです。
昨日テレビ番組で、外国の番組を紹介していたけど、レポーターが和食が日本の心！みたいな事言ってたような。ワンセグだから停車中しか画面見られないし音も昨日は荒天で外が煩いから…
で、たまたま信号で画面復活！の時に旬の説明で（外国に旬って感覚ないのかな？）Japanese White radishってテロップ付きでどーんと出たのが大根。まぁ確かにわかるけど、ラディッシュなのね。
日本じゃ大根は白い物。違う色だったら紫大根とかって名前がつくけど、これは白が基準だからこそ。ラディッシュって赤紫よね。これを基準に考えれば、確かにホワイトがつかないと白いとは思わないかもしれない。人は見慣れないものは、身近なものから判断するって事なのね。野菜の名前もいろいろ調べて見ると、その国の普通が判って面白いかもしれないね。
ちなみに大根の白は、青首の部分辺りは別として、青みはあんまり感じないので、イエローの量で、白、胡粉色、乳白色あたりかな。加賀野菜の源助大根（甘みがあって美味しいよ）は少～し青みがあるかな？アレ？光の加減かなぁ～？う～ん白は微妙です。😅

風邪引きの呟き、オリーヴの色

久しぶりに発熱中です。インフルエンザではなかったけどね。だるい、テレビはうるさい、誰や付けっ放しは！💢
下でノアが甘え声出してる。ごめんネ、シンドくて遊んであげられないわ。頭痛い。はあぁぁ～
食欲がないけど、薬飲むのに何か食べなきゃ と思って、台所に降りて、冷凍庫にあるトランブルーのバゲットを温めて、とっておきのオリーヴオイルに岩塩を振る。良かった、この間岩塩削っておいて。今日はガリガリする元気無い。
人は最後の晩餐と言われたら何を選ぶのだろう？私は結局この取り合わせかもしれない。最後の晩餐には安い？このオリーヴオイルは1本3240円なのよ、香りとコクが最高。今日はあんまり味がワカンナイけどね。
やっぱり歳ですかね、ちょっと落ち込み気味。
さて、オリーヴグリーンとオリーヴは色が違うって知ってますか？オリーヴの方が黄色みが強い。どちらも葉の色なのか、実の色なのか起こりははっきりしないみたい。まぁ、生育状況で色は変わるものね。
今小皿に入っているオリーヴオイルはシャルトルーズイエローかな。岩塩の薄いピンクが優しい色合い。

襲(かさね)な毛並み

今日は久しぶりに襲(かさね)の話題を一席。…ッテケテンテン、テン(お囃子風に読んでね)
ドッグランの先輩犬にゴンちゃんと言う凛々しい胡麻柴犬がいて、地色は赤なのだけど、毛先のグラデーションがとっても綺麗。濃いめの赤、茶、黒とバリエーションに富んでいて、光が当たるとまた素敵。ノアも大きめだけど、ゴンちゃん15kg近いようで迫力がある。さしずめゴンちゃんの毛並みは牡丹(薄蘇芳と濃赤)と檜皮(蘇芳と二藍)の二つの襲を同時に着ているみたい。昔の粋なオシャレさんが襲の下にまた別の色を忍ばせてアクセントにしてたような感じ。
ノアは黒柴だけど、日本犬は裏白なので、足やお腹は赤(薄茶)と白の部分があるし、アンダーコートは黒や赤、グレーに白など、バラエティーに富んでいて、イメージは黄紅葉(黄と蘇芳)の襲に黒つるばみの薄衣を羽織っている感じかなぁ～。
夏服(毛)はアンダーコートがごく少なくなってしまうので、濡れ羽色の絽の着物の雰囲気。ツヤツヤです。
まだ1歳3か月、ノアは黒の似合ういいオンナになれるかな？