毎年この季節になると食べたくなるもの。
それは、
シロギスの刺身♪
天麩羅は割とどこでも口にすることが出来るが、その日獲れたばかりの新鮮な刺身は釣り人の特権だ。
陸っぱりで良型が揃う初夏の時期は、まさに「お刺身シーズン」♪
本当はエギング～シロギスのリレーをやりたかったのだが、出発直前に入ってきた低水温情報で断念。
ちょい投げ一本に絞って出撃した。
途中、釣り餌屋に立ち寄り青イソメを1パック購入。
海辺の公園駐車場に車を停めて仮眠を取り、すっかり日も昇った午前5時、目指す釣場（堤防）に到着。
私だけの秘密のシロギスャCントだ。
しかし、誰も居ないだろうとたかをくくっていたャCントにはなぜか先客サビキ師の姿が。
むむっ！しまった！おいらのお立ち台が！
しばらく様子を見てみたが、特に何かが釣れている様子は無い。
ていうか、どうしてわざわざそのャCントでサビキ？？？
夜からやっていたのであればそろそろ引き上げる頃合いだろうと勝手に予想し（笑）、それまでの間、久しぶりに訪れた港内をパトロールして時間をつぶすことにした。
それでダメなら他のャCントに移動だ。
港にはそこそこ釣り人の姿があったが、今朝は全体的にあまり良くなかったようだ。
本来ならこの時期釣れるはずの「抱卵乗っこみアジ」もほとんど出なかったという。
昨晩から東風が強く吹いた影響か、外海側の水色は白味がかった変なヨモギ色に濁っている。
東風が吹いた日は、房総半島太平洋側は総じて良くない。
３０分ほどでぐるっと一巡りして元の場所に戻ってくると、ちょうど先客サビキ師が帰り支度を始めていた。
挨拶をしてお立ち台を入れ替わり、いよいよ本気モードのガチンコちょい投げ開始（笑）。
海底に砂地と根が混在するあたりに狙いを絞って探ってやると、すぐにぶるるんっというシロギス独特のアタリ。
海中から姿を見せたのは、20ｃｍ強の良型お刺身サイズ。
まずは幸先良くターゲット捕獲成功♪
その後も飽きない程度にャcリャcリとアタリが続くが、どういうわけか今日は極端に針鰍ｩりが悪い。
３～４回連続して鰍ｯ損ね、何がいけないのだろうと急遽頭の中で高速シミュレーション。
最初はセオリー通り、餌を小さめに、タラシをあまり出さないように付けてみた。
しかし、この水色では小さな餌は魚に発見されにくいのか、てきめんアタリが出なくなった。
これではだめだ。
そこで、針のサイズを1号落とし、かつ少し長めの全長１．８ｍの仕鰍ｯに交換。
タラシを大きくとって餌を目立たせつつ、アタリを感じたら即リトリーブの手を止めて竿先を送り込み、食わせの間を十分にとるようにしてみたところ・・・・これが正解♪
しっかりと針に乗るようになった。
その代わり針を飲まれてしまうけど・・・まあいいか（笑）。
しかし、ここでまたしても想定外の事態が。
なんと、餌の青イソメがもうほとんど残っていない！
良型を狙って気前良くたっぷり餌付けしていたせいもあるかもしれないが・・・・
釣り餌屋で買ったときに分量を確認しなかった私も悪いが・・・・
それにしたって・・・・・・ちょっと少なくないか？
まだまだアタリはあったが、弾薬が尽きてしまってはいかんともしがたい。
最後の青イソメになぜかキュウセンが食いついてきたところで、誠に不本意ながら本日のところは納竿とした（泣）。
＜本日の反省＞
イソメは分量を良く確認してから買おう。
＜tackle data＞
ロッド：タイドマーク・アルテサーノ・キャステイシア107／09
リール：ステラ3000ＨＧ
ライン：ＰＥ1号
天秤：ジェット天秤15号
仕鰍ｯ：市販のシロギス仕鰍ｯ
餌：青イソメ
とりあえず目的は達したので、次回はまた別の魚狙おうっと♪
＜本日のＢＧＭ＞
その昔、まだＣＤプレーヤーなんて持っていない貧乏学生だった頃、友人にカセットテープに録音してもらって下宿で聴いていたっけ。
甘酸っぱい気持ちになれる一枚。
