昨日の土曜日は、めずらしく家でのんびりしていた管理人。
今週末は釣りに行く気がなかったのかというと、そうではない。
実は密かに、守谷の荒熊の磯への突入を計画していたのである。
今週末の潮回りは丁度大潮で、満潮は朝の4時。
金曜日の夜の予報によれば、土曜日の朝は、風はないけれども波は2.5M、うねりを伴う。
しかし日曜日になれば、北の風は少し強くなるが、波は1.5M、うねりはおさまる。
日曜日には、朝まづめの下げ潮のゴールデンタイムを、磯の先端の岬から狙えるかもしれない!
(うねりのある日には磯の先端部分は波に洗われ、かなり潮位が下がってからでないと入れないのである。)
というわけで、休養十分、意気揚揚と出撃した管理人であった。
朝4時すぎ、守谷漁港の駐車場に到着。
東の空は徐々に明るくなり始めている。
車を降り、荷物を担いでトンネルをくぐり、目指す荒熊の磯に降り立った。
広い磯には、日曜日にもかかわらず、管理人のほかに人影はない。
波は穏やかで、目指す右側のワンドの岬先端部分も波をかぶっていない。
やや強く吹く北の風で海面は細かくざわ立っている。
いい感じである。
この時点で、「もはや勝ったも同然!」と確信した管理人。
鼻歌混じりでタックルのセッティングを開始した。

ロッドを伸ばしてラインを通し、まだ暗いので電気ウキをセット。
ハリスに針を結んで準備完了。
ラインのたるみをとろうとリールのハンドルを巻いた瞬間、
「パキッ!」
破滅の音が。
ノォォォォォォォォォォッ!

ガイドの糸がらみで、穂先部分がャbキリ折れてしまった。
しかも、今日に限って予備の竿を持ってきていない。
完璧な計画、絶好のシチュエーションが、一瞬にして崩壊。
まだ一投もしないうちから、今日の管理人の釣りは終了してしまったのであった。
がっでむ。
涙目になりながら荷物を片付ける管理人の足元の潮溜りには、大きなアメフラシが1匹。

なんだこのやろう。嘲っていやがるのか。
ぶんぶん振り回してパープルレイン降らせてやろうか。こんちくしょう。
すさんだ気持ちになりながら、日の出とともに守谷漁港を後にした管理人であった。
<追記>
管理人の愛竿、「プロテック1.5≠T30」は、本日より「1.5?font color="red">525」になりました。ぐすん(涙)。

YES"FRAGILE"(1971)