すでに旧聞に属する話ではあるが、今年の「新語・流行語大賞」が以下の通り発表された。
【2016新語・流行語】
<大賞受賞語:受賞者>
・「神ってる」:緒方孝市監督、鈴木誠也選手(広島東洋カープ)
<トップテン受賞語:受賞者>
・「ゲス不倫」:週刊文春編集部
・「聖地巡礼」:冨田英揮氏(ディップ代表取締役社長 兼 CEO)
・「トランプ現象」:なし
・「PPAP」:ピコ太郎(シンガーソングライター)
・「保育園落ちた日本死ね」:山内志桜里氏(衆議院議員)
・「(僕の)アモーレ」:長友佑都選手(伊・インテル)、平愛梨(女優)
・「ャPモンGO」:株式会社ナイアンティック、株式会社ャPモン
・「マイナス金利」:日本銀行
・「盛り土」:受賞者辞退
大賞に選ばれた「神ってる」だが、本当にそんなに流行っていただろうか?
私は広島県出身で子供の頃から広島カープファンだが、私自身一度も使ったことはないし、カープファンの知人が使っているのを見たり聞いたりしたこともない。
でもまあ、カープのリーグ優勝は純粋に嬉しいので許す(笑)。
しかし、「日本死ね」はいかがなものか。
われらが母国を呪詛するような言葉を選ぶなんて、審査員はどうかしている。
しかも、受賞者は「地球5周分のガソリン」氏。ジョークだとしても悪趣味だ。
「ゲス不倫」もなんだか後味の悪い言葉なので(ベッキーはやはり可哀想だと思う)、端的に「文春砲」で良かったのではないか。
「トランプ現象」というのも、分かるような分からないような、中途半端な言葉である。
白人労働者層が排外主義に走ったことを指すのか、総得票数では負けても選挙人獲得数で勝ったことを指すのか、はたまた、識者の予想が軒並み外れたことを指すのか。
はっきりと定義して欲しい。
流行語は、やはりハッピーな言葉がいい。
個人的には、今年一番ヒットした(響いた)言葉は「クラフトビール」なのだが・・・
これはもう古いんだよね。(^^;
なんてことをモヤモヤ考えながら、コンビニで見つけた沖縄のビールで晩酌。
肉料理に合うペールエールだそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/71/5807cdb284c0ffb2d8e7f8c6fc6c0b33.jpg)
「見せてもらおうか、肉専用の実力とやらを!」
うわ!古っ!(笑)