潮待小屋

カマス惨敗(泣)

 
さて、待ちに待った週末である。
世間ではまだお盆休みの終盤かもしれないが、管理人にはそんな素敵なものはない。
ただの週末である。
こんちくしょう(笑)。


今週も例によってカマス狙いで出撃だ。
目指すは外房某所の地磯続きの港。
(この港は足場が悪く夜間照明もないため、事故防止の観点から具体的な釣場名は伏せさせて頂きます。)
カマスは昼間は岩礁帯に潜み、夜になると餌を漁りに堤防周りに回遊してくるという。
外房から南房にかけての海岸線には、まさに絶好のカマスャCントが続いているわけなのだが、迂闊にもつい最近までそのことに気がつかなかった。
なんだかくやしい。

深夜、自宅を出発し、国道128号線を南下。
BGMは、シャカタクの「ナイト・バーズ」。


SHAKATAK "NIGHY BIRDS"

夏の夜のドライブと言えばこの曲、というくらい管理人にとっては懐かしい曲だ。
ついでにバブルの記憶も蘇ってくる(笑)。


午前4時を回る少し前、目指す漁港に到着。
荷物を担いで堤防に向かうと・・・
なななんと、季節外れの強い北風が吹き荒れているではないか。
涼しいのは結構なことだが、これではお目当てのャCントで竿が出せない。
うーん、困ったなあ。

少し悩んで、風裏になる南向きの岩礁帯側テトラに釣り座を構えることにした。
ここは冬場はメジナが狙えるャCントなのだが、いかんせん水深が浅いせいか、夏場は誰も竿を出さない。
それでも何かしら釣れるだろうと、いつものカゴフカセタックルでテトラ際の岩礁帯のミゾを攻めてみる。
ウキからカゴまで約50センチ、ハリス約1ヒロ。餌は大粒アミ。
数投後、沖に払い出す潮流に乗せて仕鰍ッを流していると、突然スパッとウキが消しこんだ。
ヒット!

ぎゅんぎゅんと竿を絞り込んで走り回った末に姿を見せたのは体長約25センチのアジ。
やったね♪
やっぱり磯場のアジは良型だ。


22~26センチのアジ5匹をキープ。
どれも抱卵した良型。
ちなみに、この辺りのアジは春先からずっと抱卵しっぱなしなのだが、一体いつ産卵するのだろう?



その後も、朝マズメのフィーバータイムはなかったものの、ぽつりぽつりと良い型のアジがヒット。
途中、尺アジもかかったのだが(絶対30センチあった!)掴み損ねてテトラの間に落としてしまった(泣)。
小アジ鈴なりの入れ食いも楽しいが、良型を一匹ずつ釣っていくのも面白い。
ていうか、どちらかというとこっちの釣りの方が好きだ♪


やがて東の空が明るくなってくると、アジのアタリはぱったりと止まった。
いよいよカマスタイムである。
タックルを11フィートのシーバスロッドに交換し、いつものジェット天秤+ミノーの仕鰍ッをセット。
テトラ際や、岩礁帯の溝を狙ってキャスト&リトリーブを繰り返す。
水深がないので、基本は表層巻きだ。

ところが・・・

しかし・・・

カマスちゃん、おらんがな!(泣)

散発的なアタリは何度かあったが、うまく乗らない(後述)。
それ以前に、群れがいない。
先週のャCントにはあんなにたくさん群れていたのに、今回は場所を誤ったのだろうか、それともこの北風のせいか?


「カマスちゃーん、でてきておくれよう~!」
へたれモードであちこちキャストを繰り返す管理人。
と、そこへ一人のルアーマンが現れた。
「あのう、かめやまこさんですか?」
い、いかにも私がへっぽこ管理人でありますが、どどどどうしてわかったのでしょう?
背中に「亀」のマークでも貼ってあったかな?

謎のルアーマンの正体は、いつも掲示板にお立ちよりくださるシーバカさん。
どうもどうも、はじめまして。こんな場所で失礼いたします(笑)。
聞くと、昨晩からやっておられて、ショゴもカマスも厳しかったとのこと。
うーん、やっぱりそうですか。
じゃあ、私に釣れないのもまるっきり腕のせいというわけではないですね(笑)

それでもあまりの釣れなさにルアーは早々にあきらめ、仕鰍ッをキス用に替えてイソメ餌で船道の砂地を探ってみた。
釣果はこいつ。
 ↓

ぬるぬる


かくして、本日のカマス釣りは惨敗。
大変不本意な結果と相成った。
午前8時、荷物を片付け、次回のリベンジを胸に誓いつつ釣り場を後にした。

ちっくしょお~!


・・・・・・・・・・・・・・
<本日のバッド・ジョブ>


先日購入した激安ミノー。
使う前から実は気づいていたのだが、フックの針先が甘く、何度かあった貴重なバイトをのがしてしまった。
そこで、軽く触れただけでもぐっさり刺さるがまかつフックに全交換。
これなら、すれ違っただけでもフックアップするぞ(笑)。
ようし、次回こそは見てろよ~。




     

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コメント一覧

管理人
>とーたんさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
沖釣り、いいですねえ。
私は船に酔ってしまうのでやりませんが、他の皆さんの船情報をお聞きしていつも羨ましく思っています。
釣果情報もぜひお寄せください。
お待ちしております。
とーたん
初めてお便りしまっす
とーたんの自作遠投カゴ 名付けて(明ちゃんスペシャル)じつに使いやすいカゴ仕鰍ッですよ、コマセ詰めには五秒程しか鰍ゥらないし飛距離は大黒にも劣らないっす(サイフにも優しいしね)千葉一帯何処でも行きます、ハゼから黒鯛さらには沖釣りまでなんでもやります ぜひ亀山スペシャルと競ってみたいもんですなあ
管理人
>グレさん
「ここに住んでる」は傑作ですね(笑)。
でも、通いつめるとほんとに自分の庭みたいな気分になってきます。
釣れるとき、釣れないとき、当然波はありますが、今日は釣れないとわかっていてもどうしても足が向いてしまうのが「ホームグラウンド」ですよね♪
グレ大好き
なるほど、今のアジ釣り師達は夜釣り中心と言うわけですね。お陰さまで、日中の釣りを穏やかに楽しめました。
寄浦のアジ釣り師は、車横付けで週末を金曜から日曜まで過ごしているご様子。ここに住んでるの?と思うほど毎回見る一団も居たりして・・・ 港内向きは、その指定席のようです。ファミリーに良いャCントなのですが。
管理人
>グレさん
グレさんがいらっしゃったのはちょうど朝マズメの時間帯ですよね。
このところ、朝マズメのフィーバータイムが無くて、アジが釣れるのはもっぱら夕マズメから深夜の時間帯が中心です。
寄浦も、たぶん前の晩には釣れていたんだと思います。

メゴチは天麩羅が最高ですね♪
知る人ぞ知る江戸前天麩羅の高級ネタです。
高い天麩羅屋さんで接待すると食べられます(笑)。
グレ大好き
良型のアジが揃ってよかったですね~
寄浦ではアジの気配が全く無く、港内向きの釣り人の竿が曲がることは在りませんでした・・・
メゴチ、そのサイズなら面唐ナすがテンプラがいけますね。マゴチやキスはは勿論ですが、嫌われ者のメゴチの味も侮れません!今夜のメニューは、どうなっかのかな?
管理人
>1号さん
1号さんもついに糾p参戦ですか。
これから秋にかけて、タックルボックスに忍ばせておくと重宝しますよ。
昨年は偶然ヒラソーダの大群に遭遇し、運よく糾pを持っていたおかげでいい思いをしました。
ャCントは、でっかい港のいつもの1号さんテトラでした。
1号@今日もお仕事中
週末すら仕事のコンチクショウX2の1号っす。

カマスチャン、結構日が高いうちから1号の投げた泣cノに引っかかってきましたよ~
(ウソのようなホントの話)
夜になるとデッカイ港の港内でもかなり魚影が濃くなるようで♪
ハリス切れが無ければ面白いかもしれませんデスぅ
管理人
>びっちゃさん
おっしゃる通り、カマスャCントはテトラや沈み根絡みのところですね。
同じ堤防でも、海底に何もないのぺっとしたところでは食ってきません。
面白いね。

ちなみに家に帰ってから何度も強い余震があって、こっちの方は結構びびりました。
びっちゃ
ジェットテンビンでミノー投げてりゃバレバレがな(笑)
画像のところがャCントだね。
カマスは、根や堤防に沿って大移動するから。
勝浦周辺は地殻が別物だから、東方沖ではそんなに揺れないですよ。せいぜい震度2ってとこでしょう。
管理人
>シーバカさん
そうでしたか。
いやはや、お恥ずかしい(笑)。
またお目にかかったときは、宜しくお願いします。

今週いっぱいお休みだなんて、ううう、うらやましい~♪
ちなみに、昨日は漁協の定休日(第一、第三土曜日)で堤防周りに網が入っていませんでしたが、その他の日はびっしりと刺し網が入りますのでご注意くださいね。
トップウォーターを攻めるなら大丈夫ですが。
シーバカ
管理人さん  お世話になりました!

実はライジャケの隙間から甲羅が見えまして(失礼!)
冗談はさておき、ソルティーショットにダブハンステラ、
サーフトロ仕鰍ッに釣人のお手本的身なり。
管理人さんだと確信しました。(内心ドキドキでしたが)
私は今週いっぱい遅い夏休みなので、また某漁港にカマス釣行
するつもりです。
次回はシーバスロッドにジェット天秤で、遠投してみようと思います。

帰り際、堤防付け根の岩礁帯でルアー投げたところ
大量のフグに襲われました(笑)
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