今週末は久しぶりの凪。
アジも釣れているようなので、夜はカゴアジ~朝マズメは泳がせヒラメ狙いの黄金リレーで外房へ出撃した。
午前2時、第一候補の「いつもすいてる」堤防へ到着。
しかし、お目当てのャCントには赤いLEDの先客あり。
この堤防唯一の泳がせャCントなのだが・・・・残念。
次に向かった第二候補の「いつもがらがら」堤防も・・・・まさかの先客あり。
ええ?なんで?
アジングのルアーマンか?
そして、ここから管理人の迷走が始まる。
周辺の他の堤防ャCントをいくつか見て回ったが、どこも釣り人で一杯(汗)。
マイナー堤防にまで釣り人があふれ出している状況でいいャCントが空いているはずもなく、竿を出す前から早くも暗雲が立ち込める。
久しぶりに週末の天気に恵まれたからだろうか。
「こんなんだったら、、先週末みたいな大荒れの天気の方がまだましだいっ!」と毒づきながら、さらにャCントを探して回った。
そして辿り着いたのは、藪をかき分け岩肌の崖を降りる某地磯。
万が一に備えて車に積んでおいた背負子とチャランボが役に立った。
ようやく見つけた安息の地に釣り座を構え、急いで釣り開始。
フグの猛攻に悩まされながらも、活き餌用の小アジを夜明けまでになんとか6匹ほど確保して、泳がせの準備完了。
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今回の泳がせは、ウキの流し釣り。
周囲に他のカゴ釣り師や底物師がいないときは、ぶっ込みよりも広い範囲を探ることができる流し釣りの方が効率的だ。
タックルは、遠投磯竿3号5.3m+SW4000番リール。
仕鰍ッは、道糸PE1.5号、ナイロンリーダー6号2ヒロ(浮き止め糸はリーダーに結ぶ)、羽根ウキ12号、中通し錘6号、フロロハリス6号1ヒロ半、チヌ針7号の直列2本針。
エアーを入れたバッカンに活かしておいたアジをネットで掬い、鼻に親針、背びれの後ろに孫針を手早く打って、なるべく弱らせないようソフトにャCントへ投入。
タナは底から約1m。
あまり底近くを流すと、ウツボにやられる確率が高くなる。
泳がせ始めてすぐ、餌のアジが何かに驚いて逃げ惑う反応が出た。
そしてその直後、浮きがスパッと海中に消え、スプールからラインがバラバラと引き出される。
この走り方は・・・・・本命ではない。
すぐに竿を立てて合わせを入れ、軽くャ塔sングしながら寄せてくると、姿を現したのは目測40cm級のイナダ。
先週たくさん釣ったのと同じくらいのサイズだ。
このくらいの魚なら、玉網を汚すまでもない。
竿の胴に乗せて、どっこらしょっとごぼう抜きで取り込んだ。
イナダがベイトを追って寄っているなら、その下にはヒラメも居るはずだ。
餌を付け替え、本命を期待して、次のアタリを待つ。
沖へ払い出す流れに乗せてしばらく流していると・・・
再びウキがスパッと海中に消えた。
慌てず騒がずゆっくり5つ数えた後、ラインスラックをとって大合わせを一発くれてやる。
すると、それに驚いたのか、魚が一気に走り出した。
さっきのイナダとは比較にならない重量感。大物だ。
横方向に走っていく魚を竿の胴でためてこちら側を向かせ、今度は本気でャ塔sングしながら徐々に寄せてくる。
しかし、ここで大失敗。
緩めの設定にしていたドラグを締めようとリールのハンドルから手を放した瞬間、魚は一気に足元の根に向かって突っ込み、潜ってしまった。
「ぐわあっ・・・・・!」
痛恨のラインブレイク(泣)。
そして、激しい後悔。
どうしてあの時、ドラグを締め直そうなどと考えてしまったのだろう。
スプールを手で押さえながらでもャ塔sングでしっかりと魚を浮かせ、底から離すことが先だったのではないか。
ちくしょう!下手糞!
自分の未熟さをあらためて痛感した。
その後はしばらくアタリなし。
最後に、目をつぶってでも取り込めそうなサイズの小魚(笑)を一本追加し、本日の釣りを終了。
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微妙な釣果 「アジ返せ!」
それにしても、ああ悔しい!
ばらした魚の姿を見ていないので何とも言えないが・・・
逃がした大物は大概外道であるということは百も承知しているが・・・
昨シーズンの最大魚(73cm)の引きと実によく似ていたことも確かである。
3号竿で浮かせきれずに沈み根やテトラに潜られた魚が今まで何匹いただろう。
そのうち9割がサメだったと保守的に見積もっても、逃がした本命は何匹いたんだろうか。
ようし決めた!今シーズンは、サイズアップを狙うぞっ!
そのために、以前から迷っていたタックルのパワーアップも思い切って実行するぞっ!
泳がせに適した5号竿探すぞっ!
泳がせ竿に必要なのは、リフトアップ力だっ!
その後、Bサーフさん、門番さん、rickeyさんが部活中の堤防へ移動。
先程釣った魚をrickeyさんのクーラーボックスに仕舞い、しばし皆さんと情報交換。
さらに、rickeyさんから活きアジを一匹頂戴して泳がせてみたが、これといった反応はなし。
泳がせ仕鰍ッのことなどあれこれお話ししているうちにあっという間に時間が経ち、帰宅時間となったところでお先に失礼させていただいた。
皆さん、ありがとうございました。
ちなみに、先週釣ったイナダのその後。
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イナダ大根
美味しゅうございました♪