本日の無駄足

　
年末にPCを買い替えた。
まだそれほど古くはなかったのだが、トラブルが多くて嫌気がさしたからである。

新しいPCは、２３インチモニター一体型の今風のデザイン。
キーボードが側になければ、まるでテレビだ。
ウインドウズ７搭載で、地デジやブルーレイも見られるらしい。

ヤ○ダ電機で購入した際に「今使っているPCを引き取ってもらえますか？」と尋ねたところ、中古PCの買取もしてもらえるということだったので、本日改めて旧PCを持ち込んでみた。

ところが、店員さん曰く、「こちらのメーカーは、当店では買取できません」とのこと。
ヤマ○電機で取り扱っているメーカーの商品しか買取査定ができないのだとか。
どうしてもということであれば、査定額は１００円になってしまうという。
え～、だったら最初からそう言ってよ！期待しちゃったじゃない。

問題のPCは、eマシーンズ製のもの。
ウインドウズビスタ、インテルCORE2デュオ搭載のマシンだし、いくらなんでも１００円ということはないだろうと、当該PCを購入したケー○電機に持ち込んでみた。
ここでは以前も、PCを買い替えた時にいい値段で引き取ってもらったことがある。

ところが、○ーズ電機の店員さん曰く、「うちでは中古PCの下取りはやめました」とのこと。
ええ～！
それじゃあ、このお店で買ったPCを買い替えようとするお客さんが困るじゃないですか。
いいんですか、それで？

さらに、近くにあった１００○ボルトに寄ってみると、なんと、ここでも現在中古PCの下取りは現在やっていないとか。
う～ん、いったいどうしちゃったんだろう。

金額の問題ではない。「下取りしてもらえる」ということ自体に意味があったのである。
まだ十分使えるPCを粗大ゴミとして処分するのは気が引ける、という買い替え予備軍のお客さんの「罪悪感」を消して、ャ唐ﾆ背中を押してあげるための販売戦略として下取り制度があったのだと理解している。
これをなくしてしまったら、お客さんの買い替えが進まない、というか、潜在的な買い替えニーズのあるお客さんを取り込めないのではないだろうか。
○マダ電機やソ○マップにお客さんみんなとられちゃうよ！

いったん帰宅し、インターネットで中古PCの買取をやっているお店を探してみると、いくつかの候補先がヒットした。
その中で一番近かったのが、意外にも大手スーパーのジャ○コ。
ディッ○ルという業者と提携して買取サービスをやっているらしい。

こんどこそ、と思って持ち込んでみると・・・・

なんと、「店頭での受け付けはしておりません。まず業者さんの方に電話をしていただいて、査定が済んでからの受付となります」とのこと。
ええ？
どういうこと？
よく理解できないんですけど。
現物を持ってきてるんだから、今ここで受け付けて、査定してくれてもいいんじゃないの？
業者に査定依頼の電話をする必要があるなら、あなたがしてくれてもいいんじゃないの？

事前に確認しなかった私が悪いことはわかっているが、内心ムッとして、「じゃあ結構です」と言い捨てて再び重いPCを抱えて引き揚げた。

ああ、なんて惨めなんだろう（泣）。
こんなに惨めな思いをしたのは、ほんとに久しぶりである。
帰宅後、まだ明るいうちからついついビールをあおってしまった。

私だって決してヒマじゃないのだ。
これ以上、古いPCの処分に無駄な時間は費やせない。
頭に来たので、来週１００円で処分することにしよう。