近所のスーパーで、「ホヤ」が売られていた。
私はホヤが苦手である。
しかし、好きな人は「こんなに美味いものはない」と言う。
悔しいので何度もトライしているのだが、いまだに克服できないでいる。
にもかかわらず、性懲りもなくまた仕入れてしまった(笑)。
これだけでは危険なので、「保険」もいくつか調達しておいた。
今が旬のサルボウと・・・
近くの道の駅で、ワラビ&エシャロット。
帰宅後、まずは「保険」からやっつける。
サルボウは、アカガイに似た少し小振りの貝。
「赤貝の佃煮」に使われるのはこの貝であることが多い。
お味の方はもちろん保証付き。
軽く酒蒸しにして口が開いたところで身を取り出し、酒、醤油、味醂、刻み生姜で煮込んで佃煮風に仕上げてみた。
間違いなく美味しいもの「その1」。
ワラビは子供達も大好きな「卵とじ」にした。
間違いなく美味しいもの「その2」。
エシャロットとらっきょうの区別が付かないのは私だけだろうか。
今日は赤味噌だれで頂いてみる。
間違いなく美味しいもの「その3」。
さて、いよいよ問題の「ホヤ」である。
パッと見は、これが動物だとはとても思えない。
サボテンの一種、ドラゴンフルーツのようにも見える。
ああ、沖縄行きてえ!(笑)。
二つに割ったところ。
「ホヤ食いマスター」は、この体液、「ホヤ水」を器に取り、醤油も何もつけずに「ホヤ水」の塩味だけで頂くと聞くが、初心者にはハードルが高すぎる。
それは例えば、鳥山も何も無い外房サーフの堤防から、ガチのショアジギングで「ステルスブルー」を狙うようなもの。
ああ、早くショアジギやりてえ!(爆)
結局、チキンな私は「ホヤ水」は使わず、わけのわからぬ内臓その他のヌルヌル器官を取り除き、無難な部位のみを残して刺身にしてみた。
それは例えば、ランガンして見つけた鳥山の下のイワシにボイルする食い気満々の魚を狙うようなもの。
何だよ?別にいいじゃないか!文句でもあんのかオラオラ!
さて、お味の方は・・・
ごめんなさい。
私はやっぱりダメです。
鳥山に着いた魚さえも釣れないくそヘタレでございます(泣)。
しかし、「酒の肴大好き」な男前の長女がぽろりと一言。
「あたしは全然平気だよ♪」
おおおおお、本当か!素晴らしい!
「老いては子に従え」という諺もある。
師匠と呼ばせていただきます。
でも、君はお酒は飲まないんだよね。
遺伝的には飲めるはずだから、いつかパパの晩酌に付き合ってくれる日が来るかな?
期待せず、気長に待っているよ(笑)。
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