今日も今日とてアジ狙いの管理人。
一路勝浦へ向かって、深夜の国道128号線を南下した。
BGMはシェリル・リンの95年のアルバム"GOOD TIME"。
あの名曲"GOT TO BE REAL"のセルフカバー・バージョンも入っている。
テンション上げて、いざ突入だ!
まずチェックしたのは勝浦漁港・白(青)灯堤防。
残念ながら既に満席。
次に松部漁港の堤防。ここも満席。
その後も吉尾、勝場、興津とチェックして回るが、どこもかしこも釣り人で一杯。
最終的に、浜行川漁港に辿り着いた。
時刻はすでに朝の4時半。
駐車場に車を停めて、赤灯堤防先端に向かう。
他の釣り場があれほど混雑していたのが嘘のように、堤防上には誰一人として釣り人は居ない。
貸し切り状態である。
この状況を「ラッキー」と思ったら大間違い。釣人が居ないのは、「釣れない」からだ。
浜行川漁港は、外房でも屈指の「釣れない」堤防である。
波穏やかな入り江の奥に位置し、潮が澄みすぎていることが原因と思われる。
管理人は人の多い釣り場が嫌いなので、結局最後にはここに辿り着くことが多いが、確実に魚を釣りたいと思うならば、勝浦漁港や興津漁港などの人気ャCントに入るのが賢明である。
決して管理人の真似をしてはいけない。
さっそく磯竿1号に電気ウキとアジのカゴサビキ仕鰍ッをセットして、釣り開始。
冷たい北西風が若干吹いてはいるものの、辛いというほどではない。
まずまず穏やかな冬の朝だ。
コマセの効き始めた5~6投目、電気ウキがスッと消し込み、本日始めての獲物である15センチほどのアジが釣れた。
とりあえずは魚らしい魚が釣れて一安心の管理人。
その後も、ぽつりぽつりとではあるが、アジのアタリが続いた。
5時45分、東の空が明るくなり始める頃、漁港内で準備をしていた漁船がいっせいに出漁。
管理人の目の前の船道を次々と通り過ぎてゆく。
いったん釣りは中断し、朝食のパンをかじり、缶コーヒーを飲む。
船の出入りが一段落したところで再び竿を出すが、既に魚は散ってしまったようでアタリなし。
やがて完全に日が昇った。
足元の海を見ると、6~7Mの水深のある海底が丸見えになるほどの澄み潮である。
こんな日には、これ以上の釣果は期待できない。
今日の釣りはこれまで。
午前7時、少し早いが納竿とした。
※本日の貧果、アジ8匹↓
※使用タックル
ロッド:シマノ・プロテック1≠T30
リール:シマノBBX3000
仕鰍ッ:電気ウキ1号、ロケットカゴ、魚皮サビキ6号
荷物を片付けて駐車場に戻る途中、この堤防の常連釣り師に会い、「いつもの会話」を交わす。
「どうですか、ダメでしたか?」
「ええ、ダメですねえ。今日はもう引き揚げます。」
こんな会話に全く違和感がないのが悲しい管理人であった。
♪いつも聞こえるあの唄は
♪釣れない釣り師の嘆き節
♪凍える指先握り締め
♪明日を夢見る
♪演歌の花道
♪ちゃらり~ん・・・
てなわけで、今日はやけ酒
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