しおんの部屋

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着物(上半身)を作ろう…1[Blender 3DCG 女の子]

2022年02月05日 | Blender 3DCG
浴衣を作ろう6[Blender 3DCG 女の子]からの派生?
浴衣をクロスシミュレーションで作ろうとしたが、上半身がうまくいくと下半身がだめだったり、その逆だったりで、納得いく結果が得られなかった。そこで、比較的クロスシミュレーションしやすい洋服と、難しい和服の違いについて調べてみた。

最も違う点は、洋服は体に合わせて作られているのに対し、和服は直線的に作られていて着付けで身体に合わせるところだ。和服の着付けが難しいのは、体形によりさまざまな手法を使い分けるからだろう。その難しさを軽減するため、体形補正で身体の起伏を直線的にする方法もあるようだが、ずん胴で太って見えそうなので却下。

和服の着付けを調べ、クロスシミュレーションに関係しそうな部分をまとめてみた。
・まず衿を胸元から腰に向かい直線状に整える。胸元が開かないよう意識する。
・次に、横(前身頃と後身頃の境目)を山折りにして前身頃の皺ができないように脇腹の方に伸ばす。
・この山折りの位置を保ったまま、後身頃を皺ができないように前身頃の内側に折り込む。
・この状態を帯で固定する。
・脇の折り込みによる重なりはヒップの部分ですべてなくなるようにする。
・裾が開かないように帯の折り込み部分で調整する。

ここまで調べてふと思ったのだが、帯を境に上下別々のパーツに分ければクロスシミュレーションが楽そうだ。
上半身のみなら、前身頃と後身頃は縫われていない部分のみとなるので単純化できる。
下半身のみなら、長方形に近い形のみになりそうだ。

という事で上半身側から挑戦。
クロスシミュレーションすると・・・

コスプレのはっぴみたいになった(^^;
上のレンダリング結果ではわかりにくいが、重なり部分や袖の胴側がまだうまくいっていない。

急に色々変えすぎたかも(^^;
ちなみにクロスシミュレーション前はこんな感じ。

さてどう直そうか・・・

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