完全封印のCD

ちょっと前に、とあるラジオ番組にゲスト出演することになった。

ラジオ番組といっても、ほとんど市街地しか視聴できないという
ローカル中のローカルな局の超ローカルの番組。
しかし、出演時間は１時間もあり、
メインのパーソナリティさんと2人で、番組を盛り立てなくてはならなくて…。

当日は、いったい何をどうしゃべったか…、あれよあれよという間に１時間。
番組を聴いてくれた人は「面白かったよ～」と
言葉をかけてくれるのだが…。
もともと、すっごく気が小さい私は、
言葉をいただくたびに、顔から火がでるほど恥ずかしい～。

それから、日にちがたつにつれ、はずかしかったラジオのことなど
記憶から消していた。
ところが、昨日、件のパーソナリティさんから、
「番組を録音したCDできたよ」と。

ひえええええ～。そうだった～。
録音、お願いしていたんだったわ～。

以前、某省庁の企画によるディベートのパネリストをしたときは、
本番で緊張はしたけれど、「その時だけ」だったので、
終わったら、さっさと記憶からバッサリ切り取ることができたのですが。
今回は、そうはいかない。
視聴者の誰かが録音でもしていようもんなら、
私は、一生笑いもの？！
（かなりのバカ話しをしてしまったんです。
パーソナリティさんと、歌まで歌ってしまったような気もするし）

……聞くのがこわいです……
なので、未だに、まだ聞いていません。

きっと、この先ずっと聞くことはないかも。
完全封印の、このCD。
墓場まで持っていくぞ～。