『 うさぎの言霊 』 Rabbit's Kotodama 

宇宙の謎、神と悪魔と人とは?

あらすじ

2019年01月30日 10時28分40秒 | 小説


 二〇XX 年 十二月十八日(木)


私はふと気付くと青森県の十和田湖におり、男女二体の神と遭遇する。

その神は十和田湖に於いて天の岩戸をあけ、大黒天を出現させた。

別名「大国主大神=オオクニヌシノオオカミ」、または、シバァ神とも言います。
これは個人的な見解で一般的ではありませんので御了承ください。
シバァ神は、インドの神話に登場する破壊の最高神であると同時に、
再生と生殖も司る神であります。

神々は時と場所によって、姿や名を変えられる場合が多くございますので、
よく御自分でもお調べになり混同しないように気をつけましょう。

私は大黒天様からウサギの姿に変えられ、その後出現した大天使長ミカエルと共に、
出雲の神議り場(カムハカリジョウ)=大霊宮(ダイレイグウ)へ向かう事に・・・
その驚愕の神霊界の会議場で、私は夢想だにしない体験をすることになる。
その会議の内容は、明日からの「神裁きの三日間」に関する恐るべきものであった。


 その「神裁きの三日間」の掟の内容とは・・・

世界中に定められた「神の光玉(コウギョク)」内の
「祈りの聖域」と呼ばれる場所で、不眠不休2リットルの水のみで
三日間懺悔の祈りを捧げなければならなかった。

人類はその三日間に於いて、生き残り種人になる者と、
裁かれる者とに分けられることになる ・・・ といった内容である。

その内容はメディアを通し、世界各地に出現した聖者達によって
一般の人々に伝えられた。その為、世界中は混乱し究極の選択を迫られた。
当然各国政府は、国の経済活動を停止し生命の危機に陥るようなことは
容認する筈もなく、聖者を捕らえようとするが、
どのような手段を使っても聖者に触れることすらできなかった。

恐れをなした政府は、祈りの場所を提供し沈黙を守った。

やがて「神裁きの三日間」が始まると、
敵対する邪神の手下の悪魔達は、
封印が解かれた「造化の業=ゾウカノワザ」を悪用し、
様々な形態の化け物を造り上げ、神々に徹底抗戦の構えを見せた。

この戦いは「正邪の戦い」の最終決戦なのである。

ただ憐れな事に邪神軍の力は、
正神軍の強力な神霊力の前には赤子同然でしかなかった。

正神軍にしてみれば、この戦いを機に神の子人を鍛え上げ、
神と人が一体となった神十字文明を造り上げることが大きな目的であった。

それ故、神自身が直接邪神軍と相対することはなるべく避け、
神の子の祈りの波動に因って、
宇宙創造主である主神(スシン)の魂を揺さぶり、真の救いを得ようとしたのである。

その正神軍が手を出さないのを良い事に、
邪神軍は人間の多国籍軍と協力し世界中を破壊しまくったのである。
それは始めから邪神と人間、特にアメリカ政府との密約があったからに他ならない。
当然騙されているだけのことだったが、人間風情が気付く筈もなかった。

邪神の企みは、邪欲を貪る人間の代表、
特に各国要人を煽(おだ)ててその気にさせ、
世界中の軍を操り多国籍軍を結成し神に対抗し、
神の子人はここまで堕落しているということを正神軍に見せ付け、絶望させることであった。

 つまり堕天させた神々への復讐、それが最大の目的である。
 まあ、逆恨みというか責任転嫁というべきでしょうネェ ・・・

正神軍は邪神に対抗する手段を、主神への祈りの波動だけと定めたのは、
親である主神を蔑ろにし、人間のみの快楽に走った事への戒めの為である。
それと、今までの競争が余りに醜く、
敗者を詰(なじ)るような神の愛からは程遠い思想が根付いたことも要因のひとつであった。

その祈りの波動は美しい光の帯となり、
神の光玉から富士上空に「神の光輪」を築き上げた。

その神の光輪には、神と共に七人の聖者が入ることになっていた。

しかし二人の若い聖者(拳三とマーフィー)は、
まだその資格を得られず、月での修行を命ぜられた。


そのことを知った邪神軍は、ここぞとばかりに超人と化した二人に襲い掛かる。
二人が揃わなければ神の光輪は完成しないのである。

遂に二人は引き離され、徹底的に痛めつけられたのであるが ・・・
この後、果たして二人は ・・・ そして人類の命運は ・・・

更に正神軍と邪神軍の戦いの結末は如何に?
私も分かりません。あ~、もう一度読まなければ・・・

あなたも決して見逃さずに歴史の目撃者になって頂きたいものであります。

では、緞帳を上げ、人を含めた神々の黙示録を、あなたの脳裏に上映致します。


   ビィ~~~~~~!



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