《 キャラクター&キャスト 》
( 主神一族 )
御爺様 ガチョン / 谷 〇
叔父様 オチョイ / 藤村 俊〇
お父様 創造主=主神=生命の樹=チョンの神
/ 北大路 欣〇
お母様 ーーーーーー 吉永 小百〇
お兄様 ーーーーーー 福山 雅〇
お姉様 ーーーーーー 香〇 唯
スミレ ーーーーーー 石原 さと〇
氏 神 スプリングフィールド / ジャン ・ レ〇
湖 神 ナセル / キャサリン ・ ゼータ ・ ジョーン〇
うさぞう 信造 作者 ナレーター / 伊藤 敦〇
( 推奨BGM )
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲
セレナード第十三番 ト長調 K.五百二十五
『 アイネ・クライネ・ナハトムジーク 』
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1965年8月19~21日
サンモリッツ サル・ヴィクトリア
1 第1楽章:Allegro 0:00
2 第2楽章:Romance. Andante 5:22
3 第3楽章:Minuetto. Allegretto 10:53
4 第4楽章:Rondò. Allegro 13:16
https://www.youtube.com/watch?v=v5eS_0pQZ_A
モーツァルトって天才過ぎて、
どうも私は今ひとつ好きになれません。
この曲のどの楽章にしても、完璧な美しさがあり、
聞き惚れてしまいます。
しかし嫉妬のような感情が僅かにあるのは確かです。
それは、私が最も好きな作曲家であるベートーヴェンよりも、
才能が上だと思えてしまうからなのです。
ただ何回聞いても溜息が出ます。
モーツァルトさん、あなたは本当に凄い!
暫くすると、サアッ、と雲が消えていきます。
そして快晴の空が戻って来ました。
と思ったら、「 次 元 晶 」 での地獄界の映像が消えた代わりに、
先程のような虹に野鳥や昆虫達、
精霊が飛び交う様が映し出されております。
ああ、神議り場にあった球庭までもが ・・・
そ、それに川か滝なのか、どっちか分かりませんが、
螺旋状に流れる滝が大穴を貫き、えっ、廻っている?
地球の裏側で反転して戻って、表側と繋がった。
ああ~~凄過ぎ!! ・・・ DNA二重螺旋の意味でしょうか?
次に出現したものは、
この大穴中心の最上部に映し出された、
天上界の神々と天使の交響楽団と合唱団なのです。
この演奏会場は、
色鮮やかな花畑に囲まれた円形の丘陵地帯の中心に御座います。
何と言う極楽浄土かエデンの園そのものの世界。
そんでもって、おお~遂に、あの神議り場中心部にあった、
玉子型雛壇議長席が出現致しました。
当然頂上の議長席には主神様の御姿が、
そして天神六大神の皆様が勢揃いで御座います。
この議長席というより、
今現在は会議ではないので主祭席とでもしておきましょう。
その主祭席は演奏会場よりも斜め上に浮遊しております。
太陽神人、シリウス神人を始めとする天上界の神々の皆様、
十二神将様、閻魔大王様、火之夜芸様、
そして各光玉の守護神の皆々様は浮遊席にお乗りになり、
主祭席の下に御整列されております。
それと四大天使の皆様もその下に加わりました。
主祭席の周囲等間隔に点在する各光玉の群衆達は、
この壮観で圧倒的光景に言葉を失っております。
そして邪神軍など赤子同然であることも、
一目で理解出来たので御座います。
今回の正神軍大勝利の立役者たる七大聖者は人の姿に戻り、
神の光輪から出て参りました。
皆それぞれの光玉に戻る許可が出されたのです。
それに伴い、光玉の聖者も地上に降りて参りました。
皆、大歓声で迎えられています。
拳三とマーフィー、かすみに犬四郎?
犬四郎は ・・・まさか青年の姿に!
人の 「 霊成型(ひながた)」 に戻れたのか?
ただ当然、かすみに犬四郎は幽霊の姿であります。
それでも皆で抱き合って喜んでいます。
剣三郎にミツエ、エミリーにミランダも感涙に咽び泣き、
お互いの健闘を讃え合っている ・・・ 本当に良かった。
《 犬四郎は特別じゃ。
動物に堕ちた者は大抵数百年は許されるものではない。
だが、皆良くやってくれた。実に見事じゃ。》
《 本当に良く耐えて、神の期待に応えてくれました。
素晴らしいですわ。》
ブライトホルン様と早池峰様は、
御自分も楽団員ということで演奏会場に戻られました。
ああ、お名残り惜しいです。
ただ、スプリングフィールド様とナセル様は
既に任を解かれておりましたが、
私にお付き合い下さるそうで残られました。
ありがたいことです。
演奏会場には勿論、おちょい様にスミレ様の勇姿も御座います。
そのスミレ様は三角錐に近い丘陵の頂上でタクトを持たれ、
演奏再開をお待ちです。
ただ、このステージの演奏者は、
スミレ様を中心として扇状に段々下に広がる体形であります。
おちょい様の合唱団は、スミレ様とは背中合わせで反対側に、
同じく扇状の体形になっています。
この体形は通常の逆の発想であります。
指揮者や演奏者には問題ありませんが、
この場合は聴衆が聞き辛くなります。
しかし、そこは霊界の話だけに
音霊の波動が聴衆に届けば問題無しで御座います。
それに主神が下になるなど言語道断ということです。
三角の頂点は主神が鎮座される場所で御座います。
そこから下々に主神の大愛が降ろされ、
逆に下からは神の子の愛で上に吹き上げるという形が、
「神護目 =カゴメ」 の紋章であり 「ダビデの星」 なのです。
二つの正三角形の両方が上下重なり合って初めて、
理想の神十字文明が築けるので御座います。
つまりは、「イルミナティー」や「フリーメーソン」の
ピラミッド型の思想である、世界の頂点を極めた権力者が、
下々の人間を力で支配するというものは、
宇宙初発から連綿と続く、神々の世界にしか通用しないものであります。
そこには、大いなる愛と秩序だった法則が必要不可欠になります。
ただ神々に逆向して、邪悪な願望を満たそうとするのが、
現存する邪神に操られた
イルミナティーやフリーメーソンであるという訳です。
「 カバラの数秘術 」 という神の秘宝も悪用して
世界征服を目論んでいるのです。
それは大まかには達成されておりますが ・・・
悪の欲望は留まる所を知りませんから、
これからもエスカレートするのですが、
そこは百も承知の神々ですから、
今後は完全にストップされるということです。
「神裁きの世」 というのはそういうことです。
ああっ、スミレ様のお帽子の頂上部分の玉の上におわしますのは、
ベニヒワ様で御座います。
こちらにいらしたのですねェ ・・・
一番控えめな御姿なのに一番頂点におられるとは、
余程の御神格がお在りと存じます。
《 むふふ、そのと~~りじゃ。
わしは主神の父じゃ。
名はガチョンじゃ。憶えておくが良い。
いや忘れよ。ほほほほほ~~い! 》
いやあ、そうで御座いましたか、納得致しましたって、
あの場から思念波が届きました。
ああ~ビックリです。
《 うふふ、ついでだけども ・・・
御爺様ったら三つの宇宙を同時にコントロールできるのよ。
凄いでしょう。そのまたついでに叔父様は二つよ。
あたくしはぁ~~、まだまだ形になっていないのよねぇ ・・・
もう、創作意欲満々になってきたから、最奥に帰ったらがんばらなきゃ。
じゃあね~。
あ、も一つついでに最奥には、
お母様とお兄様とお姉様がお留守番しているの。むふっ。》
あああ、ありがとうございました。
スミレ様 ・・・ なんという事実だ。
複数の宇宙を同時に制御するなど ・・・???
「 お聞きになられました?」
《 聞いたわい。ガチョン様とは、で、伝説の主神と崇めれたお方じゃ。
あ、そうじゃ。わしの龍体の止まり木の角は、そのままにしておこう。
ありがたや~ありがたや~、もう最高じゃ、光栄じゃ。
円座になって良かったわい。ありがとうございました。
スミレ様。ガチョン様。 お~いおい ・・ おい ・ おうう ・・》
《 あらあら、よほど嬉しかったのですね。あたくしも同感ですわ。
止まり木用にベニ様バージョンのぬいぐるみを進呈致しましょうぞ。
は~~い。》
《 なんじゃ。これは良く出来ておるぞ。
そっくりじゃ。いや~嬉しいのお。おぬしはやはり偉大な女神じゃ。
しかし、チュウチュウ言うのも可愛らしかったな。ははは ・・・
おお、こんなことをしている場合ではないぞ。始まる始まる。》
ああっ、司会者の神流様が
満面の笑みを浮かべ高らかに御声が響きました。
《 お集まりの主神様を始めとした神々と神の子人の皆様。
も~う私は興奮を抑え切れません!
遂に、つぅ~いにこの日を迎えることが出来ました。
シリウス文明、そして神十字文明の夜明けを、
こうして光り輝く魂をお持ちの皆様と喜びを分ち合う、
何と言う幸福感に充実感に達成感!
これ以上の幸せは御座いません!
これも一重に、
主神様の大愛なる御心があってこそ味わえるので御座います。
さあ、この全次元界、宇宙の真中心の神、
主神様に対し盛大なる拍手を御願い致します!! 》
((( おおおおおおおおおおお~~~~!!!)))
この大きな空間に、とてつもない万雷の拍手、
そして歓喜の波動と言霊が響き亘ります。
その場でお立ちの主神様が御手を振られます。
感極まって涙しておられます。
皆、感涙に咽び我を忘れ、歓喜に陶酔しております。
その大歓声は暫く続きました。
ここでは司会者は止めませんでした。
頃合を見計らって、司会者が動きました。
《 皆様、真にありがとうございます。
では、主神様から御言葉を賜ります。》
主神様は震える手を握り締め、力強く仰せになりました。
《 我が全家族よ。良くやってくれた。
見事と言うより他無い!
三日以上の難行苦行。それは厳しく感じたに違いない。
しかし全ては我が天意と受け取り、
力を合わせ不屈の精神で乗り越えてくれた。
その我が子の愛、しかとこの胸に響いて参った。
皆、ありがとう。心から礼を申すぞ。
汝等は神の子の誇りを取り戻したのだ。
そして我を親として認め実感することが出来た。
ようやく我等親子は本来の生活に戻れるのだ ・・・
さて、その生活の場であるが、
実はこの地球と月と太陽は、これよりシリウス星系へ瞬間移動させる。
他の惑星は翌年の1月1日になる。
もうその準備は万端!
フォトンベルトという次元転移装置を、太陽系ごと潜れば、
そこに広がるのはシリウス星系となるのじゃ!
果たしてそんなことが可能か否か?
我が制御するのじゃ、心配無用であるぞ。
皆、我と意志を一つにする為、オウムと連呼するのじゃ!
さあ、我に続くがよい!
では参るぞ!
オウム、オウム、オウム ・・・ 》
興奮を抑えつつ、宇宙の聖音オウムを皆で連呼しています。
すると辺りが眩い光に満ちていきます。
その光は、一人一人の全身全霊に溶け込み、
更には、全ての神々と神の子人との隔たりをも溶かしていくようです。
宇宙はこの時、同化融合したのです。
フォトンベルトという光の輪をくぐる感覚は、
生命誕生の瞬間に似ているのかもしれません。
生まれ変わる太陽系の全惑星の姿は、
きっと以前より遥かに輝いていることでしょう!
五連星であるシリウス星系の父星、
母星とも言うべき星の住人の皆様の、
歓迎の声が魂に響いてきています。
とうとうシリウス星系に到着した模様です。
ここで、主神様の御声が響いてきました。
《 さあ、ようやくシリウス星系に到着したぞ!
待ちに待ったこの瞬間を共に分かち合えるのは、
感慨深いものだなぁ ・・・
皆の魂が光輝いておるぞ。よく付いて来てくれた。
では本日を新聖紀元年とし、
正神そして神の子人が協力し合っての、
シリウス文明、神十字文明をこの領域に築くのだぁ~~!!!》
((( おおおおおおおおおお~~~~~!!! )))
《 うむ、ありがとう、はっはっは ・・・
ところで、気付いている者がいるだろうが、
もう人と人の間での思念波は通じないよう封印は戻した。
それに魂というチャクラの光も見えない。
それは、要らぬ責め裁きを生まぬ為だ。
ただ、これからの一月間は先祖との交信だけは許そう。
お互い執着の無いよう絆を強めるのだ・・・
しかしだ、
自力で霊能力の復活をしてもらわなければいかんぞ!
さて、これから一月間、
新聖紀元年を記念し、祭りを開催しよう ・・・
真の祭りじゃあ。本来の祭りをするのじゃあ。
わしも皆と一緒に楽しみたいのだ。
親子水入らず存分に楽しもうぞぉ。
酒も振舞おう。 御馳走も出すぞぉ。
うわっはっはっはぁ~! 》
((( おおおおおおおおおお~~~~~~~!! )))
いやあ、こりゃあ凄い。疲れも吹っ飛ぶぞぉ、やったあ。
《 さて、その前にスミレに叔父上。そして八百万の神々よ。
新聖紀元年に相応しい演奏の方宜しく頼みましたぞ。
それに人の皆も練習の成果を見せてくれ。》
((( ははぁ~~!!!!! )))
《 では、これよりベートーヴェンの交響曲第九番、
第四楽章部分から演奏をさせて頂きます。
皆様、宜しくお願いを申し上げます。》
おお、ソリスト男女四名の美しき神がお出ましです。
そしてスミレ様のタクトが振り下ろされました。
( BGM )
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
交響曲 第九番 ニ短調 作品 百二十五 『 合唱 』 第四楽章
カラヤン&ベルリンフィル ( 43分より )
(320) ベートーヴェン - 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125《合唱》 カラヤン ベルリンフィル 1962 (日本語訳付き) - YouTube
壮大なる神々による演奏に合唱。
その歓喜の波動が全次元に響き亘ります。
ここは私もトランペットで参加したいものですが、
ここは我慢致しましょう。
《 なんじゃ、吹けるのか?》
「 はい、高校の部活で少々しておりましたので ・・・」
《 はい、ではこれで吹いて見せて頂戴な。》
「 あ、これは黄金のトランペットですね。凄い。
いや~~そうおっしゃられましても、
まだ私はウサギで御座いますので無理なんです。
唇がどうもいけません。 前歯がマウスピースにぶつかりますし、
それに前足の指では如何せんバルブ操作ができません。」
《 あ、そういえばそうじゃ。ぶわっはっはっはあ ~~ !! 》
《 ごめんなさいね。うさちゃん。おほほほぉ ・・・》
「 あ、いえいえ。」
・・・ ぼくって、いつまでこのカッコなのかな?
そんなこんなで歓喜神気の演奏会は終了し、
新聖紀元年を祝う祭りが始まったので御座います。
そこは我等も参加させて頂きました。
役得役得ぅ、むふふ ・・・
うわッ、このお酒うまうまうまぁ~~!
この魚の甘辛煮なんてギョギョギョ~~ッ!
キンメか何か? 美味すぎ~~!
この美味しそうなお肉なにって? ・・・
あ、あれっ、これは失礼致しました。
さて、ひと月という長い祭りも、あっという間に過ぎ去り、
シリウス文明は実質的に動きだしました。
これを境に、地球内部世界アガルタへアセンションできる者と、
故郷の星への転生をされる者とが振り分けられました。
アセンションを果たした者は、
神の光玉内の人間と先祖の割合では2割超の人数でした。
それ以外の人は、自分の魂の生まれ故郷に帰還したのです。
彼等はアセンションを目指し、日々精進することとなりました。
いずれの魂も希望と夢に胸を膨らませているのです。
さて、如何でしたでしょうか?
太陽系がフォトンベルトを潜ると
シリウス星系に瞬間移動するということは、
定かではありません。
あくまで私の発想であります。
Kさんの情報には、どのような方法でシリウス星系に、
移動するかは、以下の情報を参照してください。
「フォトン・ベルト」は、地球には、西暦2012年12月には到達する予定です。
「フォトン・ベルト」の役割というものは、
「teleportation」(瞬間移動)する際の、
最終的な「coating」(表面を覆う)作業といったところです。
大規模なフォトン(光子)で「coating」を行ない、
「teleportation」(瞬間移動)する際に、ネガティヴ・エネルギーから、
完全に、惑星の身を守るという作業です。
『 そこに付随した情報 ・・・』
その最終リミットは、西暦2012年12月21日です。
翌日の12月22日(冬至の日)には、
太陽と月と地球のみが、テレポーテーション(瞬間移動)します。
このとき、太陽と月と地球の3つの星は、
一旦、天の川銀河系星雲・太陽系から離れます。
太陽と月と地球のテレポーテーション先は、
シリウス星系の中心部です。
このときの、天の川銀河系星雲・太陽系から、
シリウス星系までのおおよその距離は、
約137億5785万9543km で、
テレポーテーションに掛かる所要運行時間は、
約3分を予定しています。
天の川銀河系星雲・太陽系内の他の惑星たちは、
その後、西暦2013年1月1日に、同様に、
シリウス星系の中心部にテレポーテーションを行ない、
そこで、先にテレポーテーションした、
太陽と月と地球の3つの星と合流する予定です。
ここで云う、テレポーテーション(瞬間移動)とは、
アセンション(次元上昇)のことです。
以上です。
最終リミットから早6年ということになりますが、
その延期の期間はいつまでになるのでしょう?
神の大愛は人間の想像を超えています。
その延期の期間があってこそ、
魂の向上の修行が続けられるというものです。
深いお詫びと感謝をもって、その日を待ちましょう!
さてさて、次回が最期のお話になります。
「 最 奥 」ってどういう次元なんでしょうねェ ・・・
どうやら、その次元をスミレ様が見せて下さるそうです。
みなさま、お楽しみに~~!
天の川見たいですよねェ ・・・
私は一度も見たことがありません。
昼夜を問わず、
いつでも空の向こうには広がっているというのに ・・・
死ぬまでに何とかして見たいと思っています。
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