万城目研究

「鴨川ホルモー」とか「プリンセス・トヨトミ」とか「鹿男あをによし」とか

玉木宏が『プリンセス・トヨトミ』にカメオ出演!

2011年04月21日 | 『プリンセス・トヨトミ』

映画『プリンセス・トヨトミ』のニュースが増えて来ましたね。

玉木宏さんが、カメオ出演しているようです。
たこ焼き屋のお兄ちゃんだそうです。
ミラクル鳥居がどうしても食べたいとだだをこねた、はいからほりのたこ焼き屋かな?
http://www.princess-toyotomi.com/news/

 

あと、東宝サイトに、東京での試写会インタビューが詳しく載ってます。
http://www2.toho-movie.jp/movie-topic/1104/07princesstoyotomi_kh.html



追記:玉木さんのたこ焼き屋は大阪城の極楽橋のたこ焼き屋みたいですね。
追記2:あ、私が思ってたのは「多門橋」だ。


『プリンセス・トヨトミ』大阪試写会情報

2011年04月21日 | 『プリンセス・トヨトミ』

『プリンセス・トヨトミ』大阪試写会は20日に、と書きましたが、18日にもあるみたいです。
映画はフジテレビ、関西テレビ製作なのだけれど、何故か毎日放送(TBS系)主催です。
20日の方の申し込みは、色んな所で小口でやっているみたいだけど、こっちはどーんと450組900人です。

http://www.mbs.jp/movie/preview/1302239708.shtml


「坂を抱いた」商店街のこと

2011年04月20日 | 『プリンセス・トヨトミ』

 

文庫本を買ったので、『プリンセス・トヨトミ』を読み返している。

舞台となった空堀商店街の風景が、何故か以前読んだ時よりもするすると頭に入って来る。

と言うより、風景を思い浮かべる事が出来る。

なぜだろうと考えて、思いいたった。

先日、空堀商店街を松屋町筋側からアプローチしたばかりだからだ。

それまで、何度か空堀商店街をうろついた事はあったけれど、いずれも谷町筋側から歩き始めたのだった。

 

万城目学が描写しているように、空堀商店街は「坂を抱いた」商店街だ。

大阪市街は大阪城を東に戴いて、碁盤の目に広がる。

碁盤の目都市と言えば京都が代表だけど、大阪も碁盤だ。

南北を走る大通りを「筋」と言い、空堀商店街は松屋町筋から谷町筋までの横の線を結ぶ。

この間にちょうど坂がある。

 

空堀商店街は、松屋町筋から見れば「上り坂を抱いた」商店街であり、谷町筋から見れば「下り坂を抱いた」商店街である。

『プリンセス・トヨトミ』の登場シーンでは「上り坂を抱いた」商店街として描写されている。

私は空堀商店街を「下り坂を抱いた商店街」として認識していた。

この差異は、結構、小説を読む上で曲者だった。

 

特に、茶子が蜂須賀に飛び蹴りを入れるシーン。

茶子が坂の上から、蜂須賀に飛びかかるのだ。

ドラマチックなシーンである筈なのに、うまく絵が浮かんで来なかった。

逆に、谷町筋側から商店街に入って財団法人OJOを訪ねる、鳥居と旭の行動はすんなりと絵になって理解できた。

 

今は、茶子が坂道を蹴って飛ぶシーンが、はっきりと絵になって思い浮かべる事が出来る。

 

 

うーん、『プリンセス・トヨトミ』読んでると空堀を探検に行きたくなる。

 

 

ジミヘンのぶらり下町食べ歩き1 (空堀商店街)


『プリンセス・トヨトミ』試写会の模様

2011年04月20日 | 『プリンセス・トヨトミ』

いくつかニュースとして上がってるみたいですが、ここの記事が、万城目さんの言葉が載っていたので、リンク。

http://news.walkerplus.com/2011/0419/15/

舞台上での写真も掲載されてますが、何か、すごいカジュアルな格好してますな・・。

綾瀬さんのボケっぷりが凄いです。
堤が綾瀬のキャラクターについて、「綾瀬さんは僕の知ってる人の中でも群を抜いて天然。大阪城のライトアップを見ていて、『堤さん、お寺ってやっぱり良いですよね』って言って、『間違った、神社だ!』と言った」


お好み焼き 太閤 に行って来ました

2011年04月20日 | 『プリンセス・トヨトミ』

おいしかったですヽ(´∀` )ノ

大阪地下鉄扇町駅1番出口上がってすぐのところにありました。
iphoneなので、あんまり画質よくありません・・



店内は結構落ち着いた感じ。
お店の人も、感じ良かったです。



真田親子の衣装が展示されてました^^



ひょうたんも、ありました。



トヨトミにちなんだメニュー。



トヨトミ相関図が。



国会議事堂への扉かな?



プリンセス・トヨトミ焼きを頼んだのですが、デカい!
ふっわふわでした。

残ったら、お持ち帰りOKです。

すぐ1本東側が日本一の長さを誇る天神橋筋商店街。
このへん、美味しそうな店があり過ぎて、困ります。
観光で大阪来られた方には、道頓堀もいいけど天満あたりが地元の雰囲気も感じられるし、お薦めです。






店内では、映画『プリンセス・トヨトミ』のトレーラーを流してくれてました。
店内写真撮ることも快く承諾して下さって、ありがとうございました。

ごちそうさまでした!

 


『プリンセス・トヨトミ』試写会に万城目先生

2011年04月19日 | 『プリンセス・トヨトミ』

参加されているようですね。
ツイッターで現場報告ありました。

東京なので、行けなかったですが、大阪は5月20日に御堂会館であります。
来てくれるかな?
一応、試写会応募だけはしときました。


ネットで読める万城目インタビュー

2011年04月18日 | その他

さくっとググッて出て来るものだけですけど。

ネットで万城目さんのインタビューが読めるサイトです。

 

筑摩書房『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』について話しましょう

http://www.chikumashobo.co.jp/special/kanokochan/

 

編集会議.com 『鹿男あをによし』について

http://www.henshukaigi.com/cat85/post_157.html

 

WEB本の雑誌 作家の読書道

http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi74.html

 

楽天ブックス 『ホルモー六景』について

http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/makime_m/

 

L-Cruise 万城目学に聞く

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcc/20090420/1025588/?P=1

 

文芸春秋 『プリンセス・トヨトミ』について

http://www.bunshun.co.jp/pickup/toyotomi/index.htm

 

 

 

ついでに、何となく。

 

濱田岳 映画『鴨川ホルモー』についてのインタビュー

http://www.56press.com/kamogawa0909/


京都市発行「京都さくらマップ」寄稿

2011年04月16日 | その他

もう遅いですが、京都市が発行している「京都さくらマップ」に、万城目さんが寄稿されています。

京都市のホームページで読むことが出来ます。

http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000075/75296/2-3.pdf

Indexページ http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000075296.html


京大出身、万城目学と森見登美彦

2011年04月14日 | その他

 

万城目学と森見登美彦と言う二人の作家は、同じ世代にして、京大出身。

デビューは、森見が2003年で、万城目は2006年。

近いっちゃぁ、近い。

正直、最初の頃は、少し混同した。

どちらも、京大が舞台の、ヘンな小説を書いているからだ。

本当は、単にそれだけの事なんだけど、京大って言うのが強烈過ぎる。

京大が舞台で、奇天烈なお話が、同時期に二人の作家から生まれた。

 

でも、奇天烈なお話も京大が舞台なら、それは十分まかり通る。

なぜなら、京大だから。

 

残念ながら、私は近畿出身なのに大学が東京だったから、京大生と聞けば、「すごーい頭がいいんだね」と言う印象しかなかった。東大生の次に頭のいい人たち。

それが、大阪で働き始めて、関西ではどうも京大生は頭が良い、と言うのと同時に、「変人が多い」ので有名らしいと言う事を知った。

これまで懇意にした京大生と言えば、何故か中国人留学生だったけれど、普段好き勝手にやっている中国人にさえ、「京大入って、ヘンな人ばかりなのでびっくりした」と言わしめた京大生。「吉田寮へ行った時、日本にこんな場所があるのか疑った」と彼女は付け加えた。

 

そして、万城目と森見と言う二人の作家を知って、ああ、やはり京大生は奇人変人なのだ、と言う偏見が、私の中で確定した。

天才肌の奇人変人だ。

自分が通った大学も変人が多いと言われたけれど、所詮、あんなのは凡人が反抗期を引き延ばしているのに過ぎなかったと思う。

万城目も森見も天才的な奇人変人だ。

 

でなければ、あんなものは書けない。

 

 

ちなみに、先日、ミーハー根性丸出しで京大付近をウロウロしたのだけど、未だ春休み時期だと言うのに、浪人風チョンマゲはかま姿の男性に出会いました・・・  京大、おそるべし。


『世にも奇妙な物語』”はじめの一歩”

2011年04月14日 | その他

2010年10月。

『世にも奇妙な物語20周年記念スペシャル~人気作家競演編~』第2話。

出演:大野智、田中麗奈、伊藤四郎、遠藤憲一。

原作:万城目学

 

篠崎肇、29歳。何を始めるのも、「まずはじめに」が口癖の男。

そのせいで、仕事も恋愛も今ひとつ発展がない。

終に恋人に愛想を尽かされたある日、縁結びの神様が目の前に現れ、肇から「まずはじめに」と言う口癖を奪ってしまう。

そのお陰で、言動がスピーディーになり、仕事がどんどんうまく行くようになる――

 

 

万城目学らしい、軽薄な神様といじいじと優柔不断な男が出て来るほのぼの系でした。