徒然 さやか日記

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート



ウィーンフィル恒例の
ニューイヤーコンサートは
衛星にのって全世界に同時中継
留学から帰国して19年・・・
(ゲッ…いつの間に…絶句

ウィーンに暮らした当時、
初めての大晦日は、
まさに恐怖の大晦日だった
爆竹爆竹爆竹
そして、新年を祝う瞬間に、
乾杯したゼクト(シャンパン)の瓶を
道に叩き付けて割る風習

…今は、懐かしく、
昨年の年越しも ドイツでは平気で
スリルさえワクワク

元日の明け方、ようやく静かになったら、
私は初詣・聖シュテファンス教会の
尖塔の螺旋階段で てっぺんまで登る
ウィーンの静かな朝を拝む・・・
もっともっと勉強したい自分と、
一人迎えるお正月に、
日本を想う自分も いたなぁ…
教会の礼拝堂の朝の静けさが、
当時はいろいろな思いに駆りたてられた

午後1時、ウィーンのセレブ、そして、
日本を含め世界からのお金持ちツアーが
ムジークフェライン(楽友協会ホール)に集って来る
年に一度、貧しい日本人音楽学生には、
おこぼれのチケットすら
手に入りにくいコンサート。
普段は、
いつも係りの人と親しくなって
楽屋入口からス~っと忍び込ませてもらい、一流アーティストのリハーサルさえ
聴かせてもらえていたが、
ニューイヤーコンサートは
無理だった・・・

ウィーン、わが夢の街
ウィーンフィルの独特の甘さ、テンポ感、
その音楽の素晴らしさに、
日本時間の午後7時、
皆さんがNHK教育Eテレで
酔いしれて欲しいです







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