11月13日からのライブツアー会場限定販売CDのマスタリングまで完了したはずが、いろいろな再生機器、スピーカー、ヘッドホン、イヤホンでチェックしているうちに、得にAppleのブルートゥースイヤホンAirPodsでの音の籠りが気になり、更にマスタリングをやり直し、結局10回目のマスタリングでOKとしました。でも、そもそもAirPodsって音が籠る傾向があり、ありとあらゆるトロンボーンアンサンブルの音源をAirPodsで聴いてみましたが、もれなく全ての音源でトロンボーンの音が篭って聴こえてしまいます。AirPodsは一般的なポップスなどの音楽を聴くにはとても心地良く聴けるんですが、ことトロンボーンアンサンブルとなると音が籠りまくって全く心地良く聴けません。歴史的名演奏と言われるトロンボーンアンサンブルグループの音源でさえAirPodsで聴くと、もう全然ダメ。素晴らしい名演奏でさえむしろダメな演奏に聴こえてしまう。
そんなAirPodsならではの音質に長時間悩まされ、マスタリングのEQ調整を何時間も試行錯誤した挙げ句、なんとかAirPodsでもほど良く聴こえるような音質にしました。でもAirPodsで最高に心地良く聴こえるようなトロンボーンアンサンブルの音に仕上げるのは多分不可能。やっぱりAirPodsはポップス向きのイヤホンですね。クラシック音楽を聴くのには適していないと思います。
そんなこんなで予想外にマスタリングで苦労しましたが、これであとはCD量産体制に入れるのか?