トロンボーンのスライドポジショニングに関してずっと以前から気になっていたことですが、3ポジションの時に人差し指でベルを触ってポジションを確認する人が結構多いですよねー。こういう人はおそらく初心者の時に「3ポジションはスライド支柱とベルが丁度揃う位置です。なので、感覚を掴むまでは人差し指でベルを触って確認すると分かりやすいですよ。」という風に教えられたからだと思うんですね。と同時に「でも3ポジションの感覚が掴めたらベルに指を触れないようにしましょうねー。」という指導も受けたはずなんですが、初心者の時に身に付いてしまった3ポジション時の人差し指ベル触り確認がそのままクセとなってしまっている人も多いようです。アマチュア奏者ならともかく、プロのオーケストラ奏者でさえも人差し指ベル触り確認をしている人が多いことには大変驚かされます。中には4ポジション時には今度は親指でベルを触ってポジション確認している人もいます。僕の知る限りプロのジャズ系奏者ではベルを指で触ってポジション確認している人はほぼ皆無なんですが、クラシック奏者では世界的なソリストでさえ人差し指ベル触り確認をしている人もいます。クラシック界の演奏マナー、慣習、しきたり(?)とか知らないのでなんとも言えませんが、師事した先生には注意されなかったのでしょうか。
3ポジション時人差し指ベル触り確認は「トロンボーンあるある〜」のひとつであると同時に、僕としてはそういう奏者を見るととっても気になるなる〜。