2日目は1日目よりも作業時間が取れず、MIDIケーブルの配線だけで終わってしまいました。
まぁ、1日目は大半の機材の電源が入り、2日目はMIDI信号も送受信出来るようになったので、とりあえずは着々とスタジオ再構築は進んでおります。
で、MacBook Proで認識されないMIDI Timepiece AVは、Intel Mac対応ROMの不具合なか、それともROM交換時の作業ミスなのかはっきりとした原因はわからないのですが、MIDI Timepiece AV内部基盤関係の故障であることは間違いないようです。この原因を深追いする時間もないので、とりあえずMIDI Timepiece AVは一旦放置。でも今月中に全ての音源の音をMIDIで鳴らせるようにしておかないといけないので、サブで持っていたM-AUDIOのMIDIインターフェイスMIDISPORT 2x2にほぼ全てのMIDI機器を接続。今まで4台のMIDI Timepiece AVで合計32ポート使えていたのが、たったの2ポートに減ってしまう訳ですから当然無理はあります。今まではMIDI機器1台につき1ポート独占できていたのが、1ポートに数珠つなぎ(スルー)で何台もつなげないといけない訳です。
接続イメージとしてはA音源→B音源→C音源→D音源→E音源→・・・みたいな感じ。まぁ、マルチ音源として使わない限りは、各音源のMIDIチャンネルを変えておけば問題はないです。ただ、E音源だけを鳴らしたい場合でもA~D音源の電源も入れないといけないのですねぇ(電源を入れないとMIDI信号が通らないから)。このエコな時代になんとも電気の無駄使い。当然電源の入った音源が増えれば増える程その放射熱量も多くなるのでクーラー稼働率も上昇、しっかり地球温暖化に貢献です。これは近いうちにエコのためにも(電気代節約のためにも)新たにマルチポートのMIDIインターフェイスを導入しないといけませんね。
しかし、MIDI機器の数が増えると接続やら管理やら本当に大変です。最近はコンピューターの性能の急速な進歩で、いわゆるハード音源は使わず、コンピューター内部のソフト音源を使って音楽制作するのが主流。アレンジャーによっては何十台ものハード音源を全て処分してソフト音源に切り替える人もいますからね。一応僕もソフト音源はドラム系、ピアノ、ギター、ベース、シンセ、オーケストラ、ループ系他いわゆる定番といわれるソフト音源はだいたい持っているのですが、やはりハード音源でなければ出せない音は絶対にあると思います。もちろんソフト音源の音は本当に素晴らしいのですが、なんといいますか、やはりハード音源は音の存在感、立体感が違うように感じます。特にイギリス、アメリカのメーカーは荒削りで野太い音がしますね。音に力強い主張があります。
ソフト音源ならコンピューター1台で完結できるし、面倒な配線しなくて済むし、電気代かからないし、引っ越し楽だし、などなど何かとメリットは大きいのですが、やはりハード音源は今後も使い続けようと思います。でも、ハード音源にこだわるからこんなにスタジオリニューアル作業に苦労してるんですけどね。ハード音源は処分してソフト音源ベースに完全移行してしまえば、今回のような配線の苦労はしなくても済む訳ですが、やはりなんでもかんでも利便性ばかり追求してはいけませんね。利便性を得るといういうことは確実に”何か大切なもの”を失っているはずです。だから、時と場合によっては頑固に昔ながらのやり方を貫く事も大切だと思います。
明日からまたしばらくは仕事の方に没頭。リニューアル作業再開はまた後日。
依然としてゴールまだ遠し。。。
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