トロンボーンを吹くために必要な左顔面の筋機能の回復も大分進み、発症前まではほぼ毎日行っていたマイケル・デイヴィスの15 Minute Warm-Upをようやく15分通して吹けるようになりました。つい1週間前までは5分くらい吹いた時点で口の左側からの息漏れのため演奏不能状態に陥っていました。15分間継続して吹くことが可能になり、音色の方も更に改善され、自分本来の音色にかなり近くなってきました。
僕にとって音色はもの凄く大切なもので、高い音が出るとか、早いフレーズが吹けるとかの超絶技巧よりも、とにかく「美しい音色を持っている」ということが一番大切な部分なのです。だから、顔面麻痺発症以降の艶のない枯れたような貧弱な音色に落ちてしまったということは、とてもショックで楽器を吹くことすら嫌になりました。ですが、ようやく自分本来の美しい音色を取り戻しつつある段階に入り、練習の方も少しずつ楽しくなってきました。
現時点でのトロンボーン演奏の回復具合は70%位。
ようやく完全復帰までの光が見えてきました。
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