中国製管楽器その10(喜望峰)

中国製管楽器シリーズも遂にその10。果たしてどこまで続くのか・・・ネタは今後も沢山出てきそうなので、まだまだ続きますよ。

中国製管楽器シリーズで再三に渡り登場した喜望峰プロデュースFinaleのフリューゲルホーン。吹奏感、音色ともあまりにも心地良過ぎて、トロンボーンの練習も疎かになってしまっていけませんね。

でもこのフリューゲルの甘い音色イメージでトロンボーンを吹くと、甘くスムースなジャズトロンボーンのスタイルになるので、良い感じです。トロンボーン吹きがフリューゲルを吹くと太く柔らかいフリューゲルらしい音色を出せるし、フリューゲルを吹く事によってまたトロンボーンの音色も柔らかくなる。お互い良い影響がありますよ。

しかし、このフリューゲルは本当に素晴らしい！10万円を遥かに下回るこの価格、あまりにも安過ぎます。

先日、このフリューゲルを作っている中国のメーカーで細管トロンボーンを作ってもらえないかと喜望峰の社長さんに問い合わせてみたところ、今このメーカーに細管トロンボーンを作らせようという計画があるそうで、そう遠くないうちに細管トロンボーンが出来てきそうです。試作が完成したらまた試奏させてもらえそうです。試作が良ければフリューゲルと同じようにサテンゴールド仕様にしてもらおうかと考えています。これだけ素晴らしいフリューゲルを作れるメーカーなので、きっとトロンボーンも完成度の高い楽器を作ってくれる事でしょう(しかも超低価格で)。

このサテンゴールドのフリューゲルのようなトロンボーンが出来たら最高ですね。楽しみにしてます。