書道家セラピスト 千裕

~暦・日本の文化・諺~

【春分(syunbun)】

2018-03-21 16:00:00 | 書道
【春分(syunbun)】



今日は、春分(syunbun)です.
Today is Vernal Equinox(Spring Equinox) day.







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二十四節季の第4節目.
啓蟄から数えて第15日目.

3月21日~4月5日.

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春分は、天文観測により、 昼と夜の長さが一緒になる頃です.


今日は、あいにくの雨ですが、
晴れていれば、太陽が真東から昇り、真西に沈みます.


太陽が通る点が、横径O℃(春分点)を通過し、世界各所で大きな節目とされています.


つまり、自然に感謝し、春を称えて祝福する日でもあります.


また、
この時期には、
お墓参り先祖供養をする方が多いです.




~行事について~

この雑節である彼岸は、春と秋の二回あります.



◈ 彼岸会(higane)
春は、春分を中日とし、前後それぞれ3日間を合わせた7日間のことを指します.


春の彼岸会は、

春季彼岸会(syunkihigane)と言います.






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日本の季節を表す言葉の理解を深め、
日本文化を次世代に継承し、
海外の方と、文化を伝え合うことで
交流をはかる活動を
継続します。(^^)

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「寒さ暑さも彼岸まで」
という言葉のように、
これから、寒さは和らぎ過ごしやすい季節になっていきます.




まだ、朝夕と昼間の気温の差は大きいので、体調にはくれぐれも気を付けてまいりましょう.




数あるサイトの中から、
こちらのサイトへのご訪問して頂き、有り難うございます。


ご縁に感謝です。
↓↓
【my site】
http://happinessoftruth.weebly.com



投稿日:2018.3.21(水)
posting date:Wednesday,March 21,2018.

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【啓蟄(keichitsu)】

2018-03-05 13:00:00 | 書道
【啓蟄(keichitsu)】

今日は、啓蟄(keichitsu)です.






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二十四節季の第3節目.
立春から数えて第15日目.

3月4日~3月20日.

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啓蟄とは、土の中に閉じこもっていた虫たちが、地上に這い上がってくる頃.



啓は、開くという意味、蟄は、「虫が土の中にこもる」という意味があります.



この時期は、天候がかわりやすく、
春雷が一際大きくなりやすい時期です.




~行事について~

◈菰はずし.(komohazushi)

冬の間、松を害虫から守るため、松の幹に藁でできた菰(こも)を、巻き付けます.
これを外す行事を啓蟄の行事としていることが多いようです.


※アメリカでは、啓蟄と似た話に、
グランドホッグデー(Groundhog's day)があります.


グランドホッグは、りす科の野生動物です.
冬眠から覚めたグランドホッグが、外に出たときに、自分の影を見て、
また巣穴に戻る.


また、6週間後に巣穴から出てきたときには、もう冬が終わり、春になっているということです.


冬眠中の動物は、一度目を覚ましても、外界がまだ寒いと"再び巣穴に戻ってしまう"ことがあります.

西洋では、これは、
"自分の影を見て驚いたから"といわれています.


つまり、グランドホッグが自分の影を見ると冬が長引くということです.





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季節を感じる言葉に触れて、
日本文化を次世代に継承し、
海外の方とも、文化を伝えあって
交流していきたいですね.(^^)

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また、朝夕は、気温の差が大きいので、
体調にはくれぐれも気を付けてまいりましょう.




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投稿日:2018.3.5(月)
posting date:Monday,March 5,2018.

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【上巳(zyoushi,zyoumi)】

2018-03-03 06:00:00 | 書道
【上巳(zyoushi,zyoumi)】


今日は、上巳(zyoushi ,zyoumi)です.





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◈3月3日

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上巳とは、
五節句(Gosekku)の一つ。


~五節句とは~
人日・jinjitsu(1月1日または、1月7日)
上巳・zyoushi(3月3日)
端午・tango(5月5日)
七夕・shichiseki(7月7日)
重陽・tyouyou(9月9日)


~節句とは~
季節の節目に
五穀豊穣(Gokokuhozyou)、
無病息災(mubyousokusai )、
子孫繁栄(shisonhanei)
などを祈り、神様のお供えをしたり、邪気を払ったりする行事のことです。



元々、古代中国では、上巳を忌むべき日として、川辺で厄払いや禊(misogi)
を行う日とした上巳節(zyoushisetsu)があります。


この上巳節が、遣唐使によって日本に伝えられ、最初は天皇のために厄祓いをしていましたが、平安時代には、公式な宮中行事として、上巳の節会と呼ばれる宴会が行われるようになりました。


上巳の節会で、水の流れのある場所で盃を流し、自分の前を通りすぎるまでに歌を詠んだり、お酒を飲む、曲水の宴(kyokusuinoutage)が行われたり、人形
で自分の体をなでて穢れをうつし、川や海へ流したりしました。


その名残が現在でも、一部地域で、行われている「流し雛(nagashibina)」と言われています。


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《上巳と同意義なもの》
桃の節句・ひなの節句・雛遊び・ひな祭り・流し雛






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また、
桃の節句と言われるのは、
旧暦、3月3日(現在の4月ごろ)、桃のはなが咲く頃だったからと言われます。


他にも中国では、桃は邪気を祓う力があると考えられており、上巳節は川辺で禊を行う日とされていたため、桃の木を飾ったようです。


日本でも、桃は魔除けの木と考えられていました。



~上巳に関わる食べ物について~

「雛あられ」は一年間女の子が幸せに過ごせるように、という願いが込められています。

ピンク、緑 、黄、白の鮮やかな四色で四季を表しています。



「菱餅」は、ピンク色、白色、緑色の三色で作られています。
この三色には、それぞれ以下のような意味があります。


ピンク色...魔除け
白色...清浄、純潔
緑...健康


~その他~
ちらし寿司
蛤のお吸い物
白酒


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この上巳の節供について、
江戸時代までは、女の子、男の子、さらには大人も参加していたようです。


今では、女子の健やかな成長と良縁、幸福を願う行事の「ひな祭り」として知られていますね。





もともと上巳の節供では、
邪気を祓う行事から始まっていることがわかります。



季節の変わり目なので、
身体を労りながら、日々健康を意識していきましょう。


すぐそこまで来ている春の兆しを見つけたり、楽しみながら過ごしていきましょう。



素敵なご縁がありますように...。


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投稿日:2018.3.3(土)
posting date:Saturday,March 3,2018.

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