確定申告のシーズンですね
リゲインは自営で役員報酬(現在ゼロ円)なので個人での確定申告は必要ないのですが、昨年は二毛作ならぬ三毛作で本業以外に収入があったので確定申告をしなくてはならないのです。
面倒です・・・本当面倒!
まあ、普段から帳簿をつけているし、法人税の申告に比較したら簡単となめていましたが、案外大変でした
しかし、鎌倉税務署では気抜けするくらいあっさり申告が終わりました(たぶん5分くらい)
同じく、今年の春にキャンペーンを開始するIMOCA60の方が沢山の契約書類があって大変でした
VOLVO70に乗るときも契約書を交わしました、、ヤバい艇だからです
外人オーナーはこの辺りキッチリしていて、万が一(死亡)や大怪我の際も自分が訴えられないように万全を期すのです
従って今回は僅か300マイル程度の、しかも地中海の回航なのにメディカルチェックから始まり、お決まりのスーパー自己責任書面に署名
経歴に関してはかなりおテンコ盛りになってしまいます、実力はともかくSydney Hobart Race、Fastnet Race、Middle Sea Raceにこんなに短期間に出ているのは珍しく、とどめにVolvo70の乗艇経験とスキッパーからの推薦状があるので変に期待されてしまいます。
今回もAlicnteからBarcelonaまでの回航のあとにフランスのマルセイユまで回航付き合ってくれないか?と・・・
とりあえず、今回は回航期間、吹いたら2日かからない短期間になってしまいますが、IMOCA60の操船を学び、彼らが目標にしているMiddle Sea RaceやFastnetで共に戦いたいと思うのです。
このチーム、オーナーはロシア人ですが船籍はオランダです、、おそらくは税金対策かな・・・
ロシアチームですがセールナンバーはNEDです・・・
従って、チームロシアなのかチームオランダなのか今だに謎です・・・
思い起こせば Volvo70から始まったこのインターナショナル異文化交流もこれで5回目・・・
ミーティングやシリアスな会話ではストレスの連続、日本人同士なら気軽なのですが
振り返ってみると非常に運に恵まれているのです、Volvo70は回航に参加した翌年にチーム解散、Sydney Hobart Raceで乗ったオーストラリア艇はリゲインが参加してから後の2年は艇の破損でリタイアし、ホバートまで辿りつけていません。
Fstnet Raceで乗艇したチームUKも解散し今はMelges32でインショアレースをやっています。
記憶に新しいチームスペインのFARR45は昨年のレースでガタガタになり売られてしまい、オーナーはスペインから何とマルタ島に移住してのんびり暮らしているとか。。。
今までの艇に乗ろうと思ってもほとんどの艇が乗れないような状況なのです・・・
勘が鋭いのか単なる幸運なのか知りませんが、今回もMiddle Sea Raceのチームメイトつながりでロシア人のIMOCA60に乗ることになりました・・
リゲインは決めたら何も迷わず行動するのですでにチケットは手配済み、毎回HISの海外チームのお世話になっています。今まで何十回となく海外遠征でチケットを買っているのでリゲイン専属の担当がいるのです、見積を頼むと数時間で数パターン出してくれます。
今回はKLMがトランジットが少ないとのことで最初の見積で提示されたのですが・・・
思い出すのは悪夢の船上生活10日間・・・
今回はトランジットは増えますがシンガポール航空にしたいと思っています、CHANGI空港も大好きだし