のっけからコロぶ

日々の趣味のこと、日記として。

車中泊 一人用 キャンピングカー製作 内装編

2024-10-11 15:06:35 | 日記
コロナがきっかけで、一人用キャンピングカーを作ろうと決心したの
だ。インバウンドが回復するとホテル旅館の宿泊費がどうも高くなって
しまい、あんなボロい民宿がこんな値段になるなんて、ということが
多くなっちゃって、車中泊仕様の軽バンあれば宿泊予約する手間もなく
なるし、いいんでないかい、ということで製作に至ったのですよ。

よく売ってる軽キャンはちゃんと8ナンバー登録をしておりまして
室内に調理テーブルとシンク(水が使える流し)が無いといけなくて
カーテンやベッドの生地も難燃性の証明書が必要なのです。
けっこう自分でナンバー登録するのは、かなりのハードルです。

そもそも8ナンバー登録の規定で、軽ワゴン車では登録要件を満た
せない部分があったのが、そのあたりの法律改定が2022年に
ありまして、

洗面台や炊事設備調理台の上面が床面から上方に85cm以下(JIS規格)
であれば120cm以上を確保しなければならない。

このように改定されたので、もしかしてこの軽バンでも8ナンバーは
可能か??と少し思い始めておるのです。ただ、このハイゼットカーゴ
ロールーフでして、室内高120cm確保出来るかな?ということと、
シンクのところだけ室内高120cmを確保できればいいのか、とか疑問
が多くて、よくよく研究してからでないと8ナンバー登録は踏み切れない
のですよ。

ということで、前置きが長くなり申し訳ないです。本題です。



まずは、荷室を平らにするのだが、ロールーフなので、調理とかパソコン
作業をするテーブルのとこだけ室内高を確保したいので、このように
床に段差がつくことになりました。

ちなみに、ハイゼットカーゴ s331v 4WD 標準ルーフの室内高は約115cm。
私は身長168cm、座高87cmくらい。だから座るところの高さは全部で25cm。
ベッド下の収納の深さを18cmに決定。床厚とベッド面板厚の合計が約7cm
くらいなので。



設計図を書いて、板材をホームセンターで正確に切断してもらった。
厚い木材はなかなか直角に切れないんだよね。工具使ってやると
おっかないし、少し工賃かかるけど、楽チンだしね。








床のパーツは大きく2つ。この底面に写真にはないですが
断熱材を貼りました。







まずは床面をこのように段差を付けます。低いほうで調理など
できるようにします。次はベッドです。熟慮の結果、ベッドの幅は
70cmにした。


私の身長は168cm。座高も標準な感じです。ベッド長は約170cm
強くらい。助手席を少し前に出せば、身長175cmくらいまでの人
ならばハイゼットカーゴ、貨物4ナンバーで寝られます。

ロールーフなので、室内高はあんまり無いですが、マットレスを
引いて、その上に座るとギリ頭が擦れそうになるくらいです。
マットレス引かなければ全く頭は擦れません。余裕は無いですが
天井低いから、なんか圧迫されるなー、なんてことは感じなかった
ですよ。








天井は木材は張りませんでした。天井これ以上低くなると
圧迫感が出るから。見えないですが、一回天井引っ剥がして
断熱材貼ってあります。後で剥がせるように、天井の鉄板に
貼らないで、生地のほうに一部分だけ、ちょっとずつ貼って
おきました。カビが生えたりしたら剥がせるように。






こんな具合で組み立てました。これすべて簡単に外せるように
ボルトオンにしました。左右の壁は極寒仕様のもので、簡単に
外せます。

テーブルは折り畳み式。実家の電話台の一部を拝借して取り付け。
ベッド下はすべて収納。調理しながら鍋や調理器具などを取り出せる
よーにしております。





最終的にカーテン付けて、だいたい完成。本番では邪魔だし
燃え移ると大変なので、スライドドアのほうのカーテンは
取り外した。

テストとして、金精峠が通行止めになる直前の奥日光へ
1泊してきた。スタッドレスは新品だからかもしれんが
素晴らしいパフォーマンスだったな。まったく怖い挙動は
無かった。

テストして判ったのは、大容量の換気扇は必須だということ。
また、カメラ機材の除湿器のようなものが必要だということ。
そこで急遽、4連の速度調節付きのファンをAmazonで購入して
作った。




取り付けた写真がこれ





換気扇回してると、お外から中が見えちゃうので、このような
プラダンでカバーをすることにした。

冬の極寒地にて車中泊する時は、一番大事なものは換気扇だと
思った次第です。この換気扇無しで一晩過ごすと、クルマの
いろんなとこでカビだらけとなるでしょう。ドアの内装剥がしたら
カビだらけ~なんてことになるね、絶対。



それと荷物をおく場所を確保するのに、棚を作った。これないと
室内がめちゃくちゃになってしまうのでした。



次回はソーラーパネルとスタッドレス装着などです。




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