excel SUM 関数:合計を求める
はじめに
excel の SUM 関数の使い方を紹介します。
SUM 関数は合計を求めます。
セルの範囲の合計を求めたいときや、数値を全て足し算したいときに使用します。
複数の条件で合計を求めるには「SUMIFS 関数」を使用します。
掛け算した合計を求めるには「PRODUCT 関数」を使用します。
構文
SUM(数値1)
SUM(数値1, 数値2 …)
すべての数値の合計を求めます。
引数「数値」 セルの範囲、数値を指定できます。
使用例
セルの範囲「B2」~「B4」の合計を求める。
=SUM(B2:B4)
"excel 2021508-428-1"
セルの範囲「B2」~「B4」と「C2」~「C4」の合計を求める。
=SUM(B2:B4,C2:C4)
"excel 2021508-428-2"
「10」「20」「30」の合計を求める。
=SUM(10,20,30)
"excel 2021508-428-3"
解説
数値として扱えない値はすべて「0」として計算されます。合計が合っていないと思った時は、セルが文字列になっていたり、先頭に'や空白が入っているためです。
"excel 2021508-428-4"
セルの書式設定が文字列のときや、先頭に'や空白が入っているときは「VALUE 関数」で数値に変換します。
=VALUE(C3)
"excel 2021508-428-5"
""で囲まれているときは「MID 関数」で数字を抽出し、それを「VALUE 関数」で数値に変換します。
=VALUE(MID(C3,2,LEN(C3)-2))
"excel 2021508-428-6"
20円のような値は、セルの書式設定を0"円"のようにして表示するようにします。
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