さて、全塗装中のZO-3レッドですが...1週間たっても2週間たっても塗装面がさっぱり硬化しません。(汗)
うっ...やっぱり1本198円の激安アクリル・ラッカー・スプレーが敗因だったな。(悲)
具体的にどう言う状態かと言うと、まず、乾燥させたボディ表面をコンパウンドでツルツルに磨きます。
次に裏も同様に磨きます、もう見事にツルツル&ピカピカに磨き込みます。
「よっしゃぁ~、フィニーシュ!」とボディを裏がえすと、あれだけ綺麗に磨いたばかりの表面に下に敷いた布の凹凸がくっきり出てしまうくらい柔らかい。(激悲)
もう、こんな塗料じゃいつまで経ってもラチがあかない!。(怒)
...と言う事で、塗装を全部剥がしてZO-3レッド、再起動!。(笑)
しかもこの楽器、たぶん、経年劣化でボディの合板の外周部が若干膨らんで来たのでしょう、内側の方がヘコンでいるのも気持ちが悪いんです。
で、合板の表面の層もぜ~んぶ剥いじゃいました!。(怖)
ただ、合板の目は縦と横が交互に積んでありますから、楽器的にネックに対して縦というのはあり得ないので、裏表それぞれ2層づつ剝がす事になりました...結構、薄くなった!。(汗)
おまけに、合板の表面以外はかなり目が粗いのでガサガサ、ボコボコ、このままではとても塗装は無理です。
そこで「との粉」の出番!
で、との粉を塗ってはサンディングを2度繰り返し。
で、下地用のプライマリーを吹いて乾燥、サンディング!
ここまでざっと1週間、しか~し、目があまりに荒過ぎて目止めが全然効きません!。(ひょぇぇぇぇ~!)
こうなったらもう、手段を選んではいられません!。(鬼)
再々度、塗装をぜ~んぶ剥がし(またかよ!)、木工パテで表面を整形する事に。
これも乾燥後サンディング、リタッチしてまたまた乾燥→サンディングのくりかえしだぁ!。(約3日間)
それでまたまたまた下塗りの白を吹いて乾燥。(1日)
乾燥したらすっかりお馴染みのサンディング!(笑)
320番で軽く細かく下地調整。
さらにリタッチでもう1度白を吹いて→乾燥→サンディング。
で5日後、やっと赤のスプレーを吹きます。
今回は1本880円のラッカー・スプレーです。(あ、下塗り白も同じね)
ただ今、リタッチして2度目の赤を吹いてリアルタイムに乾燥中。
1週間ほど放置してからサンディングした後、仕上げのクリアーを吹く予定です。
とにかく、1工程毎に「塗る→乾燥→サンディング→修正→乾燥→サンディング」の繰り返し。
しかも、「乾燥」ってのが少なくとも丸1日から1週間かかるので、とてつもなく時間がかかるんですよ~。(困)
ま、3度目の正直で、今度こそ完成までもって行きたいです!。(願)
乞うご期待!。(笑)
先生がレントゲン写真診て「ん、何か変な風になってるな...」と言ったのに、「こんなの冷やしてりゃ治る」と、シップだけでした。(汗)
先生、面白すぎる!。(笑)
ところで小指は大丈夫でしたか?