昼間の太陽光を集熱し部屋を暖め、夜間の暖房費の大幅な節約を実現する太陽熱温風ヒーター。
太陽熱は1㎡あたり最大1kw(860kcal)/h降り注ぐ、これは真夏の太陽熱だが冬はやはりかなり下がる。
かりに20%だとすると172kcal/hの熱量が得られる、この熱量で何が出来るのか?
1立法mの空気を10度上げるのに必要な熱量は3.1kcalーーーーー
12畳の部屋の容積は約50立法m---10度上げるのに必要な熱量は155kcal
結果、冬の太陽熱の熱量が20%だとしても、12畳の部屋の温度を10度ぐらい上げる熱量が得られる、ただし気密性・断熱性に欠ける住宅では温めた後からどんどん熱が奪われるので効果は期待できない。
冬でも陽だまりは結構温かい、この熱を断熱ケースに集熱し部屋の冷えた空気と熱交換し温風を部屋に送り込み煖房する装置が循環型太陽熱温風ヒーター。