2018.10.03更新(画像追加)
2018.10.04更新(加筆・画像追加)
2018.10.06更新(画像追加)
2019.06.24更新(加筆)
2019.08.19更新(画像追加)
デメキン/出目金
telescope goldfish/pop-eyed goldfish
和金・琉金と並んで
馴染みのある品種です。
(すみだ水族館にて撮影/2019.8)
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
(野本養魚場にて撮影/2015.8)
中国で琉金から品種改良されました。
日本には明治時代に渡来。
江戸時代には伝来していたという説もあるようです。
赤出目金がオリジナルですが
突然変異で出現した黒出目金がポピュラーになっています。
出目金は上見(うわみ)も趣がありますね。
(すみだ水族館にて撮影/2019.9)
出目金には
赤出目金と黒出目金、
そして三色出目金と呼ばれる種類があります。
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
三色出目金も赤出目金から作られました。
赤、青、黒などの斑模様が特徴で
キャリコデメキンとも呼ばれます。
calicoは“まだら”を意味する英語で
例えば三毛猫は“a calico cat”です。
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
この三色出目金(キャリコデメキン)は
他の金魚の品種改良に大活躍で
琉金と三色出目金を交配し固定させたのが
「キャリコ(キャリコリュウキン)」
和金とヒブナと三色出目金で
「朱文金」
オランダシシガシラと三色出目金で
「東錦(キャリコオランダ)」
更には東錦とランチュウで
「江戸錦」
…と、金魚のキャリコ柄は
すべて三色出目金によるものです。
「キャリコリュウキン」
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
「東錦」
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
「江戸錦」
(アリオ西新井店にて撮影/2018.10)
出目金はその名前の通り
左右に目が飛び出ていて
英語ではテレスコープ・アイ(望遠眼鏡)
中国ではロンチンユウイ(竜晴魚)と呼ばれています。
(すみだ水族館にて撮影/2019.8)
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ」
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