少年と金魚とビートルズ

息子の成長と、大好きな金魚とビートルズの話と、その他いろいろ。

②デメキン

2015-08-02 18:00:45 | きんぎょ図鑑

2018.10.03更新(画像追加)
2018.10.04更新(加筆・画像追加)
2018.10.06更新(画像追加)
2019.06.24更新(加筆)
2019.08.19更新(画像追加)





デメキン/出目金
telescope goldfish/pop-eyed goldfish




和金・琉金と並んで
馴染みのある品種です。

(すみだ水族館にて撮影/2019.8)

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)

(野本養魚場にて撮影/2015.8)


中国で琉金から品種改良されました。
日本には明治時代に渡来。
江戸時代には伝来していたという説もあるようです。

赤出目金がオリジナルですが
突然変異で出現した黒出目金がポピュラーになっています。

出目金は上見(うわみ)も趣がありますね。


(すみだ水族館にて撮影/2019.9)



出目金には
赤出目金と黒出目金、
そして三色出目金と呼ばれる種類があります。

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)


三色出目金も赤出目金から作られました。
赤、青、黒などの斑模様が特徴で
キャリコデメキンとも呼ばれます。
calicoは“まだら”を意味する英語で
例えば三毛猫は“a calico cat”です。

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)


この三色出目金(キャリコデメキン)は
他の金魚の品種改良に大活躍で
琉金と三色出目金を交配し固定させたのが
「キャリコ(キャリコリュウキン)」
和金とヒブナと三色出目金で
「朱文金」
オランダシシガシラと三色出目金で
「東錦(キャリコオランダ)」
更には東錦とランチュウで
「江戸錦」
…と、金魚のキャリコ柄は
すべて三色出目金によるものです。

「キャリコリュウキン」
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)

「東錦」
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)

「江戸錦」
(アリオ西新井店にて撮影/2018.10)





出目金はその名前の通り
左右に目が飛び出ていて
英語ではテレスコープ・アイ(望遠眼鏡)
中国ではロンチンユウイ(竜晴魚)と呼ばれています。

(すみだ水族館にて撮影/2019.8)


(すみだ水族館にて撮影/2018.9)




染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ








最新の画像もっと見る

コメントを投稿