2018.04.25更新(加筆・画像追加)
2018.05.08更新(画像追加)
2018.10.03更新(加筆・画像追加)
2018.10.04更新(加筆・画像追加)
2018.10.06更新(画像追加)
2019.02.19更新(画像追加)
2019.04.19更新(加筆)
2019.04.20更新(加筆)
2019.06.24更新(加筆)
2019.08.19更新(画像追加)
リュウキン/琉金
ryukin/fringetail goldfish/fantail goldfish
金魚の中で
和金と並びポピュラーな品種です。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.4)
(すみだ水族館にて撮影/2019.8)
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
ずんぐりとした体と
優雅に伸びるヒレが特徴です。
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
(野本養魚場にて撮影/2015.8)
特に尾ビレは変化に富んでいて
三ツ尾、四ツ尾、サクラ尾があります。
フナ尾(吹き流し尾)の琉金も見かけますね。
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
ワキンの変異種として生まれ
固定された品種です。
江戸時代に中国から
琉球経由で薩摩に輸入されたので
「琉」の字が使われているのだとか。
(野本養魚場にて撮影/2015.8)
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
ずっとサンズイの“流”金だと思ってました。
お恥ずかしい(- -;)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
(アリオ西新井店にて撮影/2018.9)
(アリオ西新井店にて撮影/2018.10)
キャリコ(キャリコリュウキン)/calico
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
明治時代に
米人のフランクリンパッカード氏より注文があり
秋山吉五郎氏が琉金と三色出目金を交配して作り出しました。
依頼者がアメリカ人だったことと
当初は主に輸出向けの金魚だったことから
「まだら」を意味する「calico」と名付けられました。
この品種の登場以降
同様の体色を持つ品種を「キャリコ○○」と呼ぶようになりましたが
単に「キャリコ」といえば
この「キャリコリュウキン」のことを指します。
浅葱(あさぎ)色という青系の色に
黒、赤、銀色の入ったモザイク模様が特徴です。
(すみだ水族館にて撮影/2018.9)
トサキン/土佐金/土佐錦
curly fantail goldfish
弘化二年から嘉永四年の頃、
(1845~1851)
土佐藩の下級武士、須賀克三郎なる人物が
作出したと伝えられています。
琉球経由の尾長(リュウキン)と
オオサカランチュウの血が入っているというのが
最近の定説です。
戦災と終戦翌年の昭和南海地震で
トサキンは絶滅したかに思われましたが
高知県の料理店に
6匹が奇跡的に生き残っているのが発見されました。
現在のトサキンは全てこの6匹が元となっているそうで
血が濃いせいか、病気に弱く
飼い方は少し特殊な扱いが必要です。
昭和44年に高知県の天然記念物に指定されました。
反転した尾ひれ(そり尾)を持ち
カールしているように見える事から
「カーリーファンテイルゴールドフィッシュ」
(Curly fantail goldfish)の英名が付けられています。
当歳魚のうちは
丸いすり鉢で飼育し
尾ひれを鉢の縁にこすりつけて泳がせ
このトサキンの特徴である優雅なそり尾を作り上げます。
(水元公園金魚展示場にて撮影/2018.10)
エドアカネ/江戸茜
国産のアルビノ琉金。
東京都水産試験場(現・金魚展示場)で
作られた品種です。
たそがれの茜色からこの名前が付けられました。
1972年に発見された眼の赤い和金のメスと
水産試験場で発見された眼の赤い琉金とを交配して
作り出されたそうです。
(水元公園金魚展示場にて撮影/2018.10)
染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ」
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