2019.09.06更新(加筆・修正)
2019.11.12更新(画像追加)
ヒレナガゴイ(ヒレナガニシキゴイ)
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
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2018(平成30)年9月末日をもって
40年の歴史に幕を下ろした東京タワー水族館。
その約900種類におよぶ魚や水性生物の
展示の締めを飾る、出口手前の水槽に
このヒレナガゴイが優雅に泳いでいました。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
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このヒレナガゴイ(ヒレナガニシキゴイ)の誕生には
平成の天皇陛下が関わっていたそうです。
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(以下、埼玉県ホームページより抜粋)
埼玉県で生まれた「ヒレナガニシキゴイ」
〈ヒレナガニシキゴイとは?〉
外観はニシキゴイと同じですが、
胸鰭、尾鰭等の各鰭が
普通のコイに比べ2倍長くなる
ニシキゴイの改良品種です。
〈誕生のきっかけ〉
上皇陛下が1977年7月、
皇太子殿下として
埼玉県水産試験場(現、埼玉県水産研究所)視察の折り、
インドネシアに鰭の長いコイがいるので、
日本のニシキゴイと交配してはどうかとの提言を頂き、
品種改良に取り組みました。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
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平成31年(令和元年)に退位された
平成の天皇陛下と
平成最後の夏の終わりに
閉館した東京タワー水族館。
東京タワー水族館で
象徴的に展示されていた
ヒレナガゴイで繋がっていた…なんて
ちょっとセンチメンタルに考えすぎですね。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
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ヒレナガニシキゴイは
皇居東御苑二の丸庭園の池にも
放流されているそうです。
ホント優雅ですねー。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
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(さいたま水族館の移動水族館にて撮影
/航空公園・空フェス/2019.11)
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(追記)
東京タワー水族館のヒレナガゴイは
水族館の閉館後
伊勢シーパラダイスに引き取られたそうです。
染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ」
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