
ビートルズ1+と同じ日に
ボブディランのカッティングエッジがリリースされました。
65~66年の尖りまくっていたディランの未発表音源集です。

ビートルズとボブディランがお互いを知るのが1964年。
ビートルズはパリ公演中にディランのフリーホィーリンを聴きまくったらしい。
風に吹かれて、激しい雨が降る、くよくよするなよ・・・なんかが収録されている名作です。
一方、ボブディランはアメリカをドライブ中にラジオでビートルズを聴き、エレキ転向を決意したらしい。
そしてこの年の8月に両者は初めて対面、マリファナのエピソードが有名ですが、音楽の話でかなり盛り上がったそうです。
その後、
ジョンレノンはディランをさらに意識するようになり(憧れ&ライバル視)
ジョージハリスンはディランと兄弟のような友情を育んでいきます。
65~66年、
ビートルズは2本目の主演映画とそのサントラ「ヘルプ!」がもちろん大ヒット。
世界ツアーのハードスケージュールの中、ラバーソウルとリボルバーをリリースします。
その音はもはやステージでの再現が不可能なものに進化し、ツアーの劣悪な環境もあり、ライブ活動を一切やめてしまいます。
ボブディランもこの2年
ヒリヒリするほどの傑作を3枚リリース、
フォーク時代のファンからは裏切り者と罵られながらも我が道を突き進み、ロックの頂点へと登りつめるのですが、バイク事故を起こして世間から姿を隠してしまいます。


67年、
ライブ活動をやめたビートルズは
サージェントぺパーを発表。
そして、ウッドストックの田舎に引きこもっていたディランは
それとは真逆のシンプルなサウンドで世界を驚かせます。
しかしその「ジョンウェズリーハーデイング」もまたロックのその後に大きな影響を与えるのです。
ああ、まとまらない^^;
③に続きます。
染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ」
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