2016.03.26更新(加筆・修正・画像追加)
2016.03.28更新(加筆・修正)
2016.04.07更新(加筆・修正)
2018.04.22更新(加筆・画像追加)
2018.05.06更新(加筆・修正・画像追加)
2018.05.08更新(修正・画像追加)
2018.08.04更新(画像追加)
2018.08.16更新(画像追加)
2018.08.23更新(加筆・画像追加)
2018.09.10更新(加筆・画像追加)
2019.06.14更新(加筆)
2019.06.27更新(加筆・修正・画像追加)
ピラルク!
(箱根園水族館にて撮影/2018.8)
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
(アクアパーク品川にて撮影/2018.8)
(鳥羽水族館にて撮影/2014.7)
南米のアマゾン川流域に分布。
沼地や流れのゆるやかな場所に生息しています。
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
世界最大の淡水魚(※)で、
最大のものは4mとも5mとも言われています。
恐竜が地球上に君臨していた
白亜紀に誕生したとされており
それから1億年
ほとんど姿が変わっていない生きた化石です。
※淡水魚の世界最大には諸説あり
アリゲーターガーやチョウザメ、
オオナマズなども候補に挙げられます。
ですが、一昔前までは
世界最大の淡水魚といえばピラルクでした。
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
丸太のような胴体をしており
顔は横に平たく
尾は縦に平たくなっています。
背びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれが
体の後半部分に集中しているのも
特徴のひとつです。
巨大な体のため
大量の酸素を必要としますが
アマゾン川の多くの水面で
酸素不足がよく起こります。
ピラルクはエラ呼吸の他
浮き袋を利用して空気呼吸ができ
水中の酸素が少なくなると
水面に口を出して空気を取り入れます。
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
靴べらとして利用されるほどの
硬い鱗で全身を覆われています。
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
口は大きく
舌にはたくさんの突起がついた
おろし器のような硬い骨が通っています。
そのお陰で
他の水生捕食者が扱いかねている
鱗の硬いナマズ類などの獲物も
食べることができます。
魚を主食としていますが
水生無脊椎動物(カニなど)や
鳥までも捕食します。
ボンっと音を立てて
丸飲みにする豪快な捕食シーンは
ピラルクの魅力のひとつです。
(鳥羽水族館にて撮影/2014.7)
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(箱根園水族館にて撮影/2018.8)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
ピラルクとは現地の言葉で「赤い魚」。
体の後半のこの赤色が特徴です。
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
10月~翌5月、
湖や川床に掘った浅いくぼみの上で産卵します。
産み落とされた卵は受精したあと
親(おそらくオス)の口の中に運ばれ
孵化するまでそこで保育されます。
子育てする親の頭部の
目と口の間あたりには
吹き出物のようなコブができ
稚魚の栄養を分泌すると考えられています。
↓ピラルクの子供
(東京タワー水族館にて撮影/2015.11)
3年ぶりに東京タワー水族館に行くと
ピラルクの子供が立派に成長していました。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.4)
古代魚!って感じ(*^^*)
(東京タワー水族館にて撮影/2018.4)
こちらの小ぶりなピラルクたちも…
(足立区生物園にて撮影/2015.11)
3年たったらスゴい貫禄(>o<)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
一ヶ月に5~6㎝伸びることもあったそうで
このとき130㎝!
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
栃木のなかがわ水遊園では
でっかいピラルクを上からも横からも下からも堪能できます。
(栃木県なかがわ水遊園にて撮影/2013.5)
箱根園水族館には
2メートル級のピラルクが3匹!
(箱根園水族館にて撮影/2018.8)
こんなイラストと説明文も(^^)v
(100センチメートルの息子と)
2015年夏にリニューアルオープンした
品川のアクアパークにもピラルクが仲間入り(*^^*)
(アクアパーク品川にて撮影/2018.8)
古(いにしえ)のロマン!
みんなの憧れ!
今までスルーしていた人も
次回水族館に行ったら是非
ピラルクにも注目してみてください(*^^*)
(追記)
サンシャイン水族館のピラルクたちは
2016年の屋外エリアのリニューアルに伴い展示終了。
他施設に搬送中に死んでしまったそうです。
ピラルクは搬送がとても難しいのだとか。
2メートルの大迫力の姿、もう一度見たかった(T_T)
(追記:2018年9月)
平成30年9月30日、
東京タワー水族館が
40年の歴史に幕を下ろしました。
またひとつ、昭和の名物施設がなくなり
寂しいかぎり(T_T)
個人的には
うちの息子と同い年っぽいピラルクの
成長を楽しみにしていました。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
(更に追記)
東京タワー水族館のピラルクくん、
世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふに
引き取られたそうです。
関連記事はこちら
↓ ↓ ↓
「さようなら東京タワー水族館」
染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ」
2016.03.28更新(加筆・修正)
2016.04.07更新(加筆・修正)
2018.04.22更新(加筆・画像追加)
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2019.06.14更新(加筆)
2019.06.27更新(加筆・修正・画像追加)
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(箱根園水族館にて撮影/2018.8)
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
(アクアパーク品川にて撮影/2018.8)
(鳥羽水族館にて撮影/2014.7)
南米のアマゾン川流域に分布。
沼地や流れのゆるやかな場所に生息しています。
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
世界最大の淡水魚(※)で、
最大のものは4mとも5mとも言われています。
恐竜が地球上に君臨していた
白亜紀に誕生したとされており
それから1億年
ほとんど姿が変わっていない生きた化石です。
※淡水魚の世界最大には諸説あり
アリゲーターガーやチョウザメ、
オオナマズなども候補に挙げられます。
ですが、一昔前までは
世界最大の淡水魚といえばピラルクでした。
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
丸太のような胴体をしており
顔は横に平たく
尾は縦に平たくなっています。
背びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれが
体の後半部分に集中しているのも
特徴のひとつです。
巨大な体のため
大量の酸素を必要としますが
アマゾン川の多くの水面で
酸素不足がよく起こります。
ピラルクはエラ呼吸の他
浮き袋を利用して空気呼吸ができ
水中の酸素が少なくなると
水面に口を出して空気を取り入れます。
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
靴べらとして利用されるほどの
硬い鱗で全身を覆われています。
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
口は大きく
舌にはたくさんの突起がついた
おろし器のような硬い骨が通っています。
そのお陰で
他の水生捕食者が扱いかねている
鱗の硬いナマズ類などの獲物も
食べることができます。
魚を主食としていますが
水生無脊椎動物(カニなど)や
鳥までも捕食します。
ボンっと音を立てて
丸飲みにする豪快な捕食シーンは
ピラルクの魅力のひとつです。
(鳥羽水族館にて撮影/2014.7)
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(箱根園水族館にて撮影/2018.8)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
ピラルクとは現地の言葉で「赤い魚」。
体の後半のこの赤色が特徴です。
(サンシャイン水族館にて撮影/2016.3)
(足立区生物園にて撮影/2018.8)
10月~翌5月、
湖や川床に掘った浅いくぼみの上で産卵します。
産み落とされた卵は受精したあと
親(おそらくオス)の口の中に運ばれ
孵化するまでそこで保育されます。
子育てする親の頭部の
目と口の間あたりには
吹き出物のようなコブができ
稚魚の栄養を分泌すると考えられています。
↓ピラルクの子供
(東京タワー水族館にて撮影/2015.11)
3年ぶりに東京タワー水族館に行くと
ピラルクの子供が立派に成長していました。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.4)
古代魚!って感じ(*^^*)
(東京タワー水族館にて撮影/2018.4)
こちらの小ぶりなピラルクたちも…
(足立区生物園にて撮影/2015.11)
3年たったらスゴい貫禄(>o<)
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
一ヶ月に5~6㎝伸びることもあったそうで
このとき130㎝!
(足立区生物園にて撮影/2018.5)
栃木のなかがわ水遊園では
でっかいピラルクを上からも横からも下からも堪能できます。
(栃木県なかがわ水遊園にて撮影/2013.5)
箱根園水族館には
2メートル級のピラルクが3匹!
(箱根園水族館にて撮影/2018.8)
こんなイラストと説明文も(^^)v
(100センチメートルの息子と)
2015年夏にリニューアルオープンした
品川のアクアパークにもピラルクが仲間入り(*^^*)
(アクアパーク品川にて撮影/2018.8)
古(いにしえ)のロマン!
みんなの憧れ!
今までスルーしていた人も
次回水族館に行ったら是非
ピラルクにも注目してみてください(*^^*)
(追記)
サンシャイン水族館のピラルクたちは
2016年の屋外エリアのリニューアルに伴い展示終了。
他施設に搬送中に死んでしまったそうです。
ピラルクは搬送がとても難しいのだとか。
2メートルの大迫力の姿、もう一度見たかった(T_T)
(追記:2018年9月)
平成30年9月30日、
東京タワー水族館が
40年の歴史に幕を下ろしました。
またひとつ、昭和の名物施設がなくなり
寂しいかぎり(T_T)
個人的には
うちの息子と同い年っぽいピラルクの
成長を楽しみにしていました。
(東京タワー水族館にて撮影/2018.9)
(更に追記)
東京タワー水族館のピラルクくん、
世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふに
引き取られたそうです。
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染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ」
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