鹿児島市鴨池.与次郎.荒田.アプローズぴあの教室

ピアノレッスンを中心に、音楽に関する日記

浮遊感の旅

2025-02-06 09:00:00 | ピアノ日記
鹿児島にも、沢山の雪が降りました⛄️
そんな夜。

角野隼斗さんの「HUMAN UNIVERSE」演奏会へ。




テーマは、宇宙。
色々な浮遊感の旅をさせてもらえた素晴らしい、演奏会でした。

地球と🌏月🌕と太陽が🔴ステージにあって、奏でる音楽を、指し示してくれます。

第2部、ドビュッシーの、「月の光」

優しく、上空へ誘われるように、上へ、すごくゆっくり。上へ。。
そのうちに、ふと、上昇を感じていたのに、風を感じなくなりました。

無風の浮遊感。

1人用の飛行機に乗って、厚い雲の層を抜けて、風が止んで、プロペラは止まったまま
すぅ〜っと進むような感覚です。
うーん、妄想が広がる(笑)
言葉にするのは難しいです。

Aの音が、ポーン…と遠くに響いて。
音が幾重にも重なっていく。
Aの音はもう聞こえないはずなのに、その行方は、まだ在るように感じられました。

今度は、滞空時間の長くて、気が遠くなるような…浮遊感。


第3部、角野さん作曲の、「3つのノクターン」
角野さんが、世界を旅する中で観た3つの夜空の景色をもとに作られたそうです。

なんて、繊細なPPなんだろう。こんなに小さな音がこんなにキラキラしていて…という演奏は、聴いたことがありますが、


角野さんの音は、キラキラ光っているというより、
クリスタルのように、透き通っていて、透明感を感じました。
幻想的で、不思議で、(もののけ姫の、コダマが、カラカラカラッというシーンに似てる雰囲気も一瞬あって)

とっても心地良くて、ここに長くいたいなぁ…と。
今度は、身体ごと包まれているような浮遊感。。。
浮かんでいる感じというより、上から音が降ってくるようにも思う。

どんな夜空に出会ったんだろう。
私は、観たことない世界だよね。
でも、こうして、音として観せてもらっている。
言葉もなく、映像もなく、音だけ。その方がたくさん想像出来て楽しい。



宇宙と一体化出来ると考えていたスクリャービンのことを、「そういう思想が出来るのは、素敵だと思います」と、角野さん。
スクリャービン、ラヴェル、ストラヴィンスキー…と、熱演に続く、熱演‼️

アップライトピアノがまた、素敵でした。

他にも、書ききれないほどの、表現者としての世界観、新しい可能性に、衝撃を受けた演奏会でした。

ちょっと今日は、夜中に記事を書いたので…夜に書いたラブレター💌のように、読み返した時、恥ずかしくならないか心配🤣



ただ今、生徒募集中です。
お問い合わせは、公式ラインより

LINE Add Friend

 

レッスンの詳細は、ホームページより

与次郎・鴨池・荒田 アプローズぴあの教室

ようこそ(๑❛ᴗ❛๑)♪ 鹿児島市 与次郎 アプローズぴあの教室です。 「音楽の楽しさから始めてみよう✨」 をモットーに、3歳から大人の方まで、レッスンをしています。 楽しむ...

yasuko-piano ページ!

 










最新の画像もっと見る

コメントを投稿