あっさりと、本当にあっさりと、ナチスの手口を真似たと言われる緊急事態条項の地方版が可決されました。
これで政府が緊急事態だと判断すれば、地方自治体に何でも命令することができるようになります。
コロナのような新しい病気が流行ったといえば、今全国各地で大量生産されているワクチンを強制的に打たされることもあります。
ただこれは自治体に対する強制なので、自治体が裁判を起こして拒否すれば、回避できる可能性が残っています。
地方分権はまだかろうじて生きているので、僅かではありますが私たちが国の命令を拒否できる可能性はあります。
今まで以上にハードルが高いですが、もうそれしか方法はありません。
昨日は一日気分が落ち込みましたが、元農水大臣の山田正彦先生のブログの記事を読んで、落ち込んでる場合ではないなと思いました。
憲法改正されていないのでまだ地方分権が残っていて、実際に国の命令を自治体の判断が上回ったという例をあげてくれています。
ネット上で声を上げている方の中には「ほら言ったとおりでしょ」「だから裏金追求してる場合じゃなかったのに」「だからパンデミック条約は目くらましだったのに」などと言っている方もいるのですが、目の前にある問題に対して声をあげていくことしか、私たちにできることはないではないですか、と思いました。
裏金問題も大騒ぎしたから、自民党が動きにくくなった部分はあると思う。
元々、与党の議席が多い上に、野党のふりした与党までいる国会ですよ。
地道に選挙に行こうと言い続けるしかないし、国の悪事に対していちいち声を上げていくしかない。
そう私は思います。
できるだけのことをやって、それでダメだったら、やるべきことはやったと諦めも付くかなと思います。