兵庫県知事選挙は異様な選挙で、デマが堂々と流布され、それに騙された110万人の兵庫県民が疑惑の斎藤知事に投票しました。
その過程で、対立候補だった稲村和美さんの公式アカウントが虚偽の報告によって凍結されるということも起こりました。
稲村和美さんはこの件について兵庫県警に刑事告訴していましたが、今日受理されたとのことです。
それが正しい、真実だと思ってデマを流したりアカウント凍結に力を貸したりしていた方もいたかもしれませんが、法律ではアウトです。
関わった方は今後、民事ではなく刑事事件として裁かれる可能性があります。
これについては、菅野さんが大変分かりやすく説明してくれているので、確認してみてください。
また、話は前後しますが、今日の受理に先立って、上脇教授・郷原弁護士が告訴した斎藤知事の選挙違反に関しても、デマを流した人にも捜査の対象が及ぶ可能性が指摘されています。
自分が信じたい情報を選んで拡散するというのも結構ですが、日本は法治国家です。
デマを流せば処罰があります。
刑事だけではなく民事で訴えられる可能性もあります。
デマでなければ、たとえ訴えられても対処できますが、デマを流してしまったら刑事罰あるいは賠償の責任が伴います。
気分が高揚して、斎藤知事を応援したくてデマを流したのかもしれませんが、それで名前が新聞に載ったり刑罰の対象になりたい人はいないでしょう。
情報の一次ソースを調べるということは、自分の身を守ることでもあります。
私はワクチンに対して懐疑派ですが、必ず情報の一次ソースを調べています。
今回の兵庫県知事選挙では、多くの反ワクチンの型が斎藤氏を応援し、立花氏を応援しました。
この方たちは、情報の一次ソースを調べず、自分の信じたい情報を流すという間違いを犯しました。
間違った情報の拡散は社会を混乱させるだけではなく、ご自身の身にもかえってきます。
ここは法治国家です。
今回見逃してもらえた方も、見逃してもらえなかった方も、ご自身が刑事罰などの対処にならないように、情報を拡散する際には一ソースを確認して拡散するようにしましょうね。
また、デマを流した心当たりのある方に対して、紀藤弁護士が自首を勧めています。
SNSで発信したデマは消しても追跡されます。
心当たりがある場合は、早めに自首されるのが一番傷が小さくて済むはずです。