いのちの源

こちらはあなたにいのちのマナを提供し、あなたを満腹させ、いのちの源を見つけ、一日も早く主に立ち返るように導きます。

観念を脇に置いて、主の再来をお迎えしましょう

2020-02-06 16:30:17 | 賛美の心

 インシンは人生の半分以上も主を信仰してきた敬虔なクリスチャンです。彼女が残りの人生で一番強く望むことは主の再臨をお迎えし、天国に引き上げていただくことでした。しかし、ある者が彼女の自宅に来て、主が再臨されていると説いた時、観念の壁の影響により、彼女は幾度となくそれを受け入れることを拒みました。ある日、また誰かがやってきて、彼女のドアを叩きました。インシンはドアを開けると、そこには長い間会っていなかった友人のヂェン姉妹がいたので、彼女はヂェン姉妹を家の中に入れました。そしてヂェン姉妹は興奮した口調で彼女に言いました、「姉妹、いい知らせがあります:私たちが長年切望してきた主イエス様が世の終わりに多くの真理を表し、そして裁きの働きをするために私たちの間に肉として再臨されました。これは聖書にある:『… さばきが神の家から始められる時がきた。』(ペテロの第一の手紙4:17)、という預言を成就しています。姉妹、あなたも早く調査するべきですよ!」

 この知らせは重大かつ素晴らしいものでしたが、インシンはいつも通り疑い深い口調でこう聞き返しました:「どうしてそれが分かるんですか?あなたは東方閃電を信じているのではありませんか?忘れてしまったのですか?牧師は聖書の御言葉を使ってよく私たちに次のことを言われています:「そのとき、だれかがあなたがたに『見よ、ここにキリストがいる』、また、『あそこにいる』と言っても、それを信じるな。にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。」(マタイによる福音書 24:23-24)。「だから、人々が『見よ、彼は荒野にいる』と言っても、出て行くな。また『見よ、へやの中にいる』と言っても、信じるな。 」(マタイによる福音書24:26)。 彼は私たちは霊的背丈がとても低く、適切に識別ができない、そして東方閃電のメッセージはとても深遠だから主の真の信者たちの多くが彼らに奪われ、主の道から逸脱してしまったと言われています。だからこそ、牧師は彼らに連れていかれないように注意するよう私たちに何度も呼び掛けています。ヂェン姉妹、私たちは主の教えに従う必要があり、他のいずれのメッセージもやみくもに調査したり、信じてはいけません。」

 インシンの言葉を聞いた後、ヂェン姉妹は辛抱強く言いました、「以前、私もあなたと同じように騙されることを恐れていたから、結果的に主の再臨の福音を伝導する人全てに対して耳を傾けることを拒否していまい、調査もしていませんでした。しかし、その後、私はこう熟考し始めました:主は実際に世の終わりには偽キリストと偽預言者が現れると預言されましたが、主はお戻りになることもはっきり預言されています。私たちは騙されることを恐れて無分別に偽キリストを妨げ、主の再臨を説く全ての者に対して耳を傾けることを拒否していたら、真のキリストを外に追い出してしまうのではないでしょうか?これは喉を詰まらせることを恐れて食事をとることを拒否するということではありませんか?」

 ヂェン姉妹の言ったことを聞いた後、インシンはこう思いました:その通りだわ!騙されることを恐れて調査もせずに偽キリストを無分別に妨げていたら、主の再臨をお迎えできるわけがないわ。これを念頭に置き、彼女の態度は少し和らぎましたが、それでも未だに困惑していた彼女はこう聞きました、「あなたの仰ることは合理的ですが、主イエス様は私たちにこのようにはっきりと忠告されました:『そのとき、だれかがあなたがたに「見よ、ここにキリストがいる」、また、「あそこにいる」と言っても、それを信じるな。』(マタイによる福音書24:23)。世の終わりに偽キリストを妨げるのは神から私たちへのご要望なのではないでしょうか?」

 ヂェン姉妹はすぐにこう応えました、「私も以前はそう思っていました。しかし、私は後に、その引用はこれには該当しないものであり、主の御言葉をそのように理解するのは主の御心を誤解していると分かったのです。主は偽キリストを防ぐよう私たちに注意するためにこれらの御言葉を言われたのであって、それは私たちに真の道を調査することや、主をお迎えすることを拒否させるためではなかったのです。私たちはこれら主の御言葉の文字通りの意味を固持して、これらの真義を見落としてはならないのです。実際に、私たちは真キリストと偽キリストの見極め方を理解した場合に限って偽キリストに騙されずに済むのです。姉妹、主イエス様が仰ったことを見てみましょう:『にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。』(マタイによる福音書24:24)。 これらの御言葉は、偽キリストの主な特徴は人間を欺くためにしるしと不思議な業を見せることだと明確に言っておられます。これについて全能神はこう仰っておられます:『この時代に、しるしや不思議を起こせる人が現れ、悪魔を追い払い、癒やし、多くの奇跡を起こし、またその人がイエスの再来であると主張したなら、それは悪霊が偽ってイエスのまねをしているのである。これを覚えておきなさい。神は同じ働きを繰り返さない。イエスの段階の働きはすでに完了し、神は二度と再びその段階の働きをしない。… 人間の観念では、神は常にしるしや不思議を見せ、癒やし、悪霊を追い払い、いつでもイエスのようでなければならないのだが、今の神はまったくの別物である。もし終わりの日に神がしるしや奇跡を示し、まだ悪霊を追い払ったり癒やしたりしていたら──それならば、神はイエスの働きと同じ働きを繰り返していることになり、イエスの働きは無意味で無価値ということになる。だから、神は、時代ごとにひとつの段階の働きをするのだ。ひとたびその段階の働きが完了すれば、すぐさまそれを悪霊がまねをし、サタンが神のすぐ後ろからついていく。神は方法を変更する。一度神がその段階の働きを完了すると、悪霊がまねをする。こうしたことを理解しておきなさい。』これより、神の働きは常に新しく、決して古くない、そして神は決して働きを繰り返されないことが分かります。つまり、主は再臨なさる時、恵みの時代にされたように病人を治したり、悪霊を追い払うのではなく、新しい段階の働きをされます。神は真理、道、そしていのちであられるため、神は常に人類に安定したいのちと真理の流れをお与えくださります。対照的に、偽キリストは本質的には悪霊です。彼らは真理を全く持っておらず、真理を表すこともできず、神の働きなど間違いなくできません。彼らは主イエス様がなさった働きを真似て、病人を治したり悪霊を追い払うといったしるしや不思議な業を見せることで、識別力を持たない者たちを騙すことしかできません。しかし、偽キリストが5000人を5つのパンと2匹の魚で食べさせたり、風と海を静めたり、死者を蘇らせるといった奇跡を起こせるはずがありません。」

 ヂェン姉妹の交流を聞いた後、インシンはやっと理解してこう言いました、「ヂェン姉妹、あなたの言う通りです。私は主の預言に出てくる偽キリストと偽預言者の本質を見極められず、騙されることを恐れたために牧師と長老の言葉に耳を傾け、主の再臨に関する福音には耳を傾けることも、調査することも拒否していました。今考えてみると、私は自分はとても愚かであったことが分かります。あなたの交流から、偽キリストの特徴はしるしと不思議な業を見せること、そして主イエス様がなさった働きを真似ることであると理解しました。でも、聞きたいことがあります:主が再臨されたと仰いましたが、全能神がキリストあられることはどのようにして確認すればよいのですか?」

 ヂェン姉妹は続けてこう言いました:「あなたの質問はとても重要で、私たちが主をお迎えできるかどうかを決定するものです。全能神の御言葉は私たちに明確な道を示してくださっています。神はこう仰っておられます:「このようなことを考察するのは難しいことではないが、わたしたちそれぞれにこの真理を知ることが要求される。受肉した神は神の本質を有し、受肉した神は神による表現を有する。神は人間の姿になるので、なすべき働きを打ち出し、神は人間の姿になるので、自分が何であるかを表して、人に真理をもたらし、人に命を与え、人に進むべき道を示すことができる。神の本質を含んでいない肉体が受肉した神ではないことは間違いなく、これについて疑う余地はない。受肉した神かどうか調べるためには、その人が表す性質や話す言葉からそれを決めなければならない。つまり、人間の姿になった神かどうか、それが真理の道かどうかは、その人の本質から判断しなければならない。そこで、人間の姿になった神かどうかを決定するとき、鍵となるのは、外見よりもむしろその人の本質(働き、言葉、性質、その他いろいろ)に注意を払うことである。」

 ヂェン姉妹は続けて交流しました、「全能神が主の再臨であられるかどうかを確認するには、全能神の本質から判断する必要があります。これは主イエス様が働きをするために来臨された際に多くの真理を表され、全人類の罪を贖う段階の働きをされた時と同じです。私たち人間は主の福音を受け入れてさえいれば、罪を許していただいて、神の救いを受けることができます。しかも、主の御言葉は人間に対する憐みと愛情で満ちており、主はおもに憐みと愛情からなる性質を見せてもくださりました。主イエス様の働き、そして主が表された御言葉と性質は主が受肉された神であり、キリストであること、および主が真理、道、そしていのちであることを完全に立証しています。最近、全能神は教会を起点にした裁きの段階の働きをするために来臨されました。これは主イエス様がなされた贖いの働きを土台に形成された偉大な働きであり、罪を一掃し、人類の堕落した性質を裁いて清めることを目的とした段階の働きです。私は全能神の御言葉を読んで、全能神が私たち人類の堕落全てを開示され、私たちに罪から抜け出して純粋さを手にする道を示してくださったことを知りました。私はまた、全能神は6000年の経営計画の奥義、人類の終わりと終着点等を明らかにされたことも知りました。さらに、私は全能神の御言葉から神の権威と御力を感じ、誰もそのような御言葉を喋ることはできないと感じました。それと同時に、私は神の性質は慈悲深くて愛情に満ちているだけでなく、義なる威厳に満ちたものであることも知りました。この全てを通じ、私は全能神は主の顕現であられると認識したので、世の終わりの神の働きを受け入れて、神の御座に立ち返りました。姉妹、あなたも全能神の働きを謙虚に求め調査し、細心の注意を払いながら全能神の御言葉を読めば、それが神の御声であることに気が付くでしょう。」

 この全てを聞いて、インシンは心の中が晴れた気分になりました。彼女は真キリストと偽キリストの見極め方を理解し、頭にあった観念を捨て去りました。そして、彼女は世の終わりの神の働きをさらに深く調査したくなったのです。こうして、その後、全能神の御言葉と働きを調査しようと探求した彼女はついに全能神が主イエス様の再臨であられると認識しました。彼女が主の再臨に関する知らせを聞いた時のことを振りえってみると、彼女は自分の観念を固持し、探求し調査することを拒否していたので、結果として今までずっと主の顕現を見ることができなかったのです。しかし、彼女は自分の観念を捨て去った時、意外にも主をお迎えすることができたのです。彼女は神の御救いに対して心から感謝の気持ちを送りました。