真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

ひっぱり君施行

2013-04-27 11:29:12 | トラブル&修理

 10年落ちの格安で入手したわりに綺麗だったプレオ君ですが、買って一ヶ月もたたぬうちに、スーパーの駐車場かどこかで、ドアパンチをもらってしまいました。塗装までは行ってないし、それほど目立つ凹みでもないのですが、どうも気になります。ということで、デントリペアナカノという処が出しているひっぱり君を試してみました。


 タワーバーと呼ばれる支柱の間に二つの足を立てて、真ん中より引っぱり上げるというシンプルな原理の工具。こちらは、約3,000円ほどで売られている基本セット。似たような製品は、武蔵ホルツよりデントマジックの名で約5,000円ほどで売られています。それ以外にも1,000円~2,000円台のものもあります。オークションで2,000円ちょっとで出ていたので、ひっぱり君を選択しました。送料を入れると3,500円ほど、デントマジックはアマゾンで送料無料で4,000円位ですから、ほぼ変わりません。


 こちらは脱脂のための溶剤。シリコンオフで代用できるようで、メーカーもそちらを進めています。これは使わない方がよいかも。


 元は海外(米国)製品のようです。デントマジックなど、他の製品も同様のよう。


 ということでひっぱり君が届くのを待って、晴れた日を選んで施行します。ボンドを使用する関係上、気温も重要なようで暑すぎても寒すぎても駄目みたいです。


 左側のリアドアを後方より。ほとんど目立たないのですが、2箇所ほど凹んで影が見えます。相手のドアの擦過痕も入っていましたが、そちらはコンパウンドで落としました。


 グルーガンというボンドを温めて溶かす工具。


 デントマジックは車載電源を使うようになってますが、こちらは家庭用コンセントより電源を取ります。手間はちょっとかかります。


 プラスチックタブと呼ばれる足に、ボンドを塗ります。


 脱脂をしたボディに貼り付け5分ほど待ちます。ドアに張る前にボンドが固まってしまったり、なかなか接着しなかったり、最初は上手くいきませんでした。


 左右に足を付けたタワーバーを取り付け、ネジを廻すことで真ん中のタブを引っぱります。


 ある程度のところまで来ると鉄の張力に負けてタブがボディより外れます。これを繰り返して凹みを取っていきます。コツが必要なようで、一発目で凸凹ができてあせりました。引っぱりすぎると逆デントと呼ばれる状態になってしまうようで、その際に叩いて調整するノックダウンという工具が付いています。やりすぎないように、少しずつやることが肝要みたい。


 施行風景。


 鉄板表面の様子を見ながら、失敗しつつ何度か繰り返します。


 とりあえず施工後。コンパウンドが、2重に写っています。ここに凹みがあります。


 リアドア前方向より。かなり目立たなくなっているのがわかります。


 後方より。写真には写りませんが、実際には微妙な凸凹が残ってます。板金をしたわけではありませんので、完璧にすることは無理だと思います。費用対効果としては、なかなか優秀な工具だと思います。ただほとんど目立ちませんが、残念なことにボンドを剥がす際に傷が入ってしまいました。施行は慎重に行うことと、コツが必要なようです


 一応は目立たなくなりましたので、半分ほど満足。まだ何度が試せば、より目立たなくできるかも。なお、試される場合はあくまでも自己責任で。

プント君 リフレッシュ・タイミングベルト&クラッチキット交換

2009-05-30 14:35:19 | トラブル&修理

 相当放置してしまいましたが、久々の更新となります。ほったらかしでしたが、プント君を降りてしまったというわけではなく、毎日の足に使っています。買ったばかりの頃は、イタ車も、10年落ちの古外車も初めてということで(ショップ選びも含めて)要領が分からず、結構悪戦苦闘していましたが、かなり慣れてきたためか、この半年ほどは(特に意識せず)全く普通に足車として使えるようになってきました。ただ毎日、(普通に足車として)酷使していますので6万5千キロほどで買った走行距離も、11万5千キロほどになりました(年に換算すると3万キロ弱)。この車の記録簿には、5万キロでタイベル、ウォーターポンプ、テンショナーなど一式交換してあるのですが、さすがにもうそろそろだろうということでタイミングベルトを交換することにしました。なるべく節約したいため、今回はタイベルのみの交換でいこうと思ったのですが、どうも(元々重かった)クラッチの方も駄目になってしまったよう。車検まではもちそうもないので交換するか、買い替えを検討することにしました。次はHGTアバルトを予定しているのですが、(もともとがかなり珍しい類の車ですから)すぐにはリーズナブルな良い物件は見つかりません。数も多く、値段もこなれているプジョー206も検討したのですが、景気も先行き不透明ですしプント君(フィアット車)に未練も残りましたので、中途半端な乗り換えはやめて結局交換する方を選択しました。ついでに古くなっていたエンブレム類も交換して、気分もリフレッシュすることに。中古のべスパ購入を予定していたのですが、これは結局お流れとなりました。


 タイベルは5,000円、クラッチカバー、ディスク、レリーズベアリングは35,000円ほどと、国産品とそれほど変わりません(クラッチキット純正は5万ほどだったと思います)。またエンブレムは、1,000円~程度。部品代金、工賃、クラッチオイルの交換等、全て含めて約85,000円ほどになりました。大衆車ということもありますし、まあリーズナブルだと思います。それにしても、フィアット、アルファ、ランチャのエンブレムが並んで、単なる純正部品なのになんかお洒落。


 中古で買ってから、今まで付いていなかった16Vエンブレムを装着。ここには、アバルトエンブレムでも買って貼ろうかと思っていたのですが、これはこれで地味にまとまってて素敵です。


 旧フィアットロゴエンブレムも交換。元から付いていたものは、地の青が白けてしまい、メッキも剥げてしまっていました。新しいものも、材質のプラスチック自体がなんだか質がよくなさそうで、あまり長くは持たないような気がします。クリアでも吹き付ければ少しは違うでしょうか。この辺は、コストがかかっていないという気がします。(まあ、値段も1,000円ちょっとだけど)。


 6万キロ以上走行したタイミングベルト自体は、ひび割れなどなく、それほど艶も失っておらず新品のようでした。ただこればっかりは、使い方や状態にもよると思いますので、このくらいの距離で交換しておいてほうが無難でしょうか。クラッチの方は、ネット上でもお約束のようになっている、クラッチカバーの爪が2本ほど折れた状態。これも使い方によると思いますが、国産車よりは消耗が早いのかな?交換したクラッチは、軽自動車なみの軽さとなり、クラッチペダルもスカスカした踏み心地に。とりあえず感想としては、やはり国産よりも部品の耐久性は劣るかなということと、交換をしていれば古外車(古イタ車)といえども、別に恐れるほどでもないのかなといった感じです。私は、日常の足として毎日使ってますので消耗部品の交換もしょっちゅうやってますが、週末に遊びに使うような使い方であれば、ぜんぜん問題はないと思います。おまけとして、純正のコンポが死んでいたのですが、車屋のメカの方に中古品を(ただで)つけて貰いました。気分的にもかなりリフレッシュしました。

クーラント強化剤

2008-05-15 20:33:47 | トラブル&修理
 水温の問題は、とりあえず急場しのぎとしてクーラント強化剤(オーバーヒート防止剤)を投入しました。これがよいようですが、ひとまずオートバックス等でも、入手しやすい上記の物を購入。実感としてはっきりわかるほど、水温の変化が緩やかに。プント君の場合には、(ファンの不調のため)根本的な対策にはならないので、同時に部品や修理などの見積もりも依頼しました。ただ水温関係で困っている方は、この手のものを試してみる価値はあるかもしれませんね。それにしても国産車に乗っているときには、クーラントすら変えた記憶がなかったんですけどねえ。

 写真右は、週刊ヤングマガジン誌に連載された車漫画『ガタピシ車でいこう!!』(山本マサユキ作)。高価な外車や、旧車、エキゾチックカーではなく、フィアット500、ミニ、スバル360などの小型大衆車のある生活を描いた作品です。(山本氏はフィアット500乗り)。主人公は作者本人であり、作者が実際に体験した旧車との生活を、(漫画的な脚色を交えつつ)気取らない淡々とした調子で描いています。最近は、漫画はほとんど読まなくなったのですが、(個人的に)今の気分にはぴったりの漫画かなあ。これ安外車好きには、なかなかお勧めの作品だと思います。

水温上昇中・・・

2008-05-14 21:44:43 | トラブル&修理
 ちょっと渋滞などにはまると、みるみる水温計の針が上昇してしまいます。これまたお約束の電動ファンのレジスター関係でしょうか。ファンが回ったり、回らなかったりしているようです。まだ、そんなに暑くはないのですが、気分はもう灼熱の真夏ですねえ・・・う~ん。

リレーの休日

2008-05-05 13:21:49 | トラブル&修理

 とりあえず連休中に原因解明と、部品の注文だけでもと思い車屋へ。リレーが悪い場合には、カチカチという点滅がおかしくなるとの事で、リレーではないかもとの事。フランス車などの場合には、ウインカーレバーそのものの接触不良で交換もありうるので、その可能性もあるとか。そこでははっきりしなかったため、とりあえず戻ってから開けてみました。青いものがリレーでハンドルの下にあります。抜いたり、はめたりを繰り返してみた所、どうもリレー自体ではなく車体との接触に問題がありそう。とりあえずステーを入れて固定しておきました。 これでひとまずは大丈夫そうですが、予備のリレーも持っといたほうがよさそうです。

 こちらはプント君のエンジン。凄くコンパクトで小さなエンジンです。色気も何もありませんので、ここにも蠍のエンブレムを貼りたいところです。パッと見てる分には、シンプルな構造で、それほど修理などに手がかかるようには見えないんですがねえ。