プラッツから1/12サイズの銃器セットのキットとして「1/12 リアリスティック ウエポン シリーズ リアリスティック ハンドガン」が発売されました。
figmaなどの1/12サイズの可動フィギュアと組み合わせてみたかったので早速購入してみました。
パッケージ
可動フィギュアとの組み合わせを謳う商品らしく、パッケージには「女の子+銃」のイラストが描かれています。
箱の底面には「1.」の表記があるので、いずれ「第2弾」が出るのでしょうか?
パッケージ裏面
パッケージ裏面には「figmaに装備可能!!」の文字があります。今回のキットは特にfigmaに持たせることができることを売りの一つにしているようです。
取説
取説には今回モデル化された各銃器の簡単な説明と塗料の指定、パッケージの女の子の解説が。
銃は正式な名称ではなく、それぞれ「DE50」「M1911A1」「USP」「マグナムリボルバー」「M92F」「G18C」のような通称(または軍用名)になっています。
ランナー一覧
一箱に全6種で2丁ずつ計12丁のハンドガンが入っています。
成型色はガンメタ調なので、無塗装でもそれなりに見えます。
ランナーから切り出したところ
組み立ては基本的にはランナーから切り取るだけです。ニッパーとデザインナイフがあれば簡単に作業できます。
「G18C」のみスライドが別部品で、接着する必要があります。バリエーション展開を視野に入れてるのかも?
ディティールはかなり細かく、ちゃんと銃口も開口しており、ハンマーが露出しているタイプのオートマチックの銃はコッキングされた状態で再現されています。
可動フィギュアに付属する銃と大きさ比較
figmaやリボルテックに付属する銃と大きさを比べてみました。
どれもプラッツの銃のほうが小さめです。スケールではプラッツのほうが正しいため、フィギュアに付属する銃は見栄え重視で少し大きめに作られていることがわかります。
ここからは、各銃を実際にfigmaに持たせてネタを。
「M92F」
ほむら:「やっと念願のM92Fを手に入れたわ。これであの淫獣共を穴あきチーズにしてやれるわね……」
まどか:「ほむらちゃん怖いよ」
これまで発売された暁美ほむらの可動フィギュアでは、M92Fではなくデザートイーグルが付属していたので、ようやく安価に入手できるM92F(M9)が発売されたことになります。
「USP」
ほむら:「これはUSP。ユニバーサルセルフローディングピストルの略で、H&K社が開発した軍用ピストルよ。フレームにポリマー素材を採用した他は、H&K社にしては珍しく、ブローニング方式のショートリコイルやDA/SAトリガー、デコッキングなどコンベンショナルな構造を採用しているわ。独自のリコイルリダクションシステムを搭載していて撃ちやすい優秀な銃ね」
まどか:「ほむらちゃんが何言ってるのかわからない……」
「G18C」
ほむら:「いわゆるグロック18Cね。基本になったグロック17は私も劇場版で使っているわ。スライドが別部品でフレームも若干短いみたいだから、いずれバリエーションが出るかもね。でもせっかくのフルオートモデルならロングマガジンが欲しいわね」
まどか:「(マガジンて雑誌のことじゃないんだろうな……)」
「M1911A1」
ほむら:「いわゆるガバメントモデルね。100年以上にわたって使用され続けている傑作中の傑作よ。銃を選ぶ時の選択肢は2つしかないわ。“ガバメントか、ガバメントでないか”よ」
まどか:「またほむらちゃんが渋谷の社長みたいなこと言ってる」
「DE50」
ほむら:「これはデザートイーグル.50AE。自動拳銃としては世界最強と言われているわ。私と言えばこの銃を持っているイメージが強いわね……(でも実はメガネほむら時代にしか使っていないのだけれど)」
まどか:「(よかった……ほむらちゃん3周目の悲劇を忘れてるみたいで)」
「MAGNUM-REVOLVER」
ほむら:「.357マグナムにしてはどう見ても小さすぎるわね。一般的にリボルバーはオートよりも大きく、護身用のスナブノーズですら中型オートと同じくらいの大きさがあるから、むしろこのサイズなら長銃身のマグナムではなく、Jフレームの.38Splスナブノーズとかでも……(以下略」
まどか:「……(今日のほむらちゃん生き生きしてる)」
普段無口でコミュ障のくせに、自分の得意分野の話になった途端饒舌になる。ほむら、オタクの悲しい性(さが)であった……。
ほむら、まどかに撃ち方指南?
まどか:「ほむらちゃん?怖いよ……」
ほむら:「大丈夫よ、まどか。(まどかの匂い……スゥーハァー!!)」
(その時、ほむらの潜在能力が100%開花した!!)
まどか:「………………」
ほむら:「あっ…………」
この前のまどかが他人行儀になった原因はこれだったのね。
今回のキット、マグナムリボルバーがかなり小さいということを除けば、ディティールも細かく銃口も開いていて、全体的によくできていると言えます。
このサイズの銃器モデルのキットといえば、トミーテックのリトルアーモリーシリーズが既にありますが、リトルアーモリーは今のところ軍用ライフル・機関銃などの長物中心のラインナップで、ディティールの細かさやオプション部品の組み換えといった売りはあるものの1丁1000円以上と高額です。
一方、今回のプラッツのキットは、1箱に12丁入っていて1丁あたり実売で100円ちょっと程度と抜群のコストパフォーマンスを誇っています。
パッケージにもあるように、今回のプラッツのキットはfigma(の特に女性キャラ)に持たせることを意識したキットのようです。
一般的に、可動フィギュアの手持ちアイテムは見栄えの点でも少し大きめに作られていることが多く、今回のようにリアルサイズだとキャラによっては少し小さめに見えたりします。
とくにリボルテックはもともと1/12よりも大きく、さらに手首も大きめに作られているキャラが多いので、リアル1/12サイズだと小さすぎて手に合わず、今回のキットだとむしろリボルミニと互換サイズになっています。
基本的に組み立て不要、ガンメタの成型色なので塗装しなくてもそれなりに見えるというのも良い点です。
フィギュアに持たせる小道具は塗装だと常に色移りの心配があるので、これはよい判断だと言えます。
もし第2弾があるなら、またハンドガン中心のラインナップになるのか、それともSMGやライフルなどに展開していくのか、期待したいところです。
関連記事:リトルアーモリー LittleArmory M4A1 & M240Bをfigmaに持たせてみた
figmaなどの1/12サイズの可動フィギュアと組み合わせてみたかったので早速購入してみました。
パッケージ
可動フィギュアとの組み合わせを謳う商品らしく、パッケージには「女の子+銃」のイラストが描かれています。
箱の底面には「1.」の表記があるので、いずれ「第2弾」が出るのでしょうか?
パッケージ裏面
パッケージ裏面には「figmaに装備可能!!」の文字があります。今回のキットは特にfigmaに持たせることができることを売りの一つにしているようです。
取説
取説には今回モデル化された各銃器の簡単な説明と塗料の指定、パッケージの女の子の解説が。
銃は正式な名称ではなく、それぞれ「DE50」「M1911A1」「USP」「マグナムリボルバー」「M92F」「G18C」のような通称(または軍用名)になっています。
ランナー一覧
一箱に全6種で2丁ずつ計12丁のハンドガンが入っています。
成型色はガンメタ調なので、無塗装でもそれなりに見えます。
ランナーから切り出したところ
組み立ては基本的にはランナーから切り取るだけです。ニッパーとデザインナイフがあれば簡単に作業できます。
「G18C」のみスライドが別部品で、接着する必要があります。バリエーション展開を視野に入れてるのかも?
ディティールはかなり細かく、ちゃんと銃口も開口しており、ハンマーが露出しているタイプのオートマチックの銃はコッキングされた状態で再現されています。
可動フィギュアに付属する銃と大きさ比較
figmaやリボルテックに付属する銃と大きさを比べてみました。
どれもプラッツの銃のほうが小さめです。スケールではプラッツのほうが正しいため、フィギュアに付属する銃は見栄え重視で少し大きめに作られていることがわかります。
ここからは、各銃を実際にfigmaに持たせてネタを。
「M92F」
ほむら:「やっと念願のM92Fを手に入れたわ。これであの淫獣共を穴あきチーズにしてやれるわね……」
まどか:「ほむらちゃん怖いよ」
これまで発売された暁美ほむらの可動フィギュアでは、M92Fではなくデザートイーグルが付属していたので、ようやく安価に入手できるM92F(M9)が発売されたことになります。
「USP」
ほむら:「これはUSP。ユニバーサルセルフローディングピストルの略で、H&K社が開発した軍用ピストルよ。フレームにポリマー素材を採用した他は、H&K社にしては珍しく、ブローニング方式のショートリコイルやDA/SAトリガー、デコッキングなどコンベンショナルな構造を採用しているわ。独自のリコイルリダクションシステムを搭載していて撃ちやすい優秀な銃ね」
まどか:「ほむらちゃんが何言ってるのかわからない……」
「G18C」
ほむら:「いわゆるグロック18Cね。基本になったグロック17は私も劇場版で使っているわ。スライドが別部品でフレームも若干短いみたいだから、いずれバリエーションが出るかもね。でもせっかくのフルオートモデルならロングマガジンが欲しいわね」
まどか:「(マガジンて雑誌のことじゃないんだろうな……)」
「M1911A1」
ほむら:「いわゆるガバメントモデルね。100年以上にわたって使用され続けている傑作中の傑作よ。銃を選ぶ時の選択肢は2つしかないわ。“ガバメントか、ガバメントでないか”よ」
まどか:「またほむらちゃんが渋谷の社長みたいなこと言ってる」
「DE50」
ほむら:「これはデザートイーグル.50AE。自動拳銃としては世界最強と言われているわ。私と言えばこの銃を持っているイメージが強いわね……(でも実はメガネほむら時代にしか使っていないのだけれど)」
まどか:「(よかった……ほむらちゃん3周目の悲劇を忘れてるみたいで)」
「MAGNUM-REVOLVER」
ほむら:「.357マグナムにしてはどう見ても小さすぎるわね。一般的にリボルバーはオートよりも大きく、護身用のスナブノーズですら中型オートと同じくらいの大きさがあるから、むしろこのサイズなら長銃身のマグナムではなく、Jフレームの.38Splスナブノーズとかでも……(以下略」
まどか:「……(今日のほむらちゃん生き生きしてる)」
普段無口でコミュ障のくせに、自分の得意分野の話になった途端饒舌になる。ほむら、オタクの悲しい性(さが)であった……。
ほむら、まどかに撃ち方指南?
まどか:「ほむらちゃん?怖いよ……」
ほむら:「大丈夫よ、まどか。(まどかの匂い……スゥーハァー!!)」
(その時、ほむらの潜在能力が100%開花した!!)
まどか:「………………」
ほむら:「あっ…………」
この前のまどかが他人行儀になった原因はこれだったのね。
今回のキット、マグナムリボルバーがかなり小さいということを除けば、ディティールも細かく銃口も開いていて、全体的によくできていると言えます。
このサイズの銃器モデルのキットといえば、トミーテックのリトルアーモリーシリーズが既にありますが、リトルアーモリーは今のところ軍用ライフル・機関銃などの長物中心のラインナップで、ディティールの細かさやオプション部品の組み換えといった売りはあるものの1丁1000円以上と高額です。
一方、今回のプラッツのキットは、1箱に12丁入っていて1丁あたり実売で100円ちょっと程度と抜群のコストパフォーマンスを誇っています。
パッケージにもあるように、今回のプラッツのキットはfigma(の特に女性キャラ)に持たせることを意識したキットのようです。
一般的に、可動フィギュアの手持ちアイテムは見栄えの点でも少し大きめに作られていることが多く、今回のようにリアルサイズだとキャラによっては少し小さめに見えたりします。
とくにリボルテックはもともと1/12よりも大きく、さらに手首も大きめに作られているキャラが多いので、リアル1/12サイズだと小さすぎて手に合わず、今回のキットだとむしろリボルミニと互換サイズになっています。
基本的に組み立て不要、ガンメタの成型色なので塗装しなくてもそれなりに見えるというのも良い点です。
フィギュアに持たせる小道具は塗装だと常に色移りの心配があるので、これはよい判断だと言えます。
もし第2弾があるなら、またハンドガン中心のラインナップになるのか、それともSMGやライフルなどに展開していくのか、期待したいところです。
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