どうやらマスコミの関心事は、「直ちに健康に影響ある」ユッケにすっかり持って行かれてしまったようだ。
私に言わせれば、単価300円以下の店で肉の生食など、シリンダーに1発どころか2~3発入れてやるロシアンルーレットか、いっそオートマチックでロシアンルーレット(つまり引き金引いたら必ず死亡)みたいなものだと思うのだが、しかも知らないうちにそんな店が流行っていて関東にも出店していると知ってさらに驚いた。
激安外食産業というのは、従業員も客も経営者も誰も幸せになれないシステムだと私は常々思っているが、現に存在しているのなら、それを望む人が多いということなのだろう。
「直ちに健康に影響ある」ものが大きな注目を浴びるのは当然なのかもしれないが、しかし、「直ちに健康に影響ない」が、のちのち何が起こるか確たることが誰にも分からない福島第一原発からの放射性物質の空中への放出はいまだ続いているようで、2011年4月29日~5月4日にかけても、地域によっては雨に混じっての放射性物質の降下があったようだ。
雨中の放射線量については、全国の放射能濃度一覧の、全国の雨の放射能濃度のページで確認できる。このページでは、他に水道水中の放射性物質なども確認できる。
少なくとも首都圏の降雨に影響するほどの放射性物質の空中への漏えいは止まっているという認識だったので、もしかしたらベントでも行われたのかもしれないが、相変わらず漏出は続いているのだろう。
いずれにせよ、線量計(ガイガーカウンター)でも持たない限りは、雨の降り始めからリアルタイムで放射線量をチェックすることは不可能なので、降り始めの雨にはできるだけ直接濡れないようにすることを心がけたほうがよさそうだ。
また、時間とともに空間放射線量は下がると言われるが、現状から急激に減少することはもうないはずだ。現在、降着している放射性物質の中心になっているのは、半減期の短いヨウ素よりもセシウムになっており、事実、各地域での放射線量の減少幅はどんどん鈍くなってきている。
これから梅雨に入り豪雨にでもなれば放射性物質が流されるので、まとまって下がるかもしれないが、そうなるとまた水源や農地、海への流入、さらに汚染汚泥の発生など別の問題が出てくる。
現在数値が高い場所では、汚染土壌の入れ替えでもしない限りは、現状の高い数値が長期にわたって(セシウムの半減期は30年)続くということである。
よって、年間放射線量については、現在の値で計算してもそれほど間違った値にはならないはずだ。
また、空中の放射線量を計測するモニタリングポストは、たいてい地上から○○メートルとか地上○階の屋上とか高い場所で計測しているので、地面の放射線量はモニタリングで表示されている値よりもずっとずっと高い。
これは、何か対策でもしない限り、校庭の現在の放射線量が劇的に下がることは無いということだ。地面に触れる機会の多い子供にはとくに注意が必要とされる所以である。
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私に言わせれば、単価300円以下の店で肉の生食など、シリンダーに1発どころか2~3発入れてやるロシアンルーレットか、いっそオートマチックでロシアンルーレット(つまり引き金引いたら必ず死亡)みたいなものだと思うのだが、しかも知らないうちにそんな店が流行っていて関東にも出店していると知ってさらに驚いた。
激安外食産業というのは、従業員も客も経営者も誰も幸せになれないシステムだと私は常々思っているが、現に存在しているのなら、それを望む人が多いということなのだろう。
「直ちに健康に影響ある」ものが大きな注目を浴びるのは当然なのかもしれないが、しかし、「直ちに健康に影響ない」が、のちのち何が起こるか確たることが誰にも分からない福島第一原発からの放射性物質の空中への放出はいまだ続いているようで、2011年4月29日~5月4日にかけても、地域によっては雨に混じっての放射性物質の降下があったようだ。
雨中の放射線量については、全国の放射能濃度一覧の、全国の雨の放射能濃度のページで確認できる。このページでは、他に水道水中の放射性物質なども確認できる。
少なくとも首都圏の降雨に影響するほどの放射性物質の空中への漏えいは止まっているという認識だったので、もしかしたらベントでも行われたのかもしれないが、相変わらず漏出は続いているのだろう。
いずれにせよ、線量計(ガイガーカウンター)でも持たない限りは、雨の降り始めからリアルタイムで放射線量をチェックすることは不可能なので、降り始めの雨にはできるだけ直接濡れないようにすることを心がけたほうがよさそうだ。
また、時間とともに空間放射線量は下がると言われるが、現状から急激に減少することはもうないはずだ。現在、降着している放射性物質の中心になっているのは、半減期の短いヨウ素よりもセシウムになっており、事実、各地域での放射線量の減少幅はどんどん鈍くなってきている。
これから梅雨に入り豪雨にでもなれば放射性物質が流されるので、まとまって下がるかもしれないが、そうなるとまた水源や農地、海への流入、さらに汚染汚泥の発生など別の問題が出てくる。
現在数値が高い場所では、汚染土壌の入れ替えでもしない限りは、現状の高い数値が長期にわたって(セシウムの半減期は30年)続くということである。
よって、年間放射線量については、現在の値で計算してもそれほど間違った値にはならないはずだ。
また、空中の放射線量を計測するモニタリングポストは、たいてい地上から○○メートルとか地上○階の屋上とか高い場所で計測しているので、地面の放射線量はモニタリングで表示されている値よりもずっとずっと高い。
これは、何か対策でもしない限り、校庭の現在の放射線量が劇的に下がることは無いということだ。地面に触れる機会の多い子供にはとくに注意が必要とされる所以である。
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