掲示板のスレッドやコメント欄に対して「同じようなことを執拗に何度も繰り返し書き込むような人」、つまり荒らしを行うような者に見られる特性として、「最後の書き込みが自分または自分に賛同する意見でない限り、再反論という形で延々と書き込みをし続ける」という習性があります。
だからこそ荒らしに対しては無視・無反応・放置が推奨されているわけですが、荒らしをするような人にはもう一つの特性として、「同じような似たり寄ったりの内容を3回程度連続で書き込むことが多い」という習性もあります。
この「最後の書き込みが自分または自分の同調者でない限り納得せず投稿をやめない」「同じことを連続で何度も書き込む」という習性こそが荒らしを荒らしたらしめているわけですが、これを「荒らしの3ショットバースト現象」と呼んでいます。
連続で投稿する回数がだいたい3回程度なのは、掲示板によってはそれ以上の連続投稿をしていると書き込みが規制されるおそれがあるのと、しつこく連続で書き込んでいると誰の目にも「荒らし」と映るので、「無視」という選択をされる可能性が高くなるからです。
なぜ彼らがこのような行動を取るかというと、「自分の意見がスレッドやコメント欄で多数派であり優勢であると見せかけたい」という心理と、さらに根本的な理由としては、一度の投稿で事足りるように自分の意見を整理してまとめられるほどには彼らは頭が良くないという理由が挙げられます。さらに知能的に残念な人の場合は、連続コピペ（AA含む）で済ませたりと、誰の目にも「アレな人が沸いているな」と分かるようになります。
困った人々ということになりますが、これらの荒らしの特性を利用して、荒らしの行動を操ることは、実はそんなに難しくありません。
ここで、他者の反応に対する荒らしの行動選択をチャートで考えてみます。
最後の投稿が
（1）荒らし自身である場合 →投稿をやめる
（2）荒らしと同意見である場合 →？
（3）荒らしへの反論である場合 →再反論（3回程度）を企てる
つまり、荒らしに対して相手せず無視した場合が（1）であり、荒らしは投稿をやめることになります。
一方、（3）のように、荒らしに対して反論すると、荒らしは高確率で3連射程度の再投稿をしてきますので、通常の3倍程度のスピードでスレやコメント欄が荒れていくことになります。
よって、「荒らしは相手せず放置が推奨」は、合理的な選択だと言えます。
なお、（2）のように、荒らしに同調する者が現れた場合、荒らしが「自分の味方が現れた」と思って荒らし行為をエスカレートさせる場合と、「同調者が居るなら自分が書き込む必要はなくなった」と考えてあっさり去るパターンとが考えられます。狡猾な者ならば「自分の手を汚さない」ことを最優先に行動するのでフェードアウトする可能性がありますが、経験的に言って、単純に優勢な多数派の尻馬に乗ろうとする者のほうが多いため、短期的には荒らしがエスカレートする場合が多く、また別の荒らしを呼びこむおそれも高いため、荒らしに同調するフリをするのは良い策とは言えません。
いかなる形であれ、「荒らしの相手をしてはいけない」とされる理由がこれです。
しかしながら、あえて「わざと反論する」ことによって、荒らしはほぼ確実に3点バーストで反論してくれますので、上記の
（3）荒らしへの反論 →荒らしが再反論（3SHOT程度）
の「荒らしへの反論」の部分を自動化することにより、
わざと反論する（自動） →荒らしが再反論（3SHOT程度） →わざと反論する（自動） →荒らしが再反論（3SHOT程度） →わざと反論する（自動） →荒らしが再反論（3SHOT程度） →わざと反論する（自動） ……という無限ループを成立させることが出来ます。
このように、「わざと反論する」の部分を適当に自動化して、荒らしに「なんだか反論ぽいのが来た」と思わせることができれば、荒らしは延々と手動で再反論をし続ける破目になり、まさにハメ成立で荒らしの睡眠時間を奪い取ることができます。いくら昼夜逆転しているような者が多いとはいえ、このゲームを一晩完徹できる者はいないでしょう。
「戦場」が自領土ではない場合の実験として、暇つぶし程度にはなるかもしれません。
泡沫サイトを運営している限りは、コメントスパム等を除けば実際に荒らしに遭う確率は高くはないと言えますが、経験的に言って、訪問者がだいたい1000UU/dayを超えたあたりから「残念な人」が出現し始めます。一方、それ以下の訪問者数しか無いにもかかわらず、ネットで変な人に絡まれることが多いという人は、運が悪いか、扱っている内容に問題があると言えます。
関連記事：匿名掲示板においてNG指定するべき相手を素早く決めるコツ
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だからこそ荒らしに対しては無視・無反応・放置が推奨されているわけですが、荒らしをするような人にはもう一つの特性として、「同じような似たり寄ったりの内容を3回程度連続で書き込むことが多い」という習性もあります。
この「最後の書き込みが自分または自分の同調者でない限り納得せず投稿をやめない」「同じことを連続で何度も書き込む」という習性こそが荒らしを荒らしたらしめているわけですが、これを「荒らしの3ショットバースト現象」と呼んでいます。
連続で投稿する回数がだいたい3回程度なのは、掲示板によってはそれ以上の連続投稿をしていると書き込みが規制されるおそれがあるのと、しつこく連続で書き込んでいると誰の目にも「荒らし」と映るので、「無視」という選択をされる可能性が高くなるからです。
なぜ彼らがこのような行動を取るかというと、「自分の意見がスレッドやコメント欄で多数派であり優勢であると見せかけたい」という心理と、さらに根本的な理由としては、一度の投稿で事足りるように自分の意見を整理してまとめられるほどには彼らは頭が良くないという理由が挙げられます。さらに知能的に残念な人の場合は、連続コピペ（AA含む）で済ませたりと、誰の目にも「アレな人が沸いているな」と分かるようになります。
困った人々ということになりますが、これらの荒らしの特性を利用して、荒らしの行動を操ることは、実はそんなに難しくありません。
ここで、他者の反応に対する荒らしの行動選択をチャートで考えてみます。
最後の投稿が
（1）荒らし自身である場合 →投稿をやめる
（2）荒らしと同意見である場合 →？
（3）荒らしへの反論である場合 →再反論（3回程度）を企てる
つまり、荒らしに対して相手せず無視した場合が（1）であり、荒らしは投稿をやめることになります。
一方、（3）のように、荒らしに対して反論すると、荒らしは高確率で3連射程度の再投稿をしてきますので、通常の3倍程度のスピードでスレやコメント欄が荒れていくことになります。
よって、「荒らしは相手せず放置が推奨」は、合理的な選択だと言えます。
なお、（2）のように、荒らしに同調する者が現れた場合、荒らしが「自分の味方が現れた」と思って荒らし行為をエスカレートさせる場合と、「同調者が居るなら自分が書き込む必要はなくなった」と考えてあっさり去るパターンとが考えられます。狡猾な者ならば「自分の手を汚さない」ことを最優先に行動するのでフェードアウトする可能性がありますが、経験的に言って、単純に優勢な多数派の尻馬に乗ろうとする者のほうが多いため、短期的には荒らしがエスカレートする場合が多く、また別の荒らしを呼びこむおそれも高いため、荒らしに同調するフリをするのは良い策とは言えません。
いかなる形であれ、「荒らしの相手をしてはいけない」とされる理由がこれです。
しかしながら、あえて「わざと反論する」ことによって、荒らしはほぼ確実に3点バーストで反論してくれますので、上記の
（3）荒らしへの反論 →荒らしが再反論（3SHOT程度）
の「荒らしへの反論」の部分を自動化することにより、
わざと反論する（自動） →荒らしが再反論（3SHOT程度） →わざと反論する（自動） →荒らしが再反論（3SHOT程度） →わざと反論する（自動） →荒らしが再反論（3SHOT程度） →わざと反論する（自動） ……という無限ループを成立させることが出来ます。
このように、「わざと反論する」の部分を適当に自動化して、荒らしに「なんだか反論ぽいのが来た」と思わせることができれば、荒らしは延々と手動で再反論をし続ける破目になり、まさにハメ成立で荒らしの睡眠時間を奪い取ることができます。いくら昼夜逆転しているような者が多いとはいえ、このゲームを一晩完徹できる者はいないでしょう。
「戦場」が自領土ではない場合の実験として、暇つぶし程度にはなるかもしれません。
泡沫サイトを運営している限りは、コメントスパム等を除けば実際に荒らしに遭う確率は高くはないと言えますが、経験的に言って、訪問者がだいたい1000UU/dayを超えたあたりから「残念な人」が出現し始めます。一方、それ以下の訪問者数しか無いにもかかわらず、ネットで変な人に絡まれることが多いという人は、運が悪いか、扱っている内容に問題があると言えます。
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