スポイチ編集長日誌

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ボブ・リー・スワガーがすごいことになってるらしい件

2008年08月01日 | バカネタ
スティーヴン・ハンターという人の小説『極大射程』は映画化されたりもしていて、その主人公である「ボブ・リー・スワガー」が活躍するスワガーシリーズは文庫でも既に何冊か出てるんですが、ななんとその最新作では日本が舞台になってるらしい。

『四十七人目の男[上]』(扶桑社ミステリー)
『四十七人目の男[下]』(扶桑社ミステリー)

海外の冒険小説とかハードボイルド系小説のシリーズものでは、かつて「ジャパンアズナンバーワン(笑)」だの「日本脅威論」だのが熱心に語られていたバブル時代を中心に、「今度の敵役は日本!」みたいなアヤシイ作品が結構出てたりしたんですが、ついにボブ・リーまでもが今さらながらの日本上陸かよ。

で、以下若干ネタバレ上等で注意、なんですが、







もともとボブ・リーというキャラは、すご腕のスナイパー(狙撃手)という設定なんですが、今回はライフルを捨てて、

なぜか日本刀でヤクザと戦うらしいです。

スナイパーがKATANA持って突撃しちゃダメだろ…。


日本人の敵役のラスボスというと、過去の冒険小説とかでは、「右翼の大立者で政財界に対し隠然たる勢力を持っていて…」とかの設定になってるのが定番なんですが、今回のスワガーの敵は一味違うぞ。

なんと今度の敵は、

AV監督。

ヽ(冫、)ノズコーッ

一味どころか味違いすぎだろ。

しかも、

アダ名が「ショーグン

ですと。
これはもはやいじめね。
どうせなら、ニックネーム:「ショーグン様」とかにして、職業もパチ屋の総元締めとかに…おっとっと危ねえ。

あと、なんか他にも、

ニセ新撰組

とかも登場するらしいっす。

ふ…、ふ、フ、ハハハハ。
やべエ。オラすっげえ読みたくなってきたゾ。

オゥワー!ボブ・リーはプレジデントマンだったのか。

サムラーイ!サムラーイ!ブシドー!

なんだかネタ作品かふざけてるみたいですが、作者は本気みたいです。

まあ、映画のデキがアレだったので、「ふははは、これで映画化など目論む奴も出て来るまいて」という原作者の深謀遠慮だったりして。



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四十七人目の男〈上〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-14)
スティーヴン・ハンター
扶桑社


四十七人目の男〈下〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-15)
スティーヴン・ハンター
扶桑社


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