今回は、フィギュアの購入時と開ける際のチェックポイント、さらに飾っておいたときの色移りやホコリ対策などについて簡単に紹介する。
●開封前に外側からチェック
完全にブラインドパッケージになっている場合は省略。
考えられる不良箇所は…外からでも分かる明らかな破損、傷、塗装ハゲ、塗装はみ出し、塗装へのゴミ巻き込み、アイプリントのズレ・ミス等がないか?
開封前に外から見た場合、ブリスターによる反射や光の屈折がゴミやキズに見えることもある。
●可動フィギュアのチェックポイント
腕や脚のパーツの左右間違いをチェック。
部品の組み付け不良や交換用パーツの破損・不足は開けてみないとわからないことも多いが、見える範囲で確認しておく。
箱の外側からでは反射などもあり確認しにくいが、基本的なパーツの不足程度なら開封前に発見できることもある。
●箱の開け方
たいていはシールで封がしてある。シールは手で剥がすとベタベタになりやすいのでカッターナイフ等で切る。
・上から開けるか、下から開けるか
ご自由にどうぞ。下から開けるのは「オタ開け」という(らしい)。
●箱の扱いについて
捨てる、保存する、ブリスターは捨てて箱は折り畳んで保存する等。
●ブリスターの外し方
不用意に開けると細かな部品がふっ飛んで行くことがあるので注意。
最近のものは細かいパーツにはフタが付いたりして工夫されている。また、ブリスター自体も開けやすくなっている。
ブリスターを開けたところ。交換用表情パーツなどが収まっている部分にフタが付いている。
●内容物の確認
さしかえ用パーツ、交換用表情パーツ、交換用手首パーツ、付属する小物類、台座(スタンド)、付属のシール等に不足や重複、破損はないか?
交換用表情パーツの艶消し処理の忘れ、アイプリントのミス等はないか?
最近のものは「内容物一覧」が画像付きで説明書に記載されている。
●関節に挟んであるビニールの外し方
癒着や色移り防止のために関節に挟んであるビニールは、関節を外して取るのではなく(胴体の関節を無理に外そうとすると破損しやすい)、ハサミ等でビニールに切れ込みを入れてから裂いて外す。最近のものは最初からビニールに切れ込みが入っている。親切。
●可動フィギュアを動かす前に…
関節のジョイントの方向をよく確認すること。
関節は可動方向を間違えると簡単に破損する。特に肩関節に注意。
関節が癒着していないか確認。
個人的にはよほど寒い時期以外はお湯ポチャは不要。
●手首やパーツを交換するとき、台座にセットするときは
無理やりねじ込もうとせず、固い場合にはドライヤーなどで温めながら行なう。
温め過ぎには注意。
●色移り対策(自己責任でお願いします)
塗装してある小物類は、環境にもよるが数日触れたままにしておくだけで簡単に色移りする。
楽器類、カバン、ストラップ、銃のストック、刀の柄など手持ちの小物や武器は要注意。
このような体勢で飾っておくと、確実に銃床の色が制服側に色移りする。
本体と接触する部分との間にビニールなどを挟むか、パーツにクリアなどを吹いておく。
色移りしてしまった場合、メラミンスポンジ等で軽く拭き取るか、無い場合はディスプレイ用のクリーナー等でも結構落ちる(強くこすりすぎると塗装まで剥げてしまう。どちらも事前に目立たない場所で試すこと)。
●可塑剤がベタついていたときは
新品の開封直後に既に可塑剤が溶け出してべたついている場合、メーカーに部品交換が可能か問い合わせ。
・経年劣化で可塑剤が染み出してきた場合の簡単な対策はこちらを参照。
●フィギュアのホコリ対策
完全にホコリを避けるにはガラス戸の付いた密閉された棚などに飾るしかない。
ほこりが付いたらエアダスターで飛ばすか、クイックルワイパー等で軽く撫でて拭き取る。可塑剤でベタベタになっているときは先に洗浄・対策すること。
クイックルワイパーの織布を軟質パーツやシリコン樹脂などに長時間接触させておくとドロドロに溶けるので要注意。
●開封前に外側からチェック
完全にブラインドパッケージになっている場合は省略。
考えられる不良箇所は…外からでも分かる明らかな破損、傷、塗装ハゲ、塗装はみ出し、塗装へのゴミ巻き込み、アイプリントのズレ・ミス等がないか?
開封前に外から見た場合、ブリスターによる反射や光の屈折がゴミやキズに見えることもある。
●可動フィギュアのチェックポイント
腕や脚のパーツの左右間違いをチェック。
部品の組み付け不良や交換用パーツの破損・不足は開けてみないとわからないことも多いが、見える範囲で確認しておく。
箱の外側からでは反射などもあり確認しにくいが、基本的なパーツの不足程度なら開封前に発見できることもある。
●箱の開け方
たいていはシールで封がしてある。シールは手で剥がすとベタベタになりやすいのでカッターナイフ等で切る。
・上から開けるか、下から開けるか
ご自由にどうぞ。下から開けるのは「オタ開け」という(らしい)。
●箱の扱いについて
捨てる、保存する、ブリスターは捨てて箱は折り畳んで保存する等。
●ブリスターの外し方
不用意に開けると細かな部品がふっ飛んで行くことがあるので注意。
最近のものは細かいパーツにはフタが付いたりして工夫されている。また、ブリスター自体も開けやすくなっている。
ブリスターを開けたところ。交換用表情パーツなどが収まっている部分にフタが付いている。
●内容物の確認
さしかえ用パーツ、交換用表情パーツ、交換用手首パーツ、付属する小物類、台座(スタンド)、付属のシール等に不足や重複、破損はないか?
交換用表情パーツの艶消し処理の忘れ、アイプリントのミス等はないか?
最近のものは「内容物一覧」が画像付きで説明書に記載されている。
●関節に挟んであるビニールの外し方
癒着や色移り防止のために関節に挟んであるビニールは、関節を外して取るのではなく(胴体の関節を無理に外そうとすると破損しやすい)、ハサミ等でビニールに切れ込みを入れてから裂いて外す。最近のものは最初からビニールに切れ込みが入っている。親切。
●可動フィギュアを動かす前に…
関節のジョイントの方向をよく確認すること。
関節は可動方向を間違えると簡単に破損する。特に肩関節に注意。
関節が癒着していないか確認。
個人的にはよほど寒い時期以外はお湯ポチャは不要。
●手首やパーツを交換するとき、台座にセットするときは
無理やりねじ込もうとせず、固い場合にはドライヤーなどで温めながら行なう。
温め過ぎには注意。
●色移り対策(自己責任でお願いします)
塗装してある小物類は、環境にもよるが数日触れたままにしておくだけで簡単に色移りする。
楽器類、カバン、ストラップ、銃のストック、刀の柄など手持ちの小物や武器は要注意。
このような体勢で飾っておくと、確実に銃床の色が制服側に色移りする。
本体と接触する部分との間にビニールなどを挟むか、パーツにクリアなどを吹いておく。
色移りしてしまった場合、メラミンスポンジ等で軽く拭き取るか、無い場合はディスプレイ用のクリーナー等でも結構落ちる(強くこすりすぎると塗装まで剥げてしまう。どちらも事前に目立たない場所で試すこと)。
●可塑剤がベタついていたときは
新品の開封直後に既に可塑剤が溶け出してべたついている場合、メーカーに部品交換が可能か問い合わせ。
・経年劣化で可塑剤が染み出してきた場合の簡単な対策はこちらを参照。
●フィギュアのホコリ対策
完全にホコリを避けるにはガラス戸の付いた密閉された棚などに飾るしかない。
ほこりが付いたらエアダスターで飛ばすか、クイックルワイパー等で軽く撫でて拭き取る。可塑剤でベタベタになっているときは先に洗浄・対策すること。
クイックルワイパーの織布を軟質パーツやシリコン樹脂などに長時間接触させておくとドロドロに溶けるので要注意。